不気味な過去を持つ病院5選

恐怖絶望、そして悲しみに満ちたエピソードを持つ病院をご紹介します。

1 呪われた島の精神病院

島

イタリアにあるポヴェーリアという小さな島は、ローマ時代より疫病の蔓延や度重なる戦争によって多くの命が犠牲となった場所です。

島にある黒土の約半分は、この地で亡くなり焼却された人たちの遺灰から成っているという噂まであります。

それが原因なのかは分かりませんが、この島にある精神病院では、20世紀初頭より心霊現象が数多く報告されていました。

病院

さらに、この病院で最も不気味なエピソードとなっているのが、ここで勤務するある医師のたどった運命

この医師は患者にロボトミー手術(大脳の前頭葉を他の部分と切り離すことで精神疾患を治療するもので、重大な副作用の恐れがある)などの危険な行為を繰り返していました。

いつしか彼は、自分が手術を施した患者の怨嗟の声を幻聴として聞くようになり、あるとき、鐘楼から身を投げて命を絶ったのです。

病院は1960年代に閉鎖されましたが、その後も怪奇現象の目撃談は絶えなかったと言われています。

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2 たった一つだけの墓

墓

米国マサチューセッツ州に存在したフォックスボロ州立病院は、元々はアルコール中毒患者のための療養施設でしたが、1905年から精神病院として生まれ変わりました。

病院内では患者に対する虐待が当たり前のように行われ、その酷さは目に余るものがあったと言われています。

1976年に病院が閉鎖されたとき、その近くにある墓地には1100人以上の患者の死体が埋葬されていました。

それからかなりの年月が経ち、病院から遠く離れた森の中にたった一つだけの墓があるという噂が広まります。

森

名前が無いために誰のものなのかは判明せず、地元住民の間では、致死性の強い感染症で亡くなった患者の死体を、被害の拡大を恐れた病院が人気のない森に埋めたのではないか、と言われていました。

この話は、典型的な「都市伝説」にすぎないと捉える人が大半だったそうですが、ある歴史研究家がこの「孤立した墓」の正体を探るべく本格的な調査を行ったことろ、本当に存在していることが確認されたのです。

しかし、その死体の具体的な死因が何なのか、何故そんな場所に埋められていたのかは今もなお分かっていません。

3 凶悪犯の脳が消失した謎

脳

1950年代、米国テキサス州のオースティン州立病院では、精神病の研究のため、亡くなった患者の脳みそを瓶の中に保存し、その数は300を超えていました。

しかし、保管場所を確保するのが困難となり、1987年にそれらはテキサス大学に移されます。

その中には、悪名高きチャールズ・ホイットマンの脳も含まれていました。

1966年、彼はテキサス大学で銃を乱射し、16人の命を奪い、30人以上を負傷させたのです。

ライフル

ホイットマンはメモを残しており、その中で彼は、自らの持つ危険な思考の原因を解明するため、自分の脳を調べてほしいと懇願していました。

実際に彼の脳を調べたところ、腫瘍があったことが判明しています。

その後、この男の脳みそは実に奇妙な運命をたどることに。

1990年代半ば、大学の研究者が、保管された脳を確認しようとしたところ、100以上の脳が消えていたのです。

後の調査で、その一部は大学によって廃棄されたと分かったのですが、しかしその中にホイットマンの脳は含まれていませんでした

さらに不可解なことに、大学側は、そもそもホイットマンの脳など最初から保管されていなかったと主張し始めたのです。

これにより、ホイットマンの脳がどうなったのかは完全に闇に包まれてしまいました。

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4 イカレタ手術に執着した医長

手術

米国ニュージャージー州に1848年に設立されたトレントン精神病院は、元々は患者に対するケアの行き届いた優良な病院でした。

しかし、1907年にヘンリー・コットンが医長を務めるようになってから状況が一変します。

彼は、精神疾患の原因は患者の体の特定部位に存すると考え、それを切除することで治療を試みていました。

実際にコットンが切除の対象としていたのは、胆嚢結腸睾丸卵巣など。

場合によっては手足を切断することもあったようです。

足

彼は、この手法により治療を受けた患者の90%に症状の改善が見られたと主張していましたが、その一方で、手術が原因で命を落とした患者の数も相当なものだったとか。

また、施術された患者の多くは自分の意思に反して手術台に乗せられていました。

コットンは1933に亡くなりましたが、彼のとった治療法はその後も他の医師たちによって実践されつづけ、全面的に中止されたのは20世紀後半になってからです。

5 シナノン・コーポレーション

ドラッグ

シナノン・コーポレーションとは、薬物中毒患者に対して更生プログラムを施すべく1958年に結成された組織で、カリフォルニア州サンタモニカに療養施設を構えていました。

その更生プログラムは「ゲーム」と呼ばれ、患者に向かって何時間も怒声を浴びせつづけるという、洗脳に近い方法だったのです。

このプログラムによって更生を果たした患者はわずか10~15%で、また、「ゲーム」を体験した患者のほとんどが重度の精神的ダメージを受けていることが後の調査で明らかになりました。

少女

1972年、薬物の取引に関与して有罪となったローズ・コールという15歳の少女がシナノンの施設に入れられます。

その中で、まるでカルト教団のような様相を呈したスタッフによって行われる「ゲーム」を受けつづけるうちに、彼女は生命の危険すら感じて家族に助けを求める手紙を出しました。

しかし、1973年になると手紙はピタリと途絶えてしまい、その後、彼女の家族がローズに会うことは無かったそうです…。

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