超人的能力を手に入れた人々6選

普通の人間では身につけられない超人的能力に目覚めた人たちの話です。

何かのきっかけで、いきなり超人的な特殊能力が手に入ったら、 それまでと全く違う人生を送ることになるのは間違いないでしょう。

他の人の出来ないことが出来るという意味では、人生が良い方向へと変わる可能性が高いですが、中にはその能力のせいで不便を強いられている人もいます。

また、そういった特殊能力が使える人は、生死に関わるような体験をしたことがきっかけでその力に目覚めたという場合も少なくありません。

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1 X線ガール

医師

ロシアのサランスク出身のナターシャ・デムキナという女性は、子供のころ、母親と一緒にいるときに、突然その母親の体内の様子が透視できるようになりました。

それ以来、彼女は通常の視覚と、「X線モード」とでも言うべき特殊な視覚とを瞬時に切り替えながら生活しています。

その噂を聞きつけ、彼女に健康上の悩みについて相談しに来る人も大勢いたとか。

レイ・ハイマンという医師はこの特殊能力に興味を持ち、ナターシャをニューヨークに招いて或る実験を行いました。

盲腸の手術を受けた者や、脳腫瘍の手術により頭部に鉄製のプレートが埋め込まれている者など、様々な特徴を持つ6名(内1名は全く健康な人)を一人ずつナターシャに会わせ、彼らがどんな病気を持っているのかを、異なる病名が書かれたカードを使って当ててもらったのです。

脳

その結果、彼女は6名中4名について正解しました。

まずまずの正解率、という見方も出来ますが、しかし彼女は、盲腸の患者と脳腫瘍の患者を逆にして答えており、体の内部を透視できる者にしてはありえないミスであると指摘する人もいます。

ちなみに彼女、東京電機大学でも同様の実験を受けたことがあり、そのときの模様は2005年に日本のテレビ番組で紹介されました。

2 頭を蹴られて数学に目覚めた男

通り

家具の販売員をしていたアメリカ人男性のジェイソン・パジェットは、強盗に襲われたことで特殊能力に目覚めたという稀な経験を持っています。

2002年、彼はカラオケ店から出たところで二人組の男から路上強盗に遭いました。

必死に抵抗したものの、男たちはパジェットの頭部に殴る・蹴るの暴行を加え、金を奪って逃走。

パジェットが病院で診察を受けたところ、脳震盪の形跡が見られるので十分な休養を取るように医師から指示されます。

部屋

このときから彼はPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされるようになり、家からほとんど外に出なくなりました。

その一方で、パジェットは身の回りの物が以前とは違った感じで見えているのに気づきます。

あらゆる物体が、多くの直線三角形などから成る幾何学的な図形として把握できるようになったのです。

フラクタル

しかも、絵を習ったことが無いにも関わらず、それらの幾何学図形を紙の上に正確に再現することも可能に。

そんな彼の作品を偶然目にした或る物理学者が、大学で本格的に数学を学ぶことをパジェットに勧めました。

高校時代は数学が苦手で、カンニングをしないと単位が取れないほど成績が悪かったパジェットは、そのアドバイスに従って大学に通うことを決意。

数学

その後は数学や物理の分野で才能を開花させ、自分の描く図形が、フラクタル(ある図形の中に、それと相似な図形が多数含まれるもの)と呼ばれていることも知りました。

ちなみに、彼はフラクタルを手書き出来る唯一の人間であるとされています。

強盗に襲われて以来、約3年間も家の中で引きこもり状態になってしまったのは不幸としか言いようがないですが、しかし、脳に強い衝撃を受けたことで類まれな数学的才能に目覚めたパジェットは、確実に以前よりも充実した日々を送っているようです。

3 エコーロケーションが可能な少年

コウモリ

アメリカ人のベン・アンダーウッドという男性は、3歳の時に眼内腫瘍を患い、両目の摘出手術を受けました。

その後は周りが何も見えない生活を送っていたのですが、しかし、彼は5歳のときに自らの鍛錬によってエコーロケーションの技術を会得したのです。

エコーロケーションとは、コウモリイルカのように、自分が発する音波によって周囲の状況を探知する能力。

音

アンダーウッドの場合、自分の舌を使って高周波のノイズを発生させ、それによって周りにどのような障害物があるのかを全て把握できたのです。

この能力により、彼はランニングサイクリングも難なくこなし、バスケサッカーなどのスポーツも楽しんでいました。

学校にも普通に通っていましたが、残念ながら、彼の視力を奪ったのと同じ腫瘍が原因で、アンダーウッドは2009年に16歳で亡くなりました。

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4 決して眠らない男

男

農業を営むベトナム人のタイ・ゴックという男性は、1日24時間をフルに活用できる数少ない人間です。

1973年、急な発熱に襲われた彼は、それを単なる風邪か何かだと思い、そのときは特に気にしなかったのですが、熱が引いてから体に或る変化が現れました。

彼は重度の不眠症になってしまったのです。

最初は数日も経てば治るだろうと呑気に捉えていたものの、数週間経っても、数ヶ月経っても一向に治る気配がなく、40年以上が経過した今も彼は相変わらず眠ることが出来ません。

