睡眠中に恐るべき行動を取っていた人々8選

寝ている間にトンデモナイ事をしでかしていた人たちをご紹介します。

睡眠中に突然起き上がってしばらくの間動き回り、また眠りに入る。

そして、目が覚めてみると、本人はそのことを全く覚えていない…

こういう症状は睡眠障害の一種で、一般的には「夢遊病」として知られています。

症状が軽い場合は、単純に家の中を徘徊するだけで済みますが、深刻なケースになると命に関わるような行動に出ることもあるのです。

【スポンサーリンク】

1 クレーンの上でモーニングコール

クレーン

2005年、イギリスのサウス・ロンドンにあるオフィス街で、目を疑うような現場に通行人が遭遇しました。

時刻は午前2時ごろ。

何気なしに上を見上げると、ビルに設置された、高さ約40mの所にあるクレーンの先端に女性の姿が。

その通行人からの通報を受けて、消防隊員が現場に駆けつけます。

初めは自殺志願者かとも思われたのですが、よく見るとその女性はクレーンの上で爆睡していました。

寝返りをうっただけでも落ちる可能性があり、すぐに救助せねばならない状況です。

しかし、迂闊に起こしてしまうと、相手が驚いてパニックに陥り、より危険な事態になることも考えられました。

安全に彼女を目覚めさせる方法は無いか…。

そう思案しつつ彼女の所持品を調べてみると、携帯電話を発見。

ケータイ

消防隊員は、着信履歴から彼女の両親に電話をかけ、事情を話して「モーニングコール」を依頼したのです。

自分の親の声で起こされるのが一番自然だと考えたのでしょう。

この作戦は大成功で、クレーンの端っこで目覚めた15歳の少女は、その後、油圧リフトで無事に地上まで降ろされました。

それにしても、彼女は眠ったままでどうやってそんな高い場所に登ることができたのか

これについては当の本人も覚えておらず、詳しくは分かっていません。

2 睡眠中だけの天才画伯

パレット

ウェールズで看護師として働くリー・ハドウィンは、幼い頃から夢遊病の症状がありました。

最初のうちはそれほど大きなトラブルは起きなかったのですが、10代になってから変わった特徴を見せ始めます。

彼は、眠りながら寝室の壁に絵を描くようになったのです。

友人宅に泊まったときも、たった一晩でキッチンの壁一面に絵を描き、周りを驚かせました。

20代になってからこの傾向はさらに強くなり、朝目覚めてみると、テーブルクロス新聞など、部屋の中のあらゆる物に絵を描くようになります。

そこで彼は、いっそこの特殊な能力を有効活用しようと考え、寝る前に本格的な画材をベッドの側に置いておくようにしました。

すると案の定、翌朝にはキャンバスに見事な芸術作品が誕生していたのです。

面白い事実として、昼間に起きている間、彼は絵画に何の興味も無く、下手な絵しか描けないのだとか。

現在40代のハドウィンは、看護師の仕事を辞め、睡眠中に絵を描くアーティストとして生計を立てています。

ちなみに、あのトランプ大統領も彼の作品を所有しているそうです。

3 目覚めたら手が血塗れ

車

カナダのトロントに住むケネス・パークスは、仕事が一向に見つからないことに加え、ギャンブルで多額の借金を負ってしまったことによるストレスで、重度の不眠症に陥りました。

