矛盾点を抱えた映画7選

有名な映画に隠された、大きな「矛盾」の数々をご紹介します。

普通に観ている分にはそれほど気にならなくても、よくよく考えてみると奇妙な点が見えてくる映画があるのです。

尚、記事の性質上、以下の文章にはネタバレ要素が満載ですのでご注意ください。

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X-メン(X-MEN:Days of Future Past)

X-メンといえば、人間の能力をはるかに超えた力を持つミュータントが活躍する人気シリーズですが、そんな彼らのスーパーパワーを奪おうとするのが「センチネル」という戦闘ロボット。

そのセンチネルが、「ミスティーク」というキャラクターの特殊能力を奪ったときに矛盾が発生します。

ミスティークの能力は、他人と全く同じ見た目に姿形を変えられるという変身能力。ただし、これはあくまで「外見」のみという設定なのです。

ところが、センチネルがミスティークの変身能力を奪った後のシーンでは、センチネルがミュータントの外見のみならず、「能力」までコピーしてしまっているのです。

後に、元々削除されていた「ローグ(相手の能力を自分にコピー出来るミュータント)」のシーンが公開され、その中でセンチネルは、実はローグの力を手に入れていたということが描かれるのですが、これは矛盾回避のためだったと見られています。

ジュラシックパーク(Jurassic Park)

T-REX

恐竜の遺伝子から恐竜を実際に復活させたばっかりに、大パニックに陥るというお馴染みのシリーズ。

この映画で、ティラノサウルス(Tレックス)が登場するとき、数km離れていても聞こえてきそうなほどデカい足音をたてながら主人公たちに迫ってきて、その圧倒的な存在感をアピールします。

ところが、映画のクライマックスでは、物音一つたてずに忍び寄ってきて主人公に襲いかかるのです。

体重約6トン、体長約13メートルもある巨大な恐竜が、抜き足差し足で「ステルス・キル」を狙うというのは少し妙な気が…。

ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)

世界を破滅させる魔力を秘めた指輪を巡る壮大な物語。

その指輪が失われてから、映画で描かれている時代までは、3000年経っているというのがストーリー上の設定です。

しかし、よく考えてみると、3000年も経っている割にはこの物語の世界はほとんど何も変わっていないのです。

新たなテクノロジーも生まれず、武器も開発されず、衣服髪型まで同じ…。

いかに架空の世界であっても、3000年あればもう少し何かが変わっていてもおかしく無さそうですが…。

バットマン・ビギンズ(Batman Begins)

今作でバットマンが対峙する敵の黒幕であるラーズ・アル・グールは、ゴッサム・シティを壊滅させる恐ろしい計画を実行します。

それは、街中に張り巡らされた水道管にを流し込み、それらに強力な「電磁波」を放射することで、毒液を一気に蒸発させて街を毒蒸気まみれにするというもの。

しかし、この計画には大きな欠陥があります。

人間の体の60%以上は「」で出来ているので、水道管を流れる水が沸騰するほどの強力な電磁波を街に放射すれば、ゴッサムの人々は毒にやられるまでもなく、「電磁波」によってタダでは済まないからです。

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サイン(Signs)

海

主人公の身の周りに、次々と不気味な兆候(サイン)が現れ、遂には宇宙人までもが襲ってくるというストーリーなのですが、この宇宙人にちょっと解せない点があるのです。

それは、この宇宙人たちの最大の弱点が「」であるということ。

コップ一杯の水をかけられただけでも致命傷になります。

なのに彼らは何故地球にやってきたのか

地球の表面の70%は水で覆われており、大気中にも3%の水蒸気が含まれています。

いわば、地球は水の惑星といってもいいでしょう。

それを考えると、何光年も旅をする高度な技術を持った宇宙人が、自分たちにとって脅威そのものというべき惑星に、防護服一つ準備せずに侵略してくるというのは、いかにも奇妙です。

さらにいえば、そこまで水に弱い割に、空気中の水分に触れても平気なのは何故なのか…。

ベストキッド(Karate Kid)

空手

いじめられっ子の少年が、空手と出会うことで心身ともに大きく成長していき、最後は空手の大会で宿敵と対決するという青春スポ根映画。

この映画の中では、空手のルールとして、相手の顔面に蹴りを入れるのは絶対に御法度であるということに何度も触れられます。

ところが…。

主人公は、クライマックスの最終戦で、映画史に残る伝説の

鶴の構え

という起死回生の必殺技で、会心の蹴り相手の顔面に直撃させて勝利するのです。

顔面への蹴りはアカンかったはずでは…?

シザーハンズ(Edward Scissorhands)

氷塊

両手がハサミになっている人造人間エドワードのちょっと切ない物語。

この映画のラストで、エドワードは自分の城に大きな氷塊を持ち込んで、それで彫刻を作ります。

何とも印象的なエンディングなのですが、ここでどうにも腑に落ちない点が。

彼は一体どうやってその氷を持ち込んだのか

両手がハサミの状態では、自分で運び込むなど到底不可能。

おまけに、城内には冷凍庫のような物はありません。

そして、街の住民は、唯一の理解者であるキムを除けば全員がエドワードを殺人者だと思い込んでいるわけで、協力者は皆無

キム自身も、エドワードが城に引きこもってからは一度も会っていないと孫に語るシーンがあるので、キムが運んだ可能性もゼロ

となると、あの氷はどこからやってきたのか…。

これが『シザーハンズ』最大の謎なのです。


というわけで、有名な映画に隠された矛盾点をご紹介しました。

もちろん、こういった指摘は、重箱の隅をつつくような「下らないツッコミ」であることは承知していますし、映画の評価自体には何の影響も無いでしょう。

僕自身は、全く隙の無い完璧な映画よりも、多少はツッコミ所のある映画の方が、どちらかと言えば愛着が湧きますね。

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