最も奇妙なフェチ6選

あなたは何フェチですか?

この質問は、それ自体が罠であると言っていいでしょう。

変態と思われないように無難な答え方をすれば、とんでもなく異常なフェチを隠しているのではないかと疑われかねず、逆に、堂々と変態度全開のフェチを告白すれば、そのまま変態と認定される。

つまり、どう答えてもかなりの確率で、変態であるという印象を与えてしまいます。

ところで、フェチ(フェティシズム)とは正確には何を指すのか。

基本的には、異性の体の特定部位、あるいは人以外の物体、シチュエーションなどに対して、強い性的興奮を覚えてしまう状態のこととされています。

胸フェチ脚フェチ靴フェチなどがフェチの中では比較的よく知られていますが、これからご紹介するものに比べれば、これらはまだまだ序の口。

お子ちゃまレベルかも知れません。

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1 流砂に沈む女性

ジャングル

かつてアメリカでは、流砂に沈みつつある人間に対するフェチが広まったことがあります。

そのきっかけを作ったとされるのが、1932年に公開された映画『類猿人ターザン』。

その映画の中で、登場人物が流砂に足を取られて沈んでいくシーンがあり、これを見た一部の人が、それまで味わったことのない興奮を感じたのです。

こういったシーンの人気は1960年代にピークを迎え、当時のハリウッド映画の35本に1本は、役者(多くの場合は女優)が流砂に沈みそうになり、主人公が助け出すシーンが含まれていたとか。

流砂

その後、女性が流砂に沈んで悲鳴を上げるようなシーンはマンネリになり、ハリウッド映画から消え去ったのですが、そうなると困るのが、このフェチに目覚めてしまった人たち。

彼らの多くは現在50~60代ですが、自分の特殊な欲求を満たしてくれる映画が作られることはもう無いため、古い映画の「流砂シーン」を観て楽しんだり、時には自ら流砂に入ることもあるそうです。

2 銅像・彫像フェチ

銅像

有名な銅像・彫像がある場所というのは、大抵は観光スポットになっていますから、そういった像の前で写真を撮ったことのある人も多いでしょう。

普通の人なら写真を撮るくらいで終わりですが、世の中には銅像を心底愛してしまった人たちもいるのです。

「愛して」という言葉には、もちろん性的な意味合いも含まれます。

このフェチを最初に書物で紹介したのは、19世紀に活躍した精神科医であるリヒャルト・フォン・クラフト=エビングです。

フェチの実例として、1877年にミロのビーナス像に対し、滾るリビドーをぶちまけようと試みた男性について、クラフト=エビングは詳細な記録を残しています。

像

こういうフェチを持つ人たちは、生身の人間よりも、無言で微動だにしない銅像の方が魅力的に感じるのでしょう。

また、この銅像フェチとは似て非なるものとして、メデューサ・フェチなるものもあります。

これは、石化した人間に興奮するというフェチです。

メデューサ

といっても、現実に石化した人などいませんから、実在する人の写真を、まるで石化したかのようにフォトショップ等で加工するのです。

ここまで来ると、奥が深すぎて並の人間には到底付いていけません。

3 日米「ドジっ娘」対決

ミス

ドジっ娘と言えば、日本のオタク文化が生み出した萌え属性の一つ。

女の子が彼氏のために弁当を作ってきたと思ったら、砂糖と塩を完全に間違えていて実にカオスな味だったというような、主に二次元のキャラに見られる特徴です。

こういった萌えの要素に注目するのは、いかにも日本的という印象を持たれるかもしれませんが、意外なことに、ドジっ娘萌えが生まれたのはアメリカの方が先です。

アメリカ国内における比較的保守的な地域では、車のアクセルペダルを繰り返し踏み続ける女性に対するフェチがかつて流行していました。

ペダル

いくらトライしても一向にエンジンがかからず、何度もアクセルペダルを踏む女性。

そうやって途方に暮れる女性の姿を撮影しただけのビデオが、奇妙なフェチを持つ男性たちに受けたのです。

それらのビデオに出演している女性は、特にセクシーな衣装を着ているわけではなく、ただならぬドジっ娘感を漂わせながら必至にアクセルを踏むだけ。

女性

何故このようなフェチが生まれたのかに関して、一部の専門家は、困った状況にある女性を助けたいという願望が多くの男性にあるからではないかと見ています。

また、別の専門家によると、車なしでは生活できないアメリカという国だからこそ生まれたフェチではないかとも言われています。

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4 転落フェチ

階段

ニュージーランドのオタゴ大学で科学コミュニケーションを教えるジェシー・ベーリング教授は、その著書の中で、階段から転げ落ちることで興奮するという非常に稀なフェチを紹介しています。