1987年5月24日、もうすぐ夜明けという頃に、彼はようやく眠りにつきます。

しかし、しばらくして急に起き上がったかと思うと、家を飛び出して車に乗り込みました

そのまま約23km車を走らせて辿り着いたのは、妻の両親が住む家

家の中へ入ると、パークスは寝室にいた母親のバーバラ・ウッズをナイフで刺殺

続いて、父親のデニスを絞殺しようとします。

デニスは辛うじてパークスの攻撃を阻止しましたが、バーバラの方は助かりませんでした。

手

その後、彼は車を運転して警察署に行き、こう語ったのです。

人を殺してしまったみたいなんだ…この手が…。

警察官がパークスの手を見ると、刃物でザックリ切られた跡があり、血塗れでした。

実のところ、彼は自分が何をやらかしたのかを全く覚えていなかったのです。

さらに、彼はウッズ夫妻との関係も良好で、殺害する動機は皆無

結局、この事件はパークスの睡眠中に起きたことであると認定され、彼が刑事責任を負わされることはありませんでした。

4 恐怖の「逆ダイエット」

体重計

米国ミズーリ州ブルー・スプリングスに住むアンナ・ライアンは、20歳を過ぎた頃から体重が増え始め、あるとき、真剣にダイエットに取り組むことを決意します。

しかし、毎日の摂取カロリーを1200kcalに抑えていたにも関わらず、彼女の体重は増えていく一方

一ヶ月あたり6kgのペースで増えていた時期もありました。

2007年、40歳になったアンナは遂に120kgを超えてしまいます。

ここへきてようやく、何かがおかしいと感じた彼女は、医師に相談。

その結果、アンナにとってショッキングな事実が発覚します。

ケーキ

彼女は真夜中にベッドから出て、手当たり次第に食べ物を口に入れていたのです。

この症状は、「スリープ・イーティング」という分かりやすすぎる名前が付いており、男性よりも女性に多く見られるのだとか。

ダイエットをしているのに何故か体重が増え続け、おまけに冷蔵庫から食べ物が消えている場合は、ひょっとするとこの症状が出ているのかもしれません…。

【スポンサーリンク】

5 熟睡シェフ

料理

寝ながら食べる人がいるかと思えば、寝ながら料理をする人もいます。

スコットランドのグレンロセスという町に住むロバート・ウッド(55)は、かつてシェフをしていました。

そのシェフ魂は今も健在。

ただ、ひとつ問題なのは、彼は真夜中に起き上がり、キッチンでオムレツフライドポテトを作ってしまうこと。

もちろん、本人の意識は完全に寝たままです。

何故こんな行動をとってしまうのかについて、ウッド自身は、シェフ魂だけが原因だとは思っていません。

彼は腸潰瘍を患っているために食事の量が極端に少なく、それゆえほとんど常に空腹を感じていることが、この症状を引き起こしていると考えています。

調理をしているときには当然火を使うこともあるため、下手をすれば自宅を全焼させる危険も。

この厄介な症状を改善するため、ウッドはエディンバラで専門家に助けを求めています。

6 止まらないリビドー

女性

2004年、「睡眠時性的行動症」というかなり稀な症状を抱えた女性が専門家の治療を受け、見事に完治しました。

オーストラリア出身のその女性は、寝ているときにふらっと家の外に出ていき、見ず知らずの男性と行為に及んでいたのです。

そして、やることをやったら家に戻ってまた眠り、翌朝になると、自分が何をしていたのか(ナニをしていたのか)全く覚えていませんでした。

家の中にはときどき男性用避妊具が散らばっていることがあり、不審に思った彼女とその夫が「異常事態」に気づき、二人で医師に相談したのです。

ある日の晩、ベッドで寝ているはずの妻の姿が見えないので、夫が家の外を探し歩いていると、妻が男と正にその真っ最中である現場に遭遇したこともあるとか。

女性

専門家によると、男性に「朝勃ち」のような現象があることを考慮すれば、こういう症状が現れるのはあり得ないことではないそうです。

ただし、確率的には相当に稀なケースであるのも事実。

また、この女性が具体的にどのようにして男性を誘っていたのかなどについてはよく分かっていません。

何しろ、本人がその時のことを覚えていないわけですから…。

ベッド

ところで、仮に男性と女性が逆のケースだったらどうなっていたのでしょうか。

つまり、真夜中にダンナが家を抜け出し、帰ってきたときには妙にスッキリした雰囲気になっていて、部屋には何故か避妊具が落ちている…。

奥さんが問い詰めると、「俺も全く記憶に無い。多分、寝ている間に体が勝手に…」。

まず間違いなく、奥さんにぶん殴られた上で離婚確定でしょう。

7 止まらない芝刈り機

芝刈り機

イアン・アームストロングという男性も夢遊病を患っていましたが、彼の場合は、これまでの例とは少し毛色が異なります。

彼は、夜中の2時頃になると無意識のうちに素っ裸になって、芝生を刈っていたのです。

妻のレベカが寝ているとき、庭の方から騒音が聞こえてくるので、彼女はベッドから出て見に行ってみました。

すると、そこには何故か裸で芝刈り機を押している夫が。

夢遊病の状態にある人をいきなり起こすと大変危険であるということを聞いていたレベカは、夫に声をかけず、芝刈り機の電源プラグをそっと抜いておきました。

コンピュータ関係の仕事をしているイアンは、妻からこの話を聞かされても、到底信じられなかったそうです。

8 悲しき名探偵

ル・アーブル

(ル・アーブルの港)

1887年、フランス北西部のル・アーブルという港町にある浜辺で、アンドレ・モネという男性の死体が発見されました。

事件の捜査のため、有能な探偵として名を馳せていたロベール・ルドリュが呼ばれます。

彼が現場を調べたところ、被害者に致命傷を与えた銃弾と、犯人が残したと思われる複数の足跡を発見。

その足跡には、普通とは明らかに異なる特徴が見られました。

足跡

それは、片方の親指が無いということ。

これは犯人逮捕につながる大きな手掛かりです。

そして、犯人の正体を掴むまで、ほとんど時間を要しませんでした。

犯人は片方の足の親指が無い。

………。

…え?

ちょっと待て…。

そういえば俺も片方の足の親指が無い

このときルドリュは確信したのです。

犯人は俺だ、と。

おそらく自分が寝ている間にモネを射殺したのだと「推理」した彼は、警察に自首しました。

彼の話が本当なのかを確かめるべく、ルドリュを留置所に入れる際、警察は彼に空砲の入った銃を持たせます。

すると、ある晩、睡眠中に彼は突然起き上がり、眠ったまま看守の一人に向かって発砲したのです。

銃

これにより、ルドリュがモネを殺害したのは、彼が寝ている最中の出来事であることが間接的に立証されました。

殺人犯を逮捕に導くべき自分が、知らぬ間に殺人を犯していた。

この事実は、ルドリュに大きな衝撃を与えたことでしょう。

彼は、監視下に置かれるのを条件に釈放され、その後はパリ郊外の農村で静かに余生を過ごしたそうです。

【スポンサーリンク】


 

サブコンテンツ

このページの先頭へ