ハロウィンに起きた異常な事件5選

ハロウィン

ハロウィンと言えば、やはり「トリック・オア・トリート!」。

日本でもハロウィンは毎年盛り上がりますが、仮装した子供が近所の家を訪ねてこれを言っている場面に遭遇したことはありません。

ちなみに、アメリカではこの行為を部分的に禁止している場所があります。

イリノイ州のベルヴィル市などがそれです。

同市では、13歳以上の子供が家を回って「トリック・オア・トリート」をやると、100ドル~1000ドルの罰金を科せられることがあります。

1 トリック・オア・トリート殺人

ハロウィン

1957年10月31日午後11時過ぎ、米国カリフォルニア州サン・バレーで、ピーター・ファビアーノという男性が自宅にいると、玄関の呼び鈴が鳴るのを耳にしました。

こんな時間にハロウィンのお菓子をもらいにくる子供なんているのか、と疑問を抱きつつドアを開けてみると…。

そこにはピストルを持った男が。

次の瞬間、ファビアーノは心臓を撃ち抜かれ、後ろに倒れました。

その時、彼の妻が聞いたのは、銃声ドスンと何かが倒れる音、そして、走り去る車のエンジン音

車

後の警察の捜査により、ファビアーノの妻は、ゴールディン・パイザーおよびジョン・ラベルという二人の男と三角関係になっていたことが判明。

そして、ラベルからの圧力により、パイザーがファビアーノを殺害したのです。

事件当日、パイザーはマスクを被り、紙袋に銃を隠してファビアーノ宅を訪れていました。

トリック・オア・トリート殺人」とも呼ばれるこの事件は、パイザーとラベルが終身刑を宣告されたことで、幕を閉じています。

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2 ハロウィンの大火災

人

1998年、スウェーデン南西部の港湾都市ヨーテボリで、375人の高校生が、地元のナイトクラブでハロウィン・パーティをしていたところ、突然その建物から火の手が上がりました。

収容能力150人の建物に、その倍以上の人数が入っていたこともあって、誰もがパニックに陥り、到るところで悲鳴が聞こえたとか

炎と煙が、屋内を埋め尽くすように勢い良く広がっていく中、出口につながるたった一つの階段に学生たちが押し寄せます。

しかし、炎の犠牲になった人たちが次々と床に倒れ、出口付近の通路を塞いでしまったため、ある者は窓から飛び降りて脱出し、ある者は消防隊員の救助を待ちました。

結局、12歳から25歳までの63名が死亡

213人が負傷し、うち50人は重傷でした。

この火災の原因究明は難航し、約2年の捜査の末、ようやく真相が明らかに。

10代の少年4人組が、建物に火を放っていたのです。

その驚くべき動機は、自分たちだけハロウィン・パーティに呼ばれなかったから、というものでした。

3 「まるで幽霊屋敷」

教会

2010年10月31日、デヴォン・グリフィン(16)という少年が、ハロウィンを教会で過ごした後、家族がいるオハイオ州の自宅に戻ると、何やら人の死体のような物に足を引っ掛けました。

「死体」は数体ありましたが、彼は、てっきりハロウィンで使う小道具が床に転がっているものと思ったのです。

しかし、彼にとって悪夢だったのは、それらの死体は小道具ではなく、すべて「本物」だったこと。

グリフィンは、家を離れていたわずかな時間に、自分の両親と弟を失ったのです。

殺人のあった現場の様子は陰惨を極め、その光景を目の当たりにした彼自身の言葉によると、「まるで幽霊屋敷にいるかのよう」だったとか。

家

警察は、現場近くに停めてあった白い乗用車から、その所有者であるウィリアム・リスキ・ジュニアを容疑者であると特定。

彼は、統合失調症を患っていたことがあり、また、かなり暴力的な一面もありました。

逮捕されたウィリアムは、犯行をすべて自供しましたが、動機については一切語らず

裁判で、彼は終身刑を宣告されています。

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4 「獣を探している」

PC

米国ニューメキシコ州で、株式市場のアナリストの仕事をしていたデイヴィッド・ストーンは、1988年10月31日、忽然と姿を消しました。

もともと彼は精神的に不安定なところがあり、ハロウィンの3日前に行われたパーティに参加したときも、様子がどこかおかしかったとか。

さらに彼は、家族や友人に対し、自分を見つめ直すために数日間旅に出るというようなことも語っていました。

ストーンが最後に目撃されたのは、ハロウィン当日。

田舎道を歩いている彼の姿を、近くの農家の男性が見ています。

やや不可解なのは、その時、ストーンはその男性に、

「獣を探している」

ということを告げたとか。

その少し前にも、付近の住人が、独り言をつぶやきながら彷徨っているストーンを見ています。

失踪からしばらくして、ハイウェイの脇に彼の車が放棄されているのが発見されました。

車のすぐそばには、「18マイル」の標識が。

道路

さらに、彼の物と思われる腕時計も発見されましたが、その近くの地面には奇妙な形の三角形が描かれ、その内側には石を積み上げたピラミッドがあったのです。

さらには、フィボナッチ数列と見られる数字も書かれていましたが、数列の最後の数字について、本来は「21」であるべきところ、彼は何故か「18」にしていました。

乗り捨てられていた車の中には手書きのメモがあり、そこには次のような内容の文章が。

彼らは「その言葉」が金庫の中にあると考えている…

ロブの部屋には6本のナイフ

人々は自分の紅茶を買う

そして運に賭ける

ハロウィン

暗号のようなこの文章が何を意味しているのかは不明です。

1992年、二人のハイカーが、グラニット・ピークの近くでストーンの死体を発見

警察は、殺人事件ではないと見ていますが、彼が何故そのような場所で命を絶ったのか、失踪とハロウィンとの間にどういう関係があるのか、などについては何も分かっていません。

5 二本目のローソク

勉強

1986年のハロウィンの翌朝、ニューヨークでユダヤ教の神学校に通うチェイム・ワイス(15)が、学生寮の自室で殺されているのが発見されました。

彼の頭部には、強い衝撃を受けた痕跡と、刃物で刺された傷がありましたが、現場からは凶器らしい物は発見できず

争った形跡が見られなかったため、彼はハロウィンの夜、ベッドで寝ている最中に殺害されたと考えられています。

チェイムは周りの生徒から非常に人気があり、誰かに恨みを抱かれていたという噂も無く、犯人やその犯行動機については誰も皆目見当がつかなかったのです。

この事件において一つ特徴的なのは、犯人はおそらくユダヤ教に詳しい人物ではないかということ。

ユダヤ

例えば、死体がベッドの上から床の上に降ろされていたり、凍えるような寒さなのに窓が開けられたりしていたのは、ユダヤ教において、死者の霊魂が旅立つのを配慮することと整合性があります。

犯人がユダヤ教に詳しいとすると、何故それがバレるような細工をわざわざ現場に施したのか。

不可解な事実はまだあります。

事件の後、教師の一人が、チェイムの部屋に一本のローソクを置いていたところ、その二日後、何者かによって二本目のローソクが置かれていたのです。

ローソク

チェイムの部屋に立ち入るには警察の許可が必要で、なおかつ、誰かが強引に寮に侵入したような跡もありませんでした。

また、事件の夜、一人の生徒が、チェイムの部屋のドアが開いたかと思うと、すぐに閉められたのを目撃しています。

これは、犯人が、入る部屋を間違えてチェイムの部屋の扉を開けてしまったということなのか。

事件発生から30年以上が経った今も、多くの謎を残したまま、この事件は迷宮入りとなっています。

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