いつもの朝。
そのはずなのに、眠りから覚めてみると、いつもと何かが違う。
そして自分が信じられない状況に置かれていることに気づく。
そんな、目覚めたら凄いことになっていた人々をご紹介します。
普通に出勤せねばならない日には、こんな体験はしたくないものです。
〈originally posted on September 27,2015〉
1 目覚めたら死んでいた
2010年、カリフォルニアに住む80歳の女性が、心停止に陥った後、病院で死亡が確認されました。
そして、死体安置所に運ばれることになるのですが、実はこの時、彼女はまだ「生きていた」のです。
その後の調査で明らかになったのは、彼女は恐らく、死体安置所の低い気温のせいで目が覚め、自分の体を包み込んでいる袋から出ようとして必死でもがいていたということ。
結局、死因は「心停止」ではなく、「窒息」と「低体温症」だと認定されました。
2 目覚めたら名曲が出来ていた
伝説のロックバンド、ローリングストーンズのギターリストであるキース・リチャーズは寝ている間に作曲するという、文字通りの「伝説」を作った人です。
彼はあるとき、ギターを手にしたまま眠ってしまったのですが、その際、寝ぼけて録音機材のスイッチを入れていました。
目が覚めてから、何かが録音されているのに気づき、それを最初から再生してみると、寝ている間に自分がギターで作曲したと思しき曲が。
彼はその曲を元にして、ファンなら誰もが知っている名曲、
“(I Can’t Get No) Satisfaction.”
を完成させたのでした。
3 目覚めたら名曲が流れていた
2008年、60歳のサム・カーターさんは、重度の貧血症により昏睡状態に陥りました。
すぐに、イングランドのスタッフォードシャーにある病院に運ばれたものの、意識が戻る可能性は、
30%
と診断されたのです。
医師が奥さんに、何か音楽を聴かせるようにアドバイスしたところ、彼女は夫の大好きだった歌をヘッドホンで聞かせます。
すると、驚くことに、サムの目が見開いて昏睡状態から目覚めたのでした。
サムによると、その曲は自分にとって特別な意味を持っており、17歳の時に初めて買ったシングルだったとか。
そしてその曲のタイトルが何と……
“(I Can’t Get No) Satisfaction.”
なのです。
4 目覚めたらクモの糸だらけ
2015年5月、オーストラリアのニューサウスウェールズで、農園を営むある一家は、朝起きて外に出てみると、辺り一面が真っ白になっているのに気付きました。
一瞬、雪か霜で覆われているのかと思うほどだったようですが、その正体は、
クモの糸
だったのです。
クモは、気候の変化によって移住するとき、高い木に登って糸を垂らし、それで風を受け止めてパラシュートのような感じで落下しながら移動するのだそうです。
それ自体は珍しいものではないのですが、一箇所に集中して一面がくもの糸だらけになるようなケースは極めて稀なのだとか。
5 目覚めたら母親になっていた
2014年12月、アメリカ、テネシー州に住むシャリスタ・ジャイルズさん(20歳)は、妊娠5ヶ月の状態で交通事故に遭い、重傷を負いました。
手術を担当した医師は、おそらく彼女の意識は戻らないだろうと家族に告げていたのですが…。
2015年4月、彼女は意識を取り戻し、それと同時に自分が男の子の母親になっていることも知ったのです。
ジャイルズさんは現在、夫が子供の写真を見せると、それを目で追えるくらいにまで回復しているそうです。
6 目覚めたら訴えられた
2015年5月、アルジェリアに住むある女性は、新婚初日の翌日、目が覚めた直後に夫から訴えを起こすと言われ、二人で裁判所に出向くことになったのです。
その驚くべき理由は、起き抜けの彼女の「すっぴん」が、メイクをしている時とあまりにかけ離れすぎていて、もはや「別人」レベルだったので強いショックを受けたというもの。
彼は最初、強盗が部屋に侵入したのかと勘違いしたほどだったそうです。
そこでその夫は、精神的苦痛に対する慰謝料として、2万ドルを請求する訴訟を起こしたのでした。
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