ベッド

様々な治療を受けても効果が無いので、酒を飲みまくって泥酔し、それで寝ようとしてみても、やはり効果なし。

全く睡眠を取らない生活を続けていると、深刻な健康被害が生ずるのは避けられないはずですが、彼の健康状態は、肝臓が少し弱っている以外には特に問題ありません。

つまり彼は、体調を崩すこと無く、一睡もせずに活動し続けられるのです。

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ドリンク

人によっては夢のような能力と思えるかもしれませんが、ゴック自身は、ぐっすり寝た後のリフレッシュした感覚を味わえないことがかなり不満のようです。

彼がこのような状態になった医学的な原因は明らかになっていません。

ただ、彼がなぜ健康でいられるのかについては、マイクロスリープが原因ではないかとする説があります。

人間の脳は、休息が必要なのにそれが取れない状態にあるとき、ごくわずかな時間だけ強制的に睡眠を取ること(マイクロスリープ)があり、ゴックはこれを無意識のうちに繰り返して辛うじて健康状態を維持していると考えられているのです。

5 落雷のピアニスト

カミナリ

ニューヨークで整形外科医をしているトニー・チコリアという男性は、カミナリに撃たれて人生が変わってしまった人です。

1994年某日、湖畔のパビリオンで時間を過ごしているとき、彼は母親に伝えるべき用件を思い出し、建物の外にある公衆電話から電話をかけました。

母親と話している最中、ふと空を見上げると、今にも雨が降り出しそうな厚い雲。

そして、電話を終えてその場を離れた途端、彼はカミナリの直撃を食らったのです。

本人の話では、このときチコリアは幽体離脱のような体験をしたのだとか。

死後

自分の体は宙に浮いていて、見下ろすとそこには地面に倒れているチコリア本人と、その体に心肺蘇生法を行っている女性の姿。

彼女はたまたまチコリアの後ろで電話の順番を待っていた女性です。

次の瞬間、彼の意識は体の中に戻り、それと同時に顔面に火傷による激痛が走りました。

その後、彼は回復し、なんとか元の生活に戻って仕事も再開したのですが、落雷によるダメージの影響で、倦怠感記憶障害などが見られました。

そして、カミナリに撃たれてから、チコリアは何故か異常なほどピアノの曲に興味を示すようになります。

ピアノ

いつどこにいても、ピアノの曲を聴いていないと落ち着かず、彼自身ピアノに取り憑かれていると感じるほどだったとか。

子供のころに少しだけピアノを習っていた経験はあれど、ほとんどピアノと無縁の人生を送ってきた彼にとって、この変化は全く理解できないものでした。

単に聴くだけでは飽き足りなくなったチコリアは、ピアノを購入して自分で弾くようになります。

ピアノ

やがて彼の頭の中で、オリジナル曲としてピアノのメロディーが流れるようになったため、音符もろくに読めなかったチコリアは、作曲活動をも始めます。

ちなみに、彼が初めて作った曲のタイトルは、『ザ・ライトニング・ソナタ』。

チコリアの音楽活動は様々な雑誌・テレビ等で紹介され、彼はすでにリサイタルも何度か行っています。

6 恐怖を感じない女性

建物

極めて珍しい遺伝的要因により、脳内で恐怖心を司る扁桃体がほとんど機能せず、どれだけ恐ろしい状況にあっても恐怖を感じない人が存在します。

S.M.という名称で呼ばれているその女性は、幼い頃は暗い場所を怖がったりしていましたが、思春期になるとそういった恐怖心は全く無くなっていたとか。

彼女は、怖さに定評のあるホラー映画作品を始めとして、呪われた建物や、タランチュラなど、普通の人なら恐怖せずにはいられないものを見たり触れたりしても何ともないのです。

タランチュラ

怖がりの人からすれば、いかなる状況でも泰然としていられるのは少しうらやましいかもしれませんが、しかし、恐怖を感じないという特性にはマイナスの面もあります。

人間は何かに対して恐怖心を抱くと、本能的にそれには関わらないようにするものですが、彼女の場合は危険なものに対する恐怖が無いため、気がつくと非常に危ない状況に置かれていた、ということが珍しくないのです。

銃

実際、S.M.はかなり治安の悪い地区に住んでおり、これまでに、ナイフや銃を突きつけられるなど、命を奪われかねない犯罪に巻き込まれたことが何度もあります。

しかし、そんな危険な状況でも彼女は至って平然としているため、犯人たちの方が逆に恐れをなして逃げていくこともあるそうです。

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