「Brothers: A Tale of Two Sons」のレビュー

「Brothers:  A Tale of Two Sons」は現在Steam で配信されている、恐ろしく評価の高いゲーム。そのゲームをあえて批判してみようかと…。

※以下の内容は多少ネタバレ要素があります!

そもそもどんなゲームなのか

このゲームの最大の特徴は、主人公である2人の兄弟を「同時に」操作してゲームを進めて行くところです。

コントローラの左スティックで兄、右スティックで弟を操作するので、ツインスティックのコントローラが必須となります。

アクションゲームの要素もあるのですが、どちらかといえばパズル要素の強いゲームです。二人を上手く操ってパズルを解くことで新たな道が開ける、といった感じです。

そもそもどんなストーリーなのか

主人公である兄弟の父親(あるいは祖父?)が突然の病に倒れてしまい、その特効薬となる薬を探す旅に出発する、というのが物語の導入部。旅の途中では色んな個性的なキャラクターが待っています。

このゲームが少々他のゲームと違うのは、物語を重視しているのにも関わらず、台詞が一切無いこと。キャラクターたちは皆架空の言語で会話をして、字幕なども一切出ないのでプレイヤーは登場人物のジェスチャーで話の展開をつかむことになります。

この辺りはなかなか良く出来ていて、台詞が無くても十分にストーリーを追っていけます。

主人公たち以外の登場キャラクターもファンタジックな魅力に溢れていて、ゲームの世界観に思わず引き込まれます。

「ゲーム」としての歯ごたえに乏しい…

パズル要素の強いゲームだと書きましたが、実はこの「パズル」が少々くせ者で、面白いかと言われるとかなり微妙な出来…。

そして最大の難点は、このパズルが簡単すぎること。普段パズルゲームなんてまったくやらない人でもあっさりクリアできてしまうでしょう。

よって、ゲームとしての「達成感」が余りありません。この辺はもう少し頑張って欲しかったですね。

感動作…ではあるが

このゲームを絶賛している人の多くは、このゲームがいかに感動的で泣けるかという点を強調する傾向があります。

もちろん、ストーリーとしては誰もが感動できる話だとは思うのですが、個人的にはちょっと最後の展開が「ベタ」すぎた感じが否めません。この部分は人によって受け止め方はそれぞれでしょうが、少なくとも僕は思わず目頭が熱くなるほどの感動というのは無かったです。

その理由として考えられるのは、やはりプレイ時間の短さ。ゆっくり遊んでも3時間程度です。これがもう少し長ければ、それだけこの兄弟の絆をより深く理解できたかも、と思うと少し残念な気がします。

総合評価

僕の場合は、もともと非常に評価の高いゲームであるという先入観があったので、その分ガッカリ度が増したのかもしれません。客観的に見れば、兄弟の絆を丁寧に描いた良作だと思います。

また、このゲームはSteamでセールの対象となっていることが多いので、興味のある方はセールの時を狙って買うことをおすすめします。

というわけで、総合評価は6/10

 

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