このフェチは、他人が転落しているのを見るよりも、自分で転落する方が興奮度は遥かに高いそうです。

他人の転落を見て満足できるのであれば、そういうシーンのある映画等を見れば済む話ですが、残念ながら、このフェチを持つ人たちは、自ら体を張って階段から転がり落ちるしかありません。

下手をすれば死にます

しかし、そうでもしなければ欲求を満たすことができないので、こんなフェチに目覚めてしまったことを呪うか、自分の体を鍛えるしかないでしょう。

5 焼身フェチ

ライター

階段から転げ落ちないと興奮できない体質も厄介ですが、それを上回るケースがあります。

プライバシーに配慮して、「ジョン」という名前だけ公表している或るアメリカ人男性は、焼身フェチです。

まだ3歳か4歳の頃、彼は、どういうわけか自分の体にガソリンをかけて火を放ってみたくなったり、大量の落ち葉に埋もれながらマッチで火遊びをしたくなったりしました。

炎に包まれた体に興奮してしまう傾向はその後も変わらず、例えば、街で魅力的な女性を見かけると、ジョンはその人の全身が燃えている様子を想像せずにはいられなかったとか。

彼の中では、エロスと炎は完全に一致しているのです。

15歳のとき、ジョンは、バーベキュー用グリルのスターター液を自分の下半身にぶっかけ、火を付けたことがあります。

バーベキュー

炎は一気に顔のあたりまで迫り、パニックになった彼は思わず床の上でのたうち回りました。

そばにあった厚手のブランケットを咄嗟に体に巻き付けたところ、とりあえず炎はおさまったのですが、ブランケットをどけた瞬間に炎が復活。

それを2、3度繰り返しても状況は変わらず、このままではマズイと感じたジョンは、シャワーで消火するためにバスルームへ向かいます。

シャワー

その途中、炎に包まれた自分の体が鏡に映っているのを見て、ジョンの全身に衝撃が走りました。

このときの感覚は、本人によると、「人生で最高の快感が押し寄せて、言葉にならないほど素晴らしい体験だった」そうです。

その後、シャワーで炎は完全に消えましたが、下半身(特に太腿)には重度の火傷が残りました。

これに懲りて、もうこんな馬鹿なことはやらなくなったのかと思いきや、ジョンはその後も自分の体に火を付ける行為を続けており、「自分に火を付けても死なないようにするコツ」をいくつか編み出したと語っています。

6 「人食い警察官」の悲劇

警察

決して人前で言えないような異常なフェチを持っているとしても、それだけで逮捕されることはありません。

ただし、フェチの内容によってはそうとも限らず、時には悲惨な運命が待っていることもあります。

ニューヨークで警察官をしていたギルベルト・ヴァーリは、警察官にあるまじき(というか、人間にあるまじき)狂ったフェチを抱えていました。

彼には、女性をオーブンでこんがり焼いて食したいという願望があったのです。

オーブン

その欲求の捌け口としてヴァーリは、超弩級の変態フェチを持った強者たちが集うサイトで、同好の士と共にチャットを楽しんでいました。

彼は、自分の奥さんやその友人のフェイスブック、時には警察署のデータベースから女性の写真を手に入れ、チャットの中でそれらを題材にして恐るべき「犯罪計画」を披瀝。

何月何日にどの女性をどいういう方法で誘拐するのか等を詳しく述べた上で、その後は自宅の大型オーブンで焼く、といったことまで宣言していました。

もちろん、これらは全てヴァーリの妄想であり、自宅に大型オーブンはありません。

ところが、彼の奥さんがたまたまこの気味の悪いチャット履歴を発見。

パソコン

それを読んだ途端、夫に殺されると確信した彼女は、子供を連れて家を飛び出し、FBIに通報したのです。

その結果ヴァーリは逮捕され、誘拐・殺人の共謀容疑および警察データベースへの不正アクセスにより第一審で有罪となりました。

これに対し彼は、問題のチャットは単なる妄想に過ぎず、本当に犯罪計画を実行する意思など無かったと主張。

その後、判決は覆され、彼は自由の身に。

しかし、これで名誉挽回とはならなかったのです。

既に警察を退職していたヴァーリは、別の就職先を見つけるべく様々な会社で面接を受けたのですが、ことごとく落ちました。

それもそのはず、マスコミの報道によって、彼は「人食い警察官」というイメージが定着しており、そのことに気づかない企業など無かったのです。

結局、ギルベルト・ヴァーリという警察官は、誰かに危害を加えたわけでもなく、ただド変態だったというだけで、身の破滅を招いたと言っていいかも知れません。

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