サイコパスの驚くべき真実8選

人を殺したいという衝動が抑えられない「サイコパス」とは一体どいういう人間なのか。

普通の人間と何が違うのか。

その謎に迫ります。

サイコパスは、映画やドラマなどでも登場することの多い存在ですが、そういったキャラクター像は実態と食い違っている場合も少なくありません。

ほとんどの人にとって、彼らの存在は「頭のイカレタ殺人鬼」という印象で捉えられます。

そしてその殺人鬼を生み出すメカニズムが、最新の研究で徐々に明らかにされつつあるのです。

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1 サイコは「恐怖」を認識できない

恐怖

アメリカのジョージタウン大学で、アビゲイル・マーシュ博士によって行われた研究によれば、サイコパスは「恐怖」という感情を認識できないのだそうです。

例えば、普通の人の場合、恐怖を感じている表情をみれば、それが「恐怖」という感情を表していることはすぐに分かりますが、サイコパスの場合、その表情が一体何を意味しているのかが理解できないのです。

実は、サイコパスの傾向が見られる人の脳を調べてみると、「恐怖」を司る部位の機能が非常に弱いのだそうです。

このため、サイコパスは他人が恐怖を感じているという事実が把握できず、また、自分自身の「恐怖」を表現することもできません。

一方で、「恐怖」以外の感情(喜び、悲しみ、怒りなど)については通常の人と全く同じように理解できます。

あるサイコパスの女性に対して行われた調査では、彼女は「恐怖の表情」について次のように語っていました。

私には、その表情にどういう意味があるのかは分からない。でも、それが、被害者が私に殺される直前に見せるものだということは知っている。

2 サイコを殺人に駆り立てるモノ

ドーパミン

何故、サイコパスは殺人への衝動が抑えきれないのか。

その原因の一つは、脳内で分泌される神経伝達物質、「ドーパミン」だと見られています。

ドーパミンは、物事に対する「意欲」や「動機」に深く関係した物質で、例えば人が恋に落ちたりするのにも一役買っています。

アメリカにあるヴァンタービルト大学のヨシュア・バックホルツ教授によると、サイコパスの脳内では通常よりも多くのドーパミンが分泌され、また彼らはドーパミンに対する欲求度が高いそうです。

そしてそのことが、他人をコントロールして(場合によっては亡き者にして)、自分の思い通りの人生を生きたいという願望につながっていると見られています。

3 サイコの「感情移入スイッチ」

脳スイッチ

サイコパスは、他人の立場になって考えることが出来ず、自分以外の人間はチェスの駒のような「物体」だと捉える傾向があります。

何故彼らにこのような特徴が見られるのかは、専門家の間でも意見が分かれているのですが、2012年に行われた実験の結果、ある興味深い「仮説」が立てられました。

それは、サイコパスには「感情移入のスイッチ」のようなものがあるのではないか、ということ。

通常はそのスイッチがオフになっており、他人の気持ちが理解出来ないのですが、何かのきっかけでそれがオンになると、他人を思いやることも出来て、ある意味「殺人鬼」とは程遠い状態になるのです。

そして、このメカニズムが完全に解明されれば、サイコパスの治療に大きく貢献すると考えられています。

4 サイコの就く職業

CEO

サイコパスの傾向の強い人間が就く職業として最も多いのは何なのか。

2013年、オックスフォード大学のケヴィン・ダットン教授が行った調査によれば、警察官弁護士医師などを押さえて一番多かったのが「最高経営責任者(CEO)」だったのです。

他人を支配したいというサイコパスの特徴が如実に現れた結果といえそうです。

また、2010年にはポール・バビアック教授によって面白い実験が行われました。

将来有望な幹部クラスのビジネスマン203人を対象にして、サイコパスの傾向をチェックするテストを受けさせました。

すると、25人に1人は「完全なサイコパス」だと認定されたのです。

これは、一般の人を対象に行った場合の「4倍」の確率です。

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5 サイコと「荒らし行為」

フェイクレビュー

こんなクソみてえなゴミ動画見て喜んでる奴、アタマおかしいんじゃねーの?

