子供時代の思い出をぶち壊す真実5選

ぶち壊しても構わないという方だけお読みください。

子供の頃に親しんだ絵本小説映画などは、大人になってからも特別な存在であり続けるでしょう。

しかし、その作品自体には何の問題も無くても、それを生み出した原作者やその関係者に問題があったらどうか。

作品と作者はあくまで別であると割り切れたらいいですが、必ずしもそれが出来るとは限りません。

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1 『メリー・ポピンズ』

メリー・ポピンズ

日本映画史上、最も型破りな登場をする家庭教師と言えば、やはり松田優作が演じた吉本勝でしょう。

映画『家族ゲーム』の冒頭で、大学7年生の吉本は、教え子の家へ向かうために漁船に乗って現れます

一方、洋画において最も幻想的な登場をする家庭教師と言えば、メリー・ポピンズ(メアリー・ポピンズ)で決まりです。

傘を差したポピンズが、風に乗って飛行し、ふわりと地面に降り立つシーンは一度見たら忘れられません。

ちなみに、この作品は、今年のクリスマスに『メリー・ポピンズ・リターンズ』の公開が予定されています。

〈日米同時公開〉

この不思議な力を持った家庭教師の物語を書いたのが、イギリスの児童文学作家であり、女優の経験もあるパメラ・トラバース

そして、彼女の原作を映画化したのが、ウォルト・ディズニーです。

映画はアカデミー賞5部門を受賞し、いまでも不朽の名作として位置づけられています。

原作者にとって、自分の作品が映画化され、しかもそれが高い評価を受けることは、非常に喜ばしいことであるはず。

しかし、トラバースの場合は違いました。

傘

実は、彼女は、ウォルト・ディズニー版の『メリー・ポピンズ』に様々な不満を抱いていたのです。

まず、映画で使用された楽曲が彼女の好みに全く合わず、また、メインキャラクターの描き方に深みが無いことにも疑問を感じていました。

さらに、実写映画であるにも関わらず一部のシーンでアニメーションを合成している点に至っては、意味が分からないとも語っています。

トラバースはこういった不満点をはっきり周りに表明していましたが、映画関係者の耳には届きませんでした。

そして、トラバースとウォルト・ディズニーの不仲を決定づけたのが、この映画のプレミア試写会です。

劇場

トラバースはこの試写会に招待すらされていなかったので、彼女は自ら映画館に赴いて交渉し、その結果ようやく観客席に。

試写会が終わった直後、彼女はウォルト・ディズニーに一言感想を述べようとしますが、彼はそれを完全に無視して立ち去ったそうです。

それ以来、トラバースは、自分の他の作品をディズニーが映画化することに一切許可を与えませんでした。

2 『不思議の国のアリス』

アリス

ルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』は、今から150年以上も前の作品ですが、そんな昔に生みだされた主人公のアリスが、今でも小説や映画、ゲームなどでよくモチーフにされているのは驚きです。

このように時代や国境を超えて親しまれているアリスには、実在のモデルがいたらしいというのはそれなりに有名な話。

そのモデルとは、キャロルが懇意にしていたリデル家の末っ子であるアリスです。

キャロルがアリスと初めて会ったのは、彼女が3歳のときですが、その出会いがきっかけとなり、彼は『不思議の国のアリス』の着想を得ました。

アリス

キャロルは彼女のことを心底気に入ってしまい、一説によれば、彼は一度アリスにプロポーズしたことがあるとか。

まだアリスが11歳のときです。

プロポーズはアリスの親から拒絶され、それが原因でキャロルとリデル家の関係は疎遠になりました。

また、キャロルが好きだったのはアリスだけにとどまりません。

写真

彼の自宅には、幼い女の子の写真ばかりが大量に保管されていたのです。

その中でも特に数多くあったのは、やはりアリスの写真でした。

今の常識で考えると、キャロルはかなり危ない人物と言わざるを得ないですが、彼が子供を虐待したことを伺わせるような記録は一つも残っていません。

3 『クリスマス・キャロル』

スクルージ

年に一度のクリスマスの日でさえ、金が無くて困窮している人々を尻目に、金を貯め込むことに血道を上げる無慈悲で冷酷な男が、過去・現在・未来の幽霊と出会うことで改心していくという心暖まる物語『クリスマス・キャロル』。

