常人には理解不能な未解決事件4選

犯行現場の状況や物的証拠が謎に満ちていて、何が何やらサッパリな未解決事件をご紹介します。

1 海辺で発見された謎多き死体

ビーチ

2014年2月25日、イングランドのペランポース・ビーチで、ずぶ濡れになった男性の死体が発見されました。

衣服は身につけておらず、両足に靴下片足に靴を履いているのみ。

死体を一目見て明らかに奇妙だったのは、口から布のようなものが飛び出ていたこと。

調べてみると、それはイヤホンのコードを巻きつけた靴下でした。

その他に現場から発見された証拠は、ジャケット財布幼児が写った写真の3点。

後の調べにより、男性はウェイドブリッジに住むアラン・ジール(64)で、写真の子供は彼が2才のときのものだと判明しました。

彼は極めて孤独な生活を続けていたようです。

孤独

死亡する少し前に、トレーニング用のウェイト・ベストと、足首に付ける重りを購入していたことが分かり、このことから溺死による自殺を図ったことが考えられました。

しかし、彼の胸と頭部には説明のつかない傷があり、誰かに襲われた可能性も捨てきれません。

亡くなる前日、彼はウェイドブリッジからトゥルーロに移動し、そこのバス停で誰かと会話をしている姿が監視カメラに映っていました。

バス停

アランが誰と話していたのかは特定できていません。

不思議なことに、その時彼が着ていたジャケットは、ビーチで発見されたものとは全くの別物だったのです。

となると、ビーチにあったジャケットは誰の物なのか…。

彼の衣類や所持品は、死体発見現場にあったもの以外は一切見つかっておらず、銀行口座やクレジットカードの情報も不明です。

死ぬ前日の午後10時半ごろにペランポースに到着したことはほぼ確実なのですが、そこで彼に一体何があったのか、自殺なのか他殺なのか、すべては謎のままです。

【スポンサーリンク】

2 闇に消えた警備員

工場

デイル・カーステッター(50)という男性は、米国ペンシルベニア州ブラッドフォードにあるガラス製品工場で、警備員として働いていました。

1987年9月12日、彼は工場内の廃棄物置き場で夜勤シフトを担当していたのですが、翌朝、同僚が交代にやってくると、デイルは忽然と消えていたのです。

彼が通勤に使っていた車は駐車場に停めたままで、その中には所持品も残されていました。

警察の捜査で、工場から全部で25万ドル相当のプラチナ製パイプが盗まれていることが分かり、監視カメラの映像がチェックされます。

そこには何とも不気味な映像が残っていました。

夜中に工場に侵入する覆面の男

その男を先導しつつ、監視カメラを凝視するデイル。

目

警備員であるデイルが監視カメラの位置を正確に把握しているのは当然ですが、しかし何故カメラをじっと見据えていたのか

彼は犯人に脅されてパイプの在り処まで案内していたのか、それとも彼自身も仲間なのか。

監視カメラの映像には、覆面の男が大きめのバッグで何かを運んでいるところも映っていますが、その中に入っていたのはパイプなのか、それとも…。

事件発生から30年経った今も、突然消えた警備員の行方は分かっていません。

3 事件が難解すぎて「自殺」で処理されかけた弁護士

川

2003年12月3日、米国メリーランド州ボルティモアの法律事務所に勤務していたジョナサン・ルナ(38)は、午後11時38分に仕事を終え、車で事務所を出ました。

ところが、彼の自宅は同じボルティモア市内にあるにも関わらず、翌朝、ペンシルベニア州の川で死体となって発見されます。

体には36回ナイフで刺された痕跡が。

ただし、直接の死因は溺死です。

その後の捜査で、事務所を出てからのジョナサンの行動に不可解な点があることが判明しました。

彼は真っ直ぐ自宅には向かわず、まずデラウェア郡に入りATMから200ドルを引き出し、その後なぜかペンシルベニア州に向かっていたのです。

道

彼は普段から眼鏡を掛けていましたが、この日はデスクに眼鏡を置き忘れ、裸眼で運転していたようです。

