自分の死を偽装した奇妙な人々5選

誰に頼まれたわけでもないのに、自分で自分を死んだことにした変わった人たちをご紹介します。

1 自分を殺した犯人になりすました男

ナイフ

2008年11月19日、米国テネシー州ナッシュビルに住むウィリアム・グローテという弁護士が行方不明になりました。

彼の妻から通報を受けて警察が捜査を開始したところ、公園でウィリアムの車が発見され、中にはスーパーの買い物袋が放置されていたのです。

さらに、近くの川沿いで彼のジャケット財布も見つかりました。

11月24日には警察に男から匿名の電話があり、ウィリアム・グローテを殺したのは自分だと語ったとか。

犯人自らがわざわざ警察に電話してくるあたりがちょっと不自然ですが、それにしても一体ウィリアムに何があったのか

何者かに誘拐されたのか…。

男

実は、何もありませんでした

彼は誘拐されたわけでも何でもなく、自分が死んだと周りに信じ込ませて、モンタナ州のミズーラに移住していたのです。

匿名の電話の主はもちろんウィリアム本人

彼がそこまでしてなぜ自分を死人にしたかったのかに関しては、生命保険が目当てだったという見方もありますが、詳細は不明です。

いずれにせよ、ウィリアムは彼自身を捜索するのにかかった費用として、後に13000ドルを請求されるハメになりました。

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2 電話料金を払うのが嫌で死んだ男

電話

シカゴ在住のコリー・テイラーは、毎月の携帯電話料金を支払うのにウンザリしていました。

だったらもっと安い電話会社と契約すれば良いだけという気がしますが、彼の考え方は普通とは違っていたのです。

電話料金を払わずに済ませたいなら自分が死ねばいいじゃないか、という(おバカな)結論に到達してしまいました。

2007年、彼は死亡診断書を偽造し、それを電話会社に郵送することで175ドルの料金を免れようとしたのです。

しかし、こんな単純な方法が成功するはずもなく、すぐにウソだと見破られました。

ただ、テイラーによれば、電話会社のお粗末なサービスに嫌気が差しているというメッセージは確実に伝わったはずとのことです。

3 自分の葬式が気になって死んだ男

墓地

1748年にマサチューセッツで生まれたティモシー・デクスターは、正式な教育を受けておらず、それでいて自分のことを何故か「ティモシー卿」と称するやや変わった人物でした。

彼は本を何冊か執筆していますが、その処女作はコンマやピリオドといった句読点が全く使われておらず、スペルも滅茶苦茶なためにほとんど「暗号」のようだったとか。

しかし、珍奇な本ゆえに逆に注目を集め、第8刷が発行されるほどの人気となりました。

そんなティモシー卿はあるとき、自分が死んだら葬式の参列者は自分について何を語るのかを知りたくなったのです。

知りたくなったら即行動。

彼はさっそく自分の死を偽装して葬儀を行います。

集まったのは何と3千人の人々。

彼らに対してティモシー卿は、葬儀の最中に頃合いを見て登場するという特大のサプライズを計画していました。

ところが、自分の妻に目をやると、一滴の涙も流していない事実にショックを受け、サプライズどころではなくなってしまったのです。

言い伝えによると、怒りが収まらないティモシー卿は、葬儀の後に妻を杖で殴っていたとか…。

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4 転職のために死んだ男

仕事

1997年12月某日、スコットランドで弁護士として働いていたアラステア・リドル(43)が、出勤した後に行方が知れなくなります。

その日、彼は仕事終わりで妻と落ち合う約束をしており、職場から妻に電話を入れていました

彼はその電話の直後、忽然と姿を消したのです。

弁護士という職業柄、命を狙われることが無いとは言い切れないため、リドルは殺害されたのではないかとの見方が強まりました。

しかし、彼は何の被害にも遭ってはいなかったのです。

リドルは妻に電話をかけた後、携帯電話をゴミ箱に捨て、まとまったお金を口座から引き出してイングランド南西部のコーンウォールへ直行。

その新たな地で、彼は自分のことを「ロブ・フォックス」と名乗り、農園で働いていました。

リドルは弁護士を辞めて、花に囲まれて仕事をするために自分を死んだことにしていたのです。

花

ロブ・フォックスとしての生活を始めてから1年後、ある殺人事件について彼は警察から事情聴取を受けます。

彼はその事件とは無関係でしたが、警察に本名を告げたことで正体がバレました

しかも、弁護士時代に横領を働いていたことも発覚し、裁判の後、12ヶ月間を牢屋で過ごすことに。

出所後、リドルはまたコーンウォールの農園に戻って仕事を再開しました。

それにしても、彼はなぜ普通に転職しなかったのか…

それは、リドル自身にしか分かりません。

5 知らない方が幸せだった男

一人

先のティモシー卿のように、自分の葬儀がどんな感じになるのかを気にする人は決して珍しくないかもしれません。

ボスニア在住のアミール・ヴィーバビッチもまた、自分の葬儀に何が起きるのかを確かめたくなった一人でした。

2007年3月某日、彼は死亡診断書を偽造し、業者に袖の下を握らせて自分の棺桶を地中に埋めてもらい、周りの人たちには完全にアミールは死んだと思わせました。

そして葬式当日

一体何人の人が参列し、その内どれくらいの人が涙を流すのか…。

ドキドキしながら葬儀の様子を見守っていると、アミールにとってあまりに残酷な結果が待っていました。

参列者の数はたったの一人

彼の母親だけです。

友人も知人も、誰一人として来ていませんでした。

もちろん、彼らはアミールの死がウソであると見破っていたわけではありません。

アミールは、早い話、周りから完全に嫌われていたというわけです。

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