今も逃走中の連続殺人犯5選

逃走

大阪府警富田林署から逃走した樋田淳也容疑者が、約50日間の自転車の旅を続けた挙句、先日ようやく逮捕されました。

一ヶ月半もの間、逃走生活を続けていたことにも驚きですが、道中で愛媛県庁を訪れ、たまたま出会った市民と記念撮影までしていたという大胆さには驚きを通り越して呆れます。

呆れると言えば、樋田容疑者に職務質問をしておきながら、逮捕しなかった警察官もいました。

これはさすがに情けないという印象を拭えません。

今の日本の警察では、以下にご紹介するような連続殺人犯を捕まえるのは、まず不可能でしょう。

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1 エドモントンの殺人鬼

エドモントン

カナダのアルバータ州エドモントンで、1975年から女性ばかりが狙われる殺人事件が発生しました。

被害者の数は、少なくとも30人

彼女たちの多くは、風俗業界で働いていました。

そういう業界に対する偏見のためか、警察が本腰を入れて捜査に乗り出したのは、なんと事件発生から30年近く経ってから

それまでに警察が犯人について得た情報と言えば、女性たちを襲ったのは、おそらく車を運転する人物であろうということくらい。

この特徴は、カナダ人男性の大半に当てはまります。

2003年には特別捜査班を結成し、DNA鑑定などを取り入れた捜査を進めますが、大した進展は無し。

しかしその後、警察は遂に決定的な手掛かりを入手しました。

テープ

被害者の一人に、ヒッチハイク中に殺された女性がいるのですが、彼女が車の中から弟に電話をかけた際の音声テープが残っており、それにはドライバーの男の声も入っているのです。

その男こそが犯人である可能性が高いことを考えると、これで一気に事件が解決しそうな気がしますが…。

残念ながら、未だに犯人は捕まっていません。

ちなみに、その音声テープが一般公開されたのは、今から6年前のことですから、今後、捜査に大きな進展がある可能性は、かなり低そうです。

2 I-70キラー

ハイウェイ

1992年、米国ユタ州付近を通る州間ハイウェイ70号線(I-70)に沿った地域で、6人の女性が次々と殺される事件がありました。

これらの殺人が、同一犯によって行われたことは明らかでした。

というのも、被害者は皆、若くて身長の低い女性で、ハイウェイの近くにあるブティックなどの店で一人で働いている、という共通の特徴があったのです。

だだし、4番目に殺された被害者だけは男性です。

しかし、この男性はロングヘアーだったことから、犯人は女性と見間違えて殺したのではないかと考えられています。

連続殺人犯というと、決して証拠を残さないように、綿密な計画を立てて犯行に及ぶ、慎重なタイプを想像しがちですが、この事件の犯人はそれとは全く異なります。

彼は、周りに人がいるのも憚らず、白昼堂々と犯罪を実行していたのです。

ブティック

目撃者の一人は、犯人の顔をはっきり見ていたので、自ら犯人の似顔絵を描くこともできました。

また、最後に起きた殺人の目撃者は、犯行の一部始終を見ていたとか。

これだけ多くの目撃者が存在し、テレビの犯罪捜査番組で犯人の似顔絵がしょっちゅう公開されていたにも関わらず、事件から25年以上経っても、何一つ有力な情報は得られていません。

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3 バイブル・ジョン

聖書

1968年から1969年にかけて、スコットランドのグラスゴーにある一軒のナイトクラブで、25歳から32歳までの女性3人が殺害される連続殺人事件が発生しました。

被害者は、全員絞殺された後にバッグを奪われていたのです。

この陰惨な事件により、スコットランドにおける捜査の歴史の中でもかなり大規模な捜査が開始されました。

一体犯人はどんな奴なのか…

などど勿体をつけるまでもなく、犯人の外見は、そのナイトクラブの客であれば誰でも知っていました

というのも、犯人自身もその店の常連客で、被害者と行動を共にすることが多かったからです。

ナイトクラブ

しかし、犯人の素性に関しては、よく分かっていません。

ほとんど唯一の手がかりは、彼が自分のことを「ジョン」と名乗っていたことだけ。

また、この男は聖書からの引用句をよく口にしていたことから、マスメディアによって「バイブル・ジョン」というあだ名が付けられました。

多くの人が犯人の顔を知っており、なおかつ、グラスゴー内のあらゆる歓楽街に犯人の似顔絵が張られましたが、容疑者は判明せず。

1996年、ようやく警察は、ジョン・マキネスという男を第一容疑者として特定しました。

ただ、彼はその時すでに死亡していたので、警察は死体を掘り起こして専門機関に鑑定を依頼。

その結果、マキネスは事件とは全くの無関係だと判明したのです。

結局、現在でもバイブル・ジョンの行方はつかめていません。

今後、この男が捕まる可能性があるのは、彼が人前でやたらと聖書の引用句を使ったときくらいでしょう。

4 フィレンツェの怪物

フィレンツェ

フィレンツェの怪物」 というのは、1974年から1985年にかけてカップルだけをターゲットにして殺人を繰り返していた男のこと。

怪物と呼ばれるだけあって、この男の殺害方法は残忍を極めていました。

犠牲となったあるカップルは、自宅の庭でイチャコラやっている真っ最中にザックリ殺られています

死体をバラバラにすることが多かったので、犯人には何らかの医学的知識があるのではないかとも見られていました。

この事件の捜査過程で調べられた男性の数は、実に10万人以上

これは、フィレンツェの人口の4分の1を超えています。

何人か容疑者の名前が挙がったものの、真犯人の逮捕にまでは至りませんでした。

この犯人による連続殺人は、1985年に終わりましたが、捜査自体は続行され、2004年には新たな容疑者が逮捕されています。

しかしながら、この容疑者も後にシロと判明。

フィレンツェ

その後、2014年になって、女性ばかりが残虐な方法で殺される事件が、再びフィレンツェで発生しました。

被害者の一人は、常軌を逸した犯行を目の前にして、恐怖のあまり心臓発作で死亡していたのです。

フィレンツェの怪物が生きていれば、現在彼は60歳~75歳であろうと見られていますが、これらの殺人事件がこの怪物の復活を示しているのかは定かではありません。

5 2月9日の殺人者

2月

最後にご紹介するのは、かなり妙なこだわりを持った殺人犯です。

2006年から2008年の間、米国ユタ州で、女性の住むアパートに侵入しては、その女性を絞殺するという犯行を繰り返していた男がいます。

この犯人による殺人は、何故か必ず2月9日に発生していました。

DNA鑑定の結果、この殺人犯による犠牲者であると認定されたのは二人だけでしたが、この数は住民を不安に陥れるのには十分でした。

2月9日の殺人者」のことが報道されてからは、その日になると多くの人が家の戸締まりを厳重にしたり、あるいは、一日だけ他の場所へ避難したり。

ドア

しかし、二人目の犠牲者が出てからは、この犯人はすっかり影を潜めるようになります。

ただ、連続殺人犯の中には、しばらくブランクを置いてから凶行を再開するような人物もいますから、この犯人が完全に殺人を止めたという保証はどこにもありません。

この男は今も逮捕を免れており、ひょっとすると、彼は家族とともにごく普通の平穏な日々を送っているのかもしれません。

そして、近い将来2月9日の殺人を復活させようと目論んでいる可能性も…。

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