途中で料金所を通過しており、そのときに使用したチケットには血痕がありました。

つまり、この時点で既に誰かに襲われていて、それでもなお、彼はペンシルベニア州へと車を走らせたことになります。

妙なことに、ATMから引き出した200ドルは全く盗まれておらず、それどころか死体の周りにそれらの紙幣が撒き散らされていました。

一人の弁護士が、眼鏡をかけ忘れるほど急いで事務所を飛び出して、途中で何者かに襲撃されつつもペンシルベニアを目指し、そこでメッタ刺しにされるという、実に奇妙な経緯をたどっています。

眼鏡

二児の父親であるジョナサンの私生活にどんな謎が隠されているのか、犯人の目的は何だったのか。

あまりに理解不能な点が多いことから、当初、捜査関係者の間ではこの事件を「自殺」として処理しようとする動きもあったとか。

仮にこれが自殺なら、歴史上最も他殺に近い自殺ということになるでしょう。

FBIは現在も情報提供を受け付けており、事件解決につながるものには賞金10万ドルが与えられます。

【スポンサーリンク】

4 「1046号室の男」

ホテル

1935年1月、米国ミズーリ州カンザスシティにある「ホテル・プレジデント」に一人の若い男性がチェックインしました。

名前はロナルド・T・オーウェン

部屋番号は1046

翌日、彼は部屋の中で血塗れになって倒れているところを発見されます。

明らかに酷い暴行を受けた様子のオーウェンは、すぐに救急車に乗せられましたが、病院に着く前に絶命。

彼の部屋からは衣類や所持品などがゴッソリ持ち出されていました

他の宿泊客に聞き込みを行ったところ、オーウェンが誰かと口論しているのを聞いたという複数の証言が。

彼はその相手を「ドン」という名で呼んでいました。

しかし、それ以外の情報は何も入手できず、おまけに「ロナルド・T・オーウェン」という名も偽名でした。

1046号室の男」が一体何者なのか、なぜ殺されたのかは謎のまま。

仕方なく警察は、この名前も分からない男の遺体を簡易的に埋葬することに決めました。

墓地

しかし、その事が新聞で報じられると、匿名の人物から警察に一本の電話が。

その内容は、必要な資金を送るので、ちゃんとした葬儀を行ってほしいとのこと。

後日、本当にお金が小包で郵送されてきました。

バラの花束メッセージ・カードを添えて。

そのカードに書かれていたのは…

永遠の愛を   ルイーズ

その資金を使って行われた葬儀において、警察は張り込みを行いましたが、怪しい人物は発見できず。

それから約1年半後、この謎だらけの事件に関する大きな手掛かりが得られます。

新聞に掲載されたオーウェンの写真を偶然目にしたアラバマ州の女性が、その写真の男性は音信不通になっている自分の兄だと確信したのです。

彼の本名は、アーティマス・オグレツリー

これでようやく被害者の身元が判明したわけですが、事件はこれで解決ではありません。

むしろ、もっと複雑になります。

アーティマスは、ホテルで襲われる約1年前から行方が知れなくなっていましたが、その失踪以来、彼の家族は都合3通の手紙を受け取っていました。

タイプライター

差出人は「アーティマス」となっているものの、これらの手紙には二つの怪しい点が。

一つは、消印が、アーティマスが殺された日よりも後の日付だったこと。

もう一つは、彼はタイプライターが使えなかったのに、手紙はタイプライターで書かれていたこと。

その後、アーティマスの母親に「ジョーダン」と名乗る男から電話があり、アーティマスはエジプトで裕福な女性と結婚したと告げられます。

これがもし真実なら、彼はエジプトで幸せな結婚生活を送っていたはずですが、現実にはホテルの一室で致命傷を負わされたわけです。

事件の経緯や関わった人物、犯人像、犯行の動機などの全てが謎で、これは常人の理解を超えた極めて複雑な未解決事件となっています。

【スポンサーリンク】


サブコンテンツ

このページの先頭へ