偉大な作家の意外な顔6選

ドラキュラ、名探偵ポワロ、トムソーヤなど、世界中で知られているキャラクターを生み出した偉大な作家たちの意外な一面をご紹介します。

いかに多くの人に親しまれる作品を書いても、やはりその作品と作者とは別物。

感動的な物語の作者が、ダークな趣味に興じていることもあるのです…。

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1 ブラム・ストーカー

ドラキュラ

ドラキュラの生みの親として有名な、アイルランド出身のブラム・ストーカーは、小説だけではなくノンフィクションもいくつか書いています。

その中でも異彩を放っているのが、

著名なペテン師たち(Famous Impostors)」

という本。

この本の最終章で、彼は、ある奇妙な仮説を打ち立てました。

それは、

エリザベス1世は男である

というもの。

その本によれば、誰もが世界史の授業で習うエリザベス1世は、10歳の時に病気で亡くなっており、彼女が死んだ事実を封印するため、王室が急いで「代わりの者」を探したというのです。

そして、近くの町に住むエリザベスそっくりの男の子を発見し、彼を女装させ、以降はエリザベスとしての運命を背負わせたとのこと。

しかし、かなり大胆な説の割には、根拠として挙げられているのが、エリザベス1世が基本的に医者にすら体を見せなかったことや、生涯結婚しなかったことくらいなのです。

一説によれば、ストーカーがこんなトンデモナイ仮説を立てた背景には、彼が「全ての女性は愚かである」という蔑視的な考えを持っていたからだとされています。

2 マーク・トウェイン

ブラ

トムソーヤの冒険』などの原作者として知られるマーク・トウェインは、作家以外にも複数の職業を経験していますが、実は、

発明家

としての顔も持っています。

彼の発明品で最も成功したのが、ズボンなどがずり落ちないようにするためのストラップ

その当時のものは、ストラップ部分だけを取り外せるようになっていました。

そして、マーク・トウェインの発明したストラップは、今もブラジャーのストラップに形を変えて残っているのです。

3 アーサー・コナン・ドイル

ホームズ

極めて論理的・合理的に物事を考える名探偵、シャーロック・ホームズを生んだコナン・ドイル自身は、それとは真逆の面を持っていました。

第一次世界大戦で息子を失った彼は、心霊術を信じ、死者の霊魂と対話することを真剣に考えていたようです。

また、ドイルは、「脱出マジック」を得意とする世界的に有名な奇術師、ハリー・フーディーニと友人関係にあったのですが、いつの頃からか、彼が本当に「超自然的な能力」を持っていると信じ始めていたのです。

ある奇術の中で、ドイルが誰にも分からないように書いたメモの内容を、フーディーニが見事に当てて見せたことがありました。

これには勿論トリックがあるわけですが、この時ドイルは、フーディーニが正真正銘の超能力者であると確信したのだとか。

フーディーニ自身は、そんなドイルに対して、敢えてその考えを改めさせようとはしなかったのですが、それ以来、次第に二人の仲は疎遠になっていったそうです。

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4 チャールズ・モンロー・シュルツ

スヌーピー

アメリカの国民的な漫画である『ピーナッツ』の原作者。小説家ではありませんが、便宜上このリストに含めました。

日本では、『ピーナッツ』というタイトルではなく、『スヌーピー』という名前で親しまれていますが、奇しくも作者のシュルツ自身は、この『ピーナッツ』という名前を酷く嫌っていたのです。

実は、この名前は、当時アメリカで放送されていた子供向けの某ラジオ番組内で、観覧に来ていた子供たちのことを「ピーナッツ・ギャラリー」と呼んでいたのをヒントにして、出版社側が命名したのです。

ちなみに、「ピーナッツ・ギャラリー」というのは、もともと劇場内の安い席のこと。

シュルツはこのタイトルのことを、「間抜けで品が無い」として、何度か変更しようとしたそうですが、それが実現する前に『ピーナッツ』は大成功を収め、もはや変更不能となっていました。

また、シュルツはうつ病に苦しんでいたことでも有名で、そのネガティブな心理状態が、しばしばチャーリー・ブラウンの台詞にも表れています。

この点について多くのファンから、

チャーリー・ブラウンのエピソードで、彼が困難に打ち勝つようなハッピーなものが無いのは何故か

と尋ねられたシュルツは、こう答えていました。

「フットボールでカッコよくキックを決めるようなキャラクターなんて面白くも何ともないよ

5 チャールズ・ディケンズ

クリスマス

貧しい人たちを無慈悲に苦しめていた強欲男、スクルージが、3人の幽霊と出会うことで改心するという『クリスマス・キャロル』の物語は、今も世界中の子供たちに親しまれています。

しかし、原作者であるイギリスの文豪、チャールズ・ディケンズは、むしろ子供たちをゾッとさせるような趣味を持っていました。

それは、死体

彼は極度の「死体フェチ」だったのです。

執筆活動をしていない時期には、よくパリへ足を伸ばして死体安置所に通っていたとか。

ディケンズは、自分のその奇妙な趣味についてこう語っていました。

「私がパリにいる時は、死体安置所の方へ体が引き寄せられるんだ。自分から行きたいと思うことは決して無く、いつもそこへ引っ張られるんだよ」

彼は、クリスマス元旦を、死体安置所で死体を眺めながら過ごしたこともあるそうです。

さらに、パリにいない時にはテムズ川周辺に赴いて、警察に死体が無いかを尋ねることもあったというほど、筋金入りの死体好きでした。

6 アガサ・クリスティー

ヒゲ

灰色の脳細胞に秘められた推理力で、難事件を次々に解決するベルギー人探偵、エルキュール・ポワロ

そのポワロを生み出したアガサ・クリスティーは、ポワロの人気が高まるに従って、この名探偵のことが嫌いになっていきました。

そして、ポワロのデビューから25年経った1945年、彼女はポワロを亡き者にすべく、彼の最後の事件となる作品、『カーテン(Curtain)』を完成させます。

しかし、「ある事実」が、この本の発表を思い止まらせました。

それは、「ポワロの物語は儲かる」という事実。

端的に言えば、彼女は「お金のため」に仕方なくポワロに現役続行させていたということです。

その結果、この『カーテン』は日の目を見ることなく、クリスティーの自宅の金庫に保管されることとなるのです。

そして、30年後の1975年、ようやくこの本が出版されてポワロの探偵人生に終止符が打たれ、その翌年にクリスティーは他界しました。

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