教会で起きた怪事件5選

住民を恐怖させる事件が、神聖な場所で発生してしまった事例をご紹介します。

教会というものにどういったイメージを抱いているかは、人によって微妙に異なるでしょう。

一般的には礼拝結婚式が連想されるものですが、懺悔を思い浮かべる人もいるかもしれません。

何れにせよ、一つだけ明らかなのは、教会で人が死ぬ、というのは本来ゼッタイにあってはならないということです…。

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1 石工の亡霊

教会

米国ワイオミング州シャイアンにある聖マーク監督教会は、1868年に建てられた歴史的建造物です。

1886年、この教会に新たに二つの尖塔を増築する計画が立てられます。

そのために二人の石工が雇われ、工事が始まりました。

しかし、塔が完成する前に、彼らは突然行方不明に。

それを境に、教会で幽霊を目撃したという人が増え始めます。

幽霊

工事を続行するために別の石工を雇っても、幽霊の噂に恐れをなして作業を途中放棄する始末。

二つの塔は一向に完成しませんでした。

それから数十年後、この教会の牧師であったユージーン・トッドがデンバーの福祉施設を訪れた際、そこで暮らしている余命幾ばくもない老人から、衝撃的な告白を受けました。

老人

聖マーク監督教会の工事を請け負い、その直後に突然失踪した二人の石工の片方は自分である、と。

彼の話によれば、事の真相はこうです。

塔の建設作業中に彼の相方が誤って転落死したのですが、自分の責任を追及されるのではないかと不安になった彼は、塔の壁に死体をセメントで塗り込めて、そのまま逃走していました。

石工の死体が発見されることはありませんでしたが、多くの人はその老人の話を信じたそうです。

この話が真実だとすれば、この教会で目撃されていた幽霊の正体は…。

2 恐るべき悪魔崇拝者

骸骨

米国ルイジアナ州のハモンドという小さな町にあるホサナ教会で牧師をしていたルイス・ラモニカは、地元の住民から慕われ、尊敬される人物でした。

彼は、約20年におよぶ活動により、その教会を誰からも愛される場にしたのです。

ところが、彼の息子であるルイス・ラモニカ・ジュニアがその地位を引き継いだときから、この教会は次第に狂った方向へと向かって行きます。

彼は、教会を「悪魔崇拝の儀式」を執り行う場所に変えてしまいました。

複数のメンバーとともに、そこで恐ろしい行為を繰り返していたのです。

ローソク

例えば、悪魔崇拝に必須のものと言えば生贄ですが、彼らは動物を殺して儀式に利用していました。

さらに驚くべきは、人間の子供をも生贄にしていたこと。

警察の調べによれば、25人の子供たちの命が犠牲になった可能性があると見られています。

意外なことに、これらの悪事が明るみに出た理由は、自首なのです。

ラモニカ・ジュニアは、2005年に自ら警察を訪れ、悪魔的な所業の全てを告白。

このことがニュースで報じられたとき、教会を信頼していた住民の間には衝撃が走ったそうです。

3 監視カメラに映った謎の男

ハンマー

2016年4月18日早朝、米国テキサス州のクリークサイド教会で、女性の死体が発見されました。

殺されたのは、フィットネス・インストラクターのミッシー・ビーヴァーズ(45)。

彼女の死体には、頭部に鈍器で殴られた跡がありました。

この日、彼女は生徒たちにレッスンを施す予定でしたが、それが始まる直前に殺されていたのです。

教会内に設置された監視カメラには、犯人と思われる人物がハンマーを片手に廊下を歩いている様子が映っていました。

〈犯行直前の犯人の様子〉

しかし、警察のSWATのような装備で全身が覆われていたため、その犯人の顔や性別は判明しませんでした(一応、男性の可能性が高いと見られています)。

仮に、犯人が窃盗の目的で教会に侵入したのだとすると、偶然出くわしたビーヴァーズを口封じのために殺した可能性があります。

ただ、教会内から盗まれた物は特に無く、この仮説にはやや疑問が残ります。

最初からビーヴァーズを狙っていたのだとすると、彼女と繋がりがあり、勤務状況についても詳しく知っている人物ということになりそうですが、容疑者は特定されず。

事件発生から1年以上経った今も、有力な手掛かりは得られておらず、真相解明には至っていません。

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4 メガネを落としていった奇妙な訪問者

聖書

1985年3月11日、米国ジョージア州ウェイバリーにあるライジング・ドーター・バプテスト教会で、聖書の勉強会が行われている最中に見知らぬ人物がやって来ました。

助祭を務めていたハロルド・スウェインが玄関で応対していると、謎の訪問者はいきなり銃を取り出して数回発砲

撃たれたハロルドはその場で死亡しました。

銃声に驚いて彼の妻が駆けつけると、男は彼女も容赦なく射殺します。

そして犯人はそのまま逃走。

現場に残された唯一の物的証拠は、男がかけていたと思われるメガネのみです。

メガネ

事件から15年経った2000年、デニス・ペリーという容疑者が逮捕され、裁判の結果、彼は終身刑を下されました。

しかし、ペリーによれば、事件が発生した時刻に彼はアトランタで仕事をしていたとのこと。

これが真実なら、どう考えても彼に犯行は不可能です。

また、目撃者の情報を総合すると、真犯人はドニー・バレンタインという男の可能性があり、しかもこの男は、あるパーティでスウェイン殺害を告白していたとか。

こうなってくると、事件の謎を解く決め手となるのは、現場で見つかったメガネしかありません。

ところが、この貴重な証拠を警察は紛失していました。

ペリーは視力が良く、メガネをかけていなかったことを考えれば、この証拠は彼の無実を証明したかもしれません。

スウェイン夫妻を殺害したのは、ペリーか、それともバレンタインか、或いは彼ら以外の人物か。

真相は闇に包まれたまま、ペリーは現在も服役中です。

5 懺悔の直前に息絶えた男

懺悔室

1982年12月4日、米国アイダホ州ボイシにある聖心カトリック教会を、真っ黒に日焼けした、40代前半と見られる男性が訪れました。

彼は懺悔室に入ろうと順番を待っていたのですが、その後、この男性は何故か床に倒れて死んでいる状態で発見されます。

警察の捜査の結果、彼はシアン化物の錠剤を飲んでいたことが判明。

身分証明書は所持しておらず、死体から発見されたのは1900ドル1枚のメモのみ。

メモ

メモには、彼自身を埋葬するための代金としてその金を使って欲しい、と書かれてあり、その下には署名が。

ただ、署名された名前は、司祭が着る法衣などを製造するメーカの名前であり、彼の本名でないことは明らかでした。

懺悔をしようとしながら、その目的を果たす前に死んだこの男は一体何者なのか。

これに関しては、一つの仮説があります。

モーテル

1981年12月21日、テキサス州オデッサのモーテルで、パトリック・ライアンという神父が殺されました。

さらに、その翌年の11月、今度はアリゾナ州ユマのモーテルで、ベンジャミン・キャリア神父が殺されます。

二人の死体はどちらも裸の状態で後ろ手に縛られていました

ロープ

同一犯による事件の可能性が高いですが、真犯人は不明。

これらの事件と、教会で死亡した謎の男とを直接結びつける証拠はありません。

ただ、その男が身に付けていたベルトのバックルは、アリゾナの土産物屋でしか手に入らないものでした。

つまり、アイダホ州にやって来る前に、彼は一時期アリゾナ州にいたと考えられます。

そして、二人の神父を殺した真犯人がその男だとすると、彼は贖罪のために、予め毒薬を飲んだ上で教会の懺悔室を訪れていたのかも知れません…。

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