人気のYouTuber の動画に、明らかに他人を不愉快にさせる攻撃的なコメントが付けられているのを見たことがある人は多いでしょう。

カナダの複数の大学において行われた調査によれば、ネット上のコメント欄などを荒らすのが好きな人は、「サディズム(加虐趣味)」「ナルシシズム(自己陶酔)」「マキャベリズム(目的のために手段を選ばない)」といった特徴に加え、「サイコパス」の特徴を持っている傾向が強いのだとか。

また、「荒らし行為」の頻度が高い人ほど、そういった「ダークな特徴」も強く現れるそうです。

さらに、このことは、掲示板やコメント欄での「荒らし」のみならず、例えばオンラインゲームにおける迷惑行為にも当てはまると考えられています。

6 サイコは遺伝するのか

遺伝子

神経科学者であるジェームズ・ファロン氏は、かなり特殊な家系で育ちました。

どの辺が「特殊」なのかというと、同じ家系に殺人容疑で捕まった人が7人もいるのです。

ある時、彼は興味本位で自分の脳をスキャンしてもらったのですが、その結果驚きの事実が発覚。

倫理的、道徳的な行動を司る脳の部位が、著しく小さいことが分かったのです。

不安になった彼は、さらにDNA検査も受けました。

すると、サイコパスに多く見られる攻撃的な遺伝子を持っていることが判明。

これらの事実だけから判断すると、ファロン氏はサイコパスの素質十分ということになりそうです。

しかし、実際のファロン氏は様々なチャリティーに寄付を行ったり、職場では周りのスタッフを積極的に助けたりと、およそサイコパスとは程遠い存在です。

ただ、彼は時々異常なまでに負けず嫌いな面を見せることがあったり、リーダーシップにこだわり過ぎる面があったりすることから、本人も多少はサイコパス的な部分があると自認しているようです。

こうして見ると、サイコパスには遺伝的な面があるものの、育てられた環境など、それ以外の影響が大きいといえそうです。

7 サイコと嗅覚

鼻

シドニーにあるマッコーリー大学で、サイコと嗅覚の関係を調べる実験が行われました。

サイコパスの傾向が見られる被験者79人に、匂いを嗅ぎ分けるテストを行ったのです。

その結果、彼らは明らかに、通常の人より嗅ぎ分ける能力が低いことが分かりました。

また、サイコパス・テストのスコアが高い(サイコの傾向が強い)人ほど、嗅ぎ分ける能力も低いのです。

これは、先ほど述べた「倫理的、道徳的な行動を司る脳の部位」が関係していると見られています。

8 サイコ特有の喋り方

ディスカッション

ニューヨークにあるコーネル大学のジェフリー・ハンコック教授は、52人の殺人者(そのうち14人がサイコパス)に対して、サイコパスと「話し方」の関係を調べる実験を行いました。

彼らに、自分のことや、犯罪について語ってもらったのですが、サイコパスにはある特徴が見られたのです。

それは、「過去形」を多用するという点。

これは、過去の犯罪行為を今の自分の状態と完全に切り離して捉えるという、サイコパス特有の傾向が原因と考えられます。

他にも、接続語を多く使って、「原因と結果」を明確にした文を好んで使う、家族のことよりも、食べ物お金について話す傾向が強い、などといった特徴も見られました。

また、別の調査によれば、こういったサイコパスの特徴を示す口調は、ツイッターなどのつぶやきにも現れている可能性があるとか。

この研究が進めば、ツイッターを調べることで、その人の「サイコパス度」が分かるようになるのかもしれません…。

サイコパス・テスト

では最後に、自分のサイコパス度を調べられる有名なテストをご紹介しましょう。

次の文章を読んで、最後の問いに対する自分なりの答えを「直感的に」考えてください。

葬儀

ある女性が、自分の母親の葬儀に参列していた。

そこで彼女は、参列者の中に、見知らぬ男性がいるのに気付く。

彼女はその男性の魅力に惹かれ、彼こそが「運命の人」だと信じるようになる。

しかし、名前も連絡先も聞けないまま、彼は帰ってしまった。

他の参列者に聞いても、彼のことは知らないという。

その数日後、彼女は自分の姉を殺害した。

果たして、彼女の殺人の動機は?

・・・・・・

・・・

いかがだったでしょうか。

ちなみに、この問題を初めてやった時の僕自身の答えは、

姉とその男性が付き合っていることが分かり、嫉妬心から殺した

というものでした。

似たような答えだったという方もいるかもしれません。

さて、このテストの「正解」はというと…。

彼女は、その男性が「母親の葬儀」に参列していた点に注目し、もし他の家族が亡くなれば、その葬儀に再び彼がやってくると考え、姉を殺害した。

というもの。

ズバリこの答えと同じだったという方は、かなりサイコパスと考え方が似ているということになるそうです…。

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