意外な語源のパソコン用語7選

日本語の中にすっかり溶け込んでしまったパソコン用語意外な語源をご紹介します。

以下に挙げた用語のほとんどは、恐らく一度は目にしたことがあるのではないかと思います。

しかし、何故その言葉がパソコン用語として使われているのかを調べてみると、思わぬ所に辿り着くのです。

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1 クッキー(Cookie)

当サイトではCookieを使用しています。Cookieを有効にしてください。

サイトを訪れたときに、こんな注意書きを目にしたことのある人は多いでしょう。

クッキー(Cookie)」は、ユーザーがウェブサイトを訪れた際、ユーザー側の様々な情報(そのサイトで使用されるパスワードや、買い物カゴの中身、サイト独自の設定など)を保存しておくために使われます。

基本的には、その情報をサイト側が利用することで、ユーザーの閲覧をより快適にする目的があります。

では、何故それにお菓子の名前が付けられたのか。

諸説あるようですが、最も有力なのは、

フォーチュンクッキー

から名付けられたというもの。

フォーチュンクッキー

「Cookie」は、重要な個人情報を含むことも多いため、周りから隠されるような形で情報が格納されているのです。

そしてその態様が、中に「おみくじ」を入れてある「フォーチュンクッキー」と似ていたために、この名前が付いたそうです。

2 Hotmail

メール

マイクロソフトが、2013年まで続けていたウェブ・メールのサービス。

現在は、「Outlook」に移行しています。

さて、この「Hotmail」という名称の由来ですが、「Hot」な「Mail」だから、ではありません。

「Hotmail」という表記から、子音の文字だけを拾い上げると…

HTML

になります。

お気づきの方も多いと思いますが、これはウェブページを記述するときの基本的な言語の名称です。

つまり、「Hotmail」は「HTML」というプログラム言語の名前に由来していて、実際、初期の頃は、

HoTMaiL

と表記されていたそうです。

3 グーグル

グーグル

これはけっこう有名なのでご存知の方も多いかもしれません。

新たに作られた検索エンジンが扱える情報の多さを端的に表現すべく、「1」の次に100個のゼロが続く数字を表す

googol

が元になっています。

googol」というのは少し変わった響きの単語ですが、これは1920年に、数学者エドワード・カスナーの9歳の甥っ子が考え出した造語だそうです。

グーグル創設者の一人であるラリー・ペイジが、「googol」というドメイン名が既に使用されているかどうかを確認しようとしたのですが、誤って

google

と入力して調べてしまい、その名前が未使用だったので、それに決めてしまったそうです。

ちなみに、グーグルという名前に決まる前は、

バックラブ(BackRub)」

という名称でした。

4 バグ

最も参考になったレビュー

★☆☆☆☆バグだらけのクソゲー

投稿者 星一哲

バグだらけで話にならないね。

ボスを倒した瞬間にフリーズ。ナメてんの?

グラも酷いし、金返せって感じ。

こんなレビューを見たことのある人は多いでしょう。

ソフトウェアの不具合を表す「バグ」という言葉は、もうすっかり日本語に定着しています。

この言葉の由来には、次のようなエピソードがあります。

コンピューター・プログラミングの先駆者であるグレース・ホッパーが、「ハーバード・マークII」というコンピューターで作業をしていた時、その動作に不具合が生じました。

原因を探っていくと、電力機器に一匹の「」が挟まっているのを発見。

蛾

そこから、ホッパーがシステムの不具合のことを「バグ(bug=虫)」と表現し、それが今の用法につながったとされています。

ちなみに、この時捕まえられた蛾は、今でもアメリカのスミソニアン博物館で展示されています。

しかし、もっと遡ると、1878年にトーマス・エジソンが書いた手紙の中に、研究の過程で遭遇する失敗や困難のことを「バグ」と表現していたそうです。

5 ウィキ

ウィキ

ウィキペディア」でもおなじみの「ウィキ(wiki)」という言葉は、インターネット上で、誰もが情報を共有・編集できるサイトのことを指します。

これは、世界初のウィキサイトを創設したプログラマー、ウォード・カニンガムが、ハワイ語の「wiki wiki(速い)」から名付けたとされています。

情報に素早くアクセスして、簡単に編集できるところからこの言葉が選ばれたようです。

6 スパム(spam)

スパム

スパム(SPAM)というのは、元々1930年代からアメリカで製造されている、豚肉を主原料とした缶詰食品のこと。

1970年に、『モンティ・パイソン』というアメリカのコメディ番組で、「スパム」というタイトルの放送回がありました。

その中で、主人公たちは、カフェで注文しようとするのですが、メニューを見ると、全ての料理名に「スパム」という言葉が入っているのです。

おまけに、店内にいたヴァイキングたちが会話を遮るように

スパム!スパム!スパム!

と大声で歌い出す始末。

驚くことに、わずか3分半の劇中で、出演者は130回以上も「スパム!」という言葉を発するのです。

そのあまりのしつこさから、後に一部のインターネットユーザーが、迷惑メールのことを表すのに「スパム」という単語を使ったのが、パソコン用語としての「スパム」の起源だとされています。

7 トロール

こんな下らねえゲーム、予約するバカいるの?

YouTubeで流れている、新作ゲームPVのコメント欄に、こういう書き込みをする人間は、間違いなく

トロール(troll)

です。

彼らは、ネット上のコメント欄やチャットなどを炎上させる目的で、他のユーザーを激怒させるようなコメントを投下します。

この言葉の由来は諸説ありますが、一つは「北欧神話」に登場する醜いクリーチャーである「トロール」から、というもの。

トロール

もちろん、その理由は、彼らの行っている行為の醜さを象徴しているから。

そして、もう一つは、「troll」という単語の持つ別の意味に由来しているというもの。

「troll」には、釣りのテクニックとして、ボートの後ろでエサをゆっくりと引いて魚をおびき寄せる、という意味があるのです。

そして、この意味が、炎上させようとしてユーザーを誘導する行為にも通じることから、そういった行為を行う人たちを「troll」と呼ぶようになったと言われています。

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