難事件を自分で解決した被害者たち

事件

最後に頼れるのは自分だけ…

殺人事件誘拐事件において、犯人が証拠らしい証拠を何も残さなかった場合、捜査は極めて困難なものになります。

事件が迷宮入りになることもあるでしょう。

しかし、被害者本人が決定的な手掛かりを残していた場合は話が異なります。

事件が起きた正にその瞬間に犯人と接触していた被害者のメッセージほど、有力な証拠はありません。

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1 誘拐された妹が同じ学校にいた

赤ん坊

次にご紹介するのは、意図的にではなく、本人の知らない間に偶然事件を解決してしまった珍しい事例です。

1997年、南アフリカ共和国に住む女性が、ケープタウン病院で女の子を出産した直後、その子が何者かに連れ去られるという事件が発生しました。

誘拐されたのは、ゼファニー・ナースという名前の赤ん坊。

犯人の方は看護師に扮装していたとか。

それからゼファニーは、自分に本当の親が別にいるなどとは夢にも思わず、犯人によって与えられた名前で生活していました。

学校

17歳のとき、同じ学校内に、自分とよく似た顔の女子生徒がいるというウワサを彼女は耳にします。

相手の子は、4つ年下のキャシディ

二人は妙に気が合ってすぐに仲良くなり、まるでその様子は姉妹のよう。

というか、本当に姉妹でした

あまりに二人がよく似ていることを疑問に思い、キャシディの父親が警察に相談します。

DNA鑑定が行われた結果、やはり二人は血のつながった姉妹だったのです。

それに伴い、ゼファニーを誘拐した50歳の女が逮捕されました。

実はその女、ゼファニーの両親の家からわずか数キロメートルの場所に住み、彼女を育てていたのです。

2 超記憶力で完全犯罪を阻止

ジョージ・ケリー・バーンズというのは、1920年代から活動していたギャングの一員で、愛用する武器にちなんで「マシンガン・ケリー」とも呼ばれていました。

彼が主犯となった犯罪の中で、最も有名なものが「チャールズ・アーシェル誘拐事件」です。

オクラホマ州在住の大富豪であるアーシェルを誘拐し、ケリーは身代金として20万ドルを要求。

これを遂行するためにケリーの立てた計画は、完璧すぎるほどでした。

車

ケリーの一味がアーシェルを車で連れ去るとき、彼に目隠しをしたうえで、耳に綿を詰め、さらに上からテープでガッチリ塞ぎました。

身代金の受け渡しに関しても、新聞広告を利用して指示するなどして複雑な手順を踏ませます。

金を受け取った彼らは、偽名を使ってホテルを予約し、札束が本物だと分かるとアーシェルを解放

その後、髪の毛を染めて見た目を別人のようにしてから、金を持ってオクラホマ州を出ました。

汽車

すべては完全に予定通り

ただ一点、アーシェルの方が一枚上手だったことを除いて。

車で連れ去られている最中、目と耳を塞がれていながら、アーシェルは他の感覚器官を研ぎすませて、可能な限り多くの情報を記憶しました。

油田

オイルの匂いを感じ取ると、油田のそばを走行していると判断し、ポンプの音に耳を澄ませることで、通過した油田の数を記憶。

飛行機が上空を通過する音が聞こえると、その回数を記憶。

ケリーの一味に無理矢理どこかへ引っ張って行かれたときは、自分の歩数を記憶。

さらには、それらの出来事がどれくらいの時間をおいて発生したのかも記憶。

これらの詳細な情報のおかげで、FBIはケリーの居場所を突き止め、メンフィスにて彼を逮捕しました。

ケリーは後に終身刑を宣告されています。

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