こんな美しい物語を書いたチャールズ・ディケンズは、さぞかし性格の優しい人なのだろうと思いたくなりますが、現実はそんなに甘くはないのです。

ディケンズはおそらく、歴史に名を残す作家の中では「最悪の夫」と言えます。

彼は、妻のキャサリンとの間に10人の子供がいましたが、子育てには非協力的で、そもそも子供自体に興味が無かったとか。

家族

その結果、10人の子育ての負担がキャサリン一人の身にのしかかり、その疲労とストレスから、彼女の体重は増える一方。

そんな妻に嫌気が差した45歳のディケンズは、自分の娘と同年齢の女優であるエレン・ターナン(18)と不倫。

ターナンとの間には息子も生まれましたが、生後間もなく亡くなっています。

やがて彼は妻との離婚を決意

ただし、普通の離婚の仕方ではありません。

新聞

彼は新聞紙上で離婚を発表し、なおかつ、原因が全て妻にあることを強調するため、子供に対するキャサリンの愛情の無さや、母親としての彼女の無能ぶりを非難。

もちろん、彼のこういった主張は全て事実無根であって、真実は真逆です。

さらに、この当時(ビクトリア朝時代)は、離婚時には父親が子の親権を得るのが通常で、それをいいことにディケンズは子供たちとキャサリンを滅多に会わせなかったとされています。

この恐るべき鬼畜男が、『クリスマス・キャロル』の主人公スクルージのように改心したという記録は残っていません。

ディケンズは、58歳のときに過労により亡くなりました。

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4 『ピーターラビット』

ウサギ

世界的に有名な愛くるしいキャラクターであるピーターラビット

その絵本は、これまでに全世界で2億5千万部以上も売れており、関連グッズも高い人気を誇ります。

あの独特の可愛い雰囲気を持ったウサギたちを実写化するのはかなり難しいと思うのですが、来月(5月18日)には実写版の映画『ピーターラビット』が公開されます。

〈初の実写化〉

さて、そんな可愛らしいキャラクターを世に誕生させたのが、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターです。

上流階級に生まれた彼女は、元々は絵本や文学よりも生物学の世界に強い関心を抱いていました。

子供のころ、弟と一緒にキツネの死骸を発見したときは、その皮を剥ぎ取り、グツグツと煮込んで骨だけの状態にして、じっくりとそれを研究していたとか。

キツネ

それからは、リスウサギなどを殺してはそれらを解剖し、筋肉の動き方などを調べていました。

そして、このときの経験が基になって、ピーターラビットやその他のキャラクターが作られたのです。

こういった事実から、アメリカの某タブロイド紙には、

ピーターラビットの作者は冷血な動物殺しだった

という見出しの記事が載ったこともあります。

ただ、生物学の研究を行う上で彼女が取っていた手法は、当時としては至って普通であり、ポターが特に変わり者だったのではありません。

大人になってからポターの研究意欲はますます高まり、1897年にはロンドン・リンネ協会にて、彼女は胞子に関する研究論文を発表しようと試みます。

会議

ところが、当時、科学の世界は男性優位だったため、女性はその会議に出席すらできず、彼女の論文は男性が代わりに発表したのです。

このとき、「女性は壇上から下りてください!」というアナウンスがあったかどうかは知りませんが、いずれにせよ、こういった女性差別は今から100年以上も前の話

この差別が存在していなかったら、ポターはピーターラビットの生みの親としてよりも、科学者として有名になっていたのかも知れません。

5 アンデルセン童話

雪

日本でも大ヒットを記録した『アナと雪の女王』のベースになった作品が、言わずと知れたハンス・クリスチャン・アンデルセン原作の『雪の女王』。

デンマークが生んだこの偉大な童話作家は、他にも『裸の王様』『みにくいアヒルの子』『マッチ売りの少女』などの作品が有名です。

彼は人並み以上に強い恋愛願望を抱いていましたが、実際に女性と付き合うには余りにもシャイでした。

アンデルセンが熱烈に惚れ込んだ女性も何人かいたものの、自分の方からは決して告白できず、生涯独身を貫いています。

アンデルセン

多くの子供に愛される物語を書き続ける一方で、彼のプライベートは孤独そのものでした。

しかし、女性のことが好きである以上、「欲求」が溜まってくることは避けられず、彼はそれを頻繁に「独りで発散」していたのです。

しかも、その時の感想を、彼はわざわざ毎回日記に記していました

パリ

パリに滞在中、アンデルセンは、長年の夢を実現すべく61歳にして初めて娼館を訪れます。

そこで彼は18歳の女性を指名し、5フランを手渡した上で、結局何もしませんでした

ただ目の前の女性を見つめていただけ。

女性

その時の様子もちゃんと日記に書かれており、「簡素なドレスを着たその女の子は、酷くきまりが悪そうで、私がただ見ているだけということに驚いていた」そうです。

その後も、彼は娼館に通い続けますが、目的はあくまで女性と短時間の会話を楽しむため。

それが済んだら家に帰り、感想を日記に書くことの繰り返し。

異性の性的魅力に接すると、全身が震えるほどの興奮を覚えていたアンデルセンは、死ぬまで女性と体を重ねることはありませんでした。

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