『ゴッドイーター2 レイジバースト(Vita版)』ざっくりレビュー

かなり久々のゲームレビューです。

僕自身は、『ゴッドイーター バースト』で初めてこのシリーズに触れました。

今回、『レイジバースト』を購入し、30時間ほどプレイしたので、ちょっとレビューしてみたいと思います。

ちなみに前作の『ゴッドイーター2』は未プレイです。

「大鎌」は非常に強力

使用する武器は、今作で新たに追加された「ヴァリアント サイズ」にしてみました。

死神が持ってるような大鎌ですね。

武器がやや大きめなだけあって、攻撃時のモーションがショートブレードなどに比べると遅く、連続攻撃中に咄嗟に回避行動を取ることが出来ません。

この辺は、敵の動きをよく観察して、次の一手を予想しながら立ち回る必要があります。

しかし、デメリットといえばそれくらいで、リーチの長さ攻撃力を考えれば、初心者でもかなり使いやすい武器だと思います。

特に「リーチの長さ」に関しては、大鎌の「柄」の部分をニョキッと伸ばすこともでき、その状態で鎌を振り回せば、敵からかなり離れた位置で一方的に攻撃をヒットさせられるので、闘い易いことこの上ないです。

複数の討伐対象が現れる「乱戦」のときでも、プレイヤーの周りの敵すべてにダメージを与えていくので、自分が狙いを付けた敵以外も気付かないうちに瀕死に追いやっていた、なんてことが起こります。

「素材集め」が嫌いな人も安心

モンハンに代表されるような「ハンティング・アクション」ゲームといえば、何度も同じボスを倒して「素材」を集め、それによって強い武具を作るのが醍醐味の一つなわけですが、この『レイジバースト』はそういった「苦労してレアな武具を作る」というのがゲームをクリアする上で必須の要素にはなっていません。

今作から導入された「ブラッドレイジ」を含め、ミッションクリアを易しくしてくれる機能が山盛りなので、「通常ミッション」をクリアしていく分にはそれほどレアな武器作りにこだわらなくても全く問題ないのです。

ですから、アクションゲームは好きだけれど、素材集めで苦労するのはカンベンして欲しい、という人はそういった部分を極力避けてゲームを楽しむことも十分可能。

一方で、レアな素材を集めて強力な武器作りにとことんこだわるのももちろん可能です。

しかも、各ミッションの詳細を確認すれば、どの素材がどういう条件で、何%の確率で入手できるか、というデータまですべて確認できるので、いちいち攻略サイトを調べる必要もありません。

こういう細かい配慮は有り難いですね。

どちらかと言うとRPG?

僕は、面倒くさいのが苦手なので、武器作りにはあまりこだわらず、どんどんミッションをこなしてストーリーを進めていったのですが、そうしていると何となくこのゲームが「RPG」のように思えてくるのです。

同じ武器を使いこむことで経験値がたまり、より強力な「ブラッドアーツ」を覚えるという「成長要素」や、ストーリー重視の展開、随所に挿入される「カットシーン」などは、かなりRPG的な要素に思えます。

別に、このゲームが「ハンティング・アクション」としてダメだと言いたいのではなく、既存の同ジャンルゲームの型にはまらない新しいジャンルのゲームという感じですね。

「処理落ち」はどうなのか

処理落ちはあります。

まあ、携帯機ですから仕方ないですね。むしろ携帯機でここまで頑張っている点は評価できるかと。

処理落ちの頻度ですが、本当に「たまに」発生するといった感じで、しかも発生してもほんの一瞬なので、実質的にゲームプレイにはほとんど支障は無いといっていいと思います。

カメラは何とかしてほしい…

カメラの設定はある程度カスタマイズできますが、それでもやはり「見にくい」ですね。

このゲーム最大の欠点といっていいと思います。

特に、敵が複数入り乱れたり、狭い通路での戦闘になったりすると、自分がどこにいるかさえ分からず、「勘」を働かせるなり、リアルに「心眼」で敵を捉えるなりしないとまともに戦えません。

しかも、アラガミが一定のダメージを受けて「捕食」に向かう先は必ずといっていいほど「壁際」なので、ほぼ毎回のミッションで、自分のキャラが見えないストレスに絶えねばならないのです。

モンハンは『MH4』からプレイヤーの視界を遮る障害物を透過させる仕様になりましたが、ゴッドイーターでも次回作で是非とも採用してほしいところです。

総合評価

前作『ゴッドイーター2』を購入済みの人からすれば、追加要素が少ない割に価格が高い!と文句を言いたくなるでしょうが、このゲーム単体で評価した場合、かなり満足度は高いと思います。

ストーリーはベタといえばベタなのですが、各キャラクターが魅力的なので、キャラクター同士の掛け合いを見ているだけでも僕は十分に楽しめました。

肝心の「狩り」の部分に関しては、今作から導入された「ブラッドレイジ」のシステムがかなり成功していると思います。

このゲームは、中盤以降からほぼ全てのミッションで、複数の敵を相手にしないといけない「乱戦」が待っているのですが、これは正直かなりストレスがたまります。

しかし、ブラッドレイジを発動させると、鬼のような強さで敵を一方的にボコボコに出来るので、それまでのストレスを一気に発散させられるのです。

このシステムがあるか無いかで、ゲームに対する印象はかなり変わっていたと思います。

前作よりもシステム面、ボリューム面で確実に満足度は上がっているので、アクションゲームが好きな人なら全力でおすすめできます。

というわけで総合評価は、9 /10

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