ビデオゲームが招いた(かもしれない)事件4選

ビデオゲームがきっかけとなって起きた(可能性のある)事件をご紹介します。

残酷な殺人事件などが発生した際、容疑者の自宅から暴力性の強いゲームが発見されると、マスメディアはここぞとばかりに犯行の原因とゲームを結びつけたがります。

しかし、いかに残虐なゲームであろうと、ゲーム自体が人に「殺意」を催させることはまずあり得ないでしょう。

ただ、ゲームが犯罪の「きっかけ」になる可能性はあるのかもしれません。

もちろん、きっかけになったからという理由だけでそのゲームの責任には出来ないと思いますが…。

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1 『HALO 3』禁止令

HALO

16歳のダニエル・パトリックは無類の『HALO』好きでした。

宇宙を舞台に敵と撃ち合うこのゲームの3作目が発売されたとき、彼は親から購入を禁止されていたにも関わらず、ゲームを買ってしまいます。

ところがそのことが発覚し、彼の両親は『HALO 3』を金庫に保管してしまいました。

それでも諦められないダニエルは家中を探しまくってを見つけ、金庫を開けます。

そこには『HALO 3』と…拳銃が。

この時、また両親にゲームを取り上げられると思った彼の頭の中に「最悪のシナリオ」が生まれました。

二発の銃声が鳴り響き、ダニエルは車で逃走を試みます。

助手席には『HALO 3』が置かれていました。

後にダニエルは逮捕され、裁判にかけられましたが、犯行時の年齢では死刑を宣告できなかったため、終身刑が言い渡されています。

2 超過激ゲーム『マンハント』

ビル

『マンハント』というのは死刑囚を主人公にした、2003年発売の極めて暴力性の強いゲームです。

発売直後から残虐すぎる内容のために物議を醸し、ニュージーランドなど複数の国で発売禁止となりました。

2004年2月27日、イギリス出身のウォーレン・ルブラン(当時17歳)は、知り合いだった14歳の少年を呼び出し、暴行を加えて死に至らしめます。

その殺害手段は常軌を逸しており、具体的内容が裁判で説明されているとき、被害者の母親は耐え切れずに傍聴席を立ち、法廷から出て行ったほどです。

そして、この事件に関して大きな関心が寄せられたのが、ルブランが『マンハント』に夢中だったという事実。

このため、ゲームにも責任があるか否かを巡って様々な議論がありました。

しかし、裁判官はその点には敢えて触れず、ルブランに終身刑を宣告する前にこのように告げたのです。

一つ明らかなのは、君のことを友人だと思っていた相手に対し、長時間にわたって残忍な暴行を加えて殺害した責任は、君だけにしかないということだ。

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3 オンラインゲームからの脱却

パソコン

2007年10月、ショーン・ウーリー(21)という男性が自室のパソコンの前で自殺しました。

母親が発見したとき、パソコンのモニターにはオンラインRPG『エバークエスト』の画面が表示されていたのです。

自殺の原因について彼の母親は、息子が『エバークエスト』から抜け出すことができず、彼にとってバーチャルな世界が生活そのものになっていたため、ゲームを終わらせる最終手段として自殺を図ったのだと考えているようです。

この件についてゲームの開発会社は、ショーンの死とゲームは無関係だとするコメントを出しました。

その後、ショーンの母親は、オンラインゲーム中毒に苦しむ人たちを手助けするべく、「オンライン・ゲーマーズ・アノニマス」という非営利組織を作っています。

4 『グラセフ』にハマった8歳児

道路

最後にご紹介するのは、ゲームの責任というよりは、このゲームを子供にやらせていた大人の責任ではないかと思われる事件です。

2013年、米国ルイジアナ州に住む8歳の男の子87歳の祖母を射殺するという衝撃的な事件が起きました。

最初は不幸な「誤射」ではないかと思われましたが、警察の捜査によりその男の子が「故意」に撃っていたことが分かったのです。

さらに、事件のほんの数分前まで彼は『グランド・セフト・オートIV』で遊んでいたことも判明。

この事実と犯行との関連性は定かではありませんが、当時このことは各種メディアで大きく取り上げられました。

男の子と祖母は毎日同じベッドで寝るほど仲が良かったので、仮にゲームが無関係だとすると犯行の動機は全くもって謎ということになります。

ルイジアナ州の法律では10歳未満には刑事責任能力が認められないので、彼はその後両親と普通の生活を送っています。

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