Vineに招待されてから、早いもので一年が経過しました。
2回目の審査も無事に通過し、ゴールド会員のステータスも維持。
この一年を振り返ってみると、Vineメンバーとしての活動は比較的順調だったように思います。
数カ月前から、一部のメンバーでレビューが未承認に戻ったりする不具合が発生していましたが、僕は特に何の影響もありませんでした。
それ以外にも、Amazonに対して怒りを爆発させたくなるような事態はほとんど起きず。
これが普通というべきなのか、あるいはラッキーというべきなのかは分かりませんが、とりあえずは順調だったと言っていいでしょう。
1 初心者時代の過ち
Vineメンバーになった直後は、Vineに関する知識の乏しさから、数々の失敗をやらかしていました。
例えば……。
- 気軽に注文をキャンセル。
- 激レアな高額アイテムの商品ページをじっくり読む(当然、争奪戦に負ける)。
- 怪しいUSBメモリに手を出す。
などなど。
今となってはこれらの行為は全力で避けるべきなのは重々承知していますが、初心者時代は何度かやっていました。
特に、注文のキャンセルは、強制退会のリスクがあっただけに、今考えると実に恐ろしいことをやっていたと思います。
2 Vineの激変ぶりに驚く
つい最近Vineに招待されたという人には信じがたいでしょうが、今から1年前のVineには、常時5000~6000点のアイテムがリストアップされていました。
今の約10倍です。
「お客様へのおすすめ」に表示される商品についても、表示されてからあっという間に消えるなどということは滅多になく、数時間経っても余裕で注文できることもよくありました。
今の状況からは考えられないですね。
アイテム数が急に減ってきている印象を持ったのは、今年の5月頃からでしょうか。
まだその時は、いずれは以前のような水準にまで回復するのでは、という甘い予測をしていたのですが、その後もアイテム数は減少の一途を辿り、現在は500~600点で落ち着いています。
今後は、アイテム数が常時1000を超えるような状態には恐らくならないでしょう。
3 ゴールド会員を維持するハードルが上がった
6ヶ月の間に80個以上の注文をする。
昨年末まで(シルバー会員時代)は、僕にとってこのノルマはあって無いようなものでした。
注文したい商品が何も無いという日はほぼ皆無でしたから。
むしろ、注文したい商品が多すぎて、一日3個までしか注文できないのが恨めしく思えたほどです。
よって、上記のノルマ達成には何の困難もありませんでした。
ところが、現在は全く逆。
何かを注文できる日の方が珍しくなっています。
この状況でノルマを達成するのはそれなりにハードルが高い。
今のVineをフルに有効活用できるのは、比較的時間の融通がきく学生や専業主婦(主夫)などに限られるような気がします。
仕事の形態によっては、終業時刻まで一切Vineをチェックできないという人もいるはず。
そういう人の場合、土日や祝日が「本番」ということになるでしょう。
しかし、土日・祝日は、多くの人がVineに張り付いているので、これまた競争が激しい。
日中仕事がある人に優しくないのが今のVineであると言えそうです。
結論 Vineは素晴らしいが、面白みは著しく低下
Vineが存在していることは本当に有り難いと思っています。
僕にとって素晴らしい制度であることは確実です。
ただし、自分がVineに招待された頃と比べ、面白みはかなり下がりました。
会社からの帰宅途中、何気なくスマホでVineをチェックしたときに、「おお、これは便利そう!」というアイテムを見つけ、注文が成功したときの達成感などは、今はほとんど味わえません。
どんな時間帯であっても、Vineのページをチェックすると何かしら新たな「発見」があったので、毎回ワクワクしながらチェックしていたのものですが、最近はそのワクワク感も微弱になりました。
正直、Vineがここまで変わってしまった原因はよく分かりませんが、変わってしまったものは仕方ありません。
不満を言ったところでどうしようもないのです。
というか、この状況を作った原因は、ひょっとするとVineメンバー自身かもしれません。
テキトーなレビューを量産し、ゲットした商品を次々とメルカリで転売するメンバーが後を絶たないことから多くのセラーがVineを見限ってしまったのだとすれば、Vineをつまらなくしたのは他でもないVineメンバーだということになります。