Amazon Vineに招待されてそのメンバーになった場合、運が良ければかなり美味しい生活を楽しむことができます。
「運が良ければ」と書いたのは、Vineメンバーのメリットを最大限活かせるかどうかは、その人のライフスタイルにかなり左右されるから。
別の言い方をすれば、Vineプログラムに合う人、合わない人がいるわけです。
合う人であれば、高額商品を含む様々なアイテムを無料でゲットできて、充実したVineライフを送ることができるでしょう。
そんなVineメンバーに自分もなってみたいという人は少なくありません。
では、どうすればAmazonから招待を受けられるのか。
実はこれが、Vineにまつわる最大の謎なのです。
ただ、ネット上で入手できる情報などから、ほぼ確実に言えることもいくつか存在します。
今回は、それらについてご紹介します。
1 プライム会員でなくてもメンバーになれる

Vineメンバーに選ばれるためには、プライム会員である必要はありません。
事実、僕がVineに招待されたときはプライム会員ではありませんでした。
非プライム会員よりも、プライム会員の方が金銭的にはAmazonに貢献しているわけですから、プライム会員であることを必須条件にしてもよさそうですが、そうなってはいません。
2 Amazonの利用期間は無関係

Amazonの利用を開始してから日の浅い人よりも、長期間利用している人の方がVineに招待されやすい、ということはありません。
Vineメンバーの中には、まだAmazonが本しか販売していなかった時代から利用しているのに、Vineに招待されたのは今から数年前だという人もいます。
その一方で、Amazonを利用し始めてから2~3年で招待されたという人も。
結局、Amazonの利用期間の長短は、Vineの招待とは直接的な関係は無いようです。
3 たった一回のレビュー投稿でも招待される(可能性あり)

Vineメンバーになるための絶対条件は、Amazonにレビューを投稿したことがある、というものです。
これについては確実です。
一度もレビュー投稿の経験が無いのに招待された人はいませんから。
では、一体どれくらいのレビューを投稿すればよいのか。
これに関しては、かなり幅があります。
何年にも渡り何百というレビューを投稿し、「役に立った」が押された回数も数百という状態になって初めて招待された人がいるのは理解できます。
質の高いレビューをAmazonに提供し続けたわけですから、Vineメンバーとして認定するに相応しいと判断されるのも納得です。
しかし驚くことに、たった一回レビューを投稿しただけで招待を受けたという人もいるのです。
人生で初めてAmazonにレビューを投稿したら、いきなりVineメンバーというのは凄い。
もちろん、このようなケースは珍しいというべきかもしれません。
ただ、一回ではないにせよ、両手で足りるほどのレビュー回数で招待されたという人はそれなりにいます。
Vineプログラムが始まった当初は、レビュー投稿数や、ハートの数が重要とされていたようですが、現在は事情が異なるのでしょう。
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結論 Vineメンバーへの道は謎だらけ

結局、どうすることがVineメンバーへの近道なのかは、謎が多すぎて分かりません。
こう書くと、Vineメンバーになるための情報を探している方からは「なんだよこのクソ記事、ふざけんなよ!」と怒られそうですが、いくら調べてもこればかりは謎だらけなのです。
では、Vineに招待される人は完全にランダムに抽出されていて、運の良し悪しの問題でしかないのか。
そう考えることもできますが、しかし「完全に運次第」ではないような気がします。
運以外で考慮されているかも知れない要素(レビュー関連以外)としては、例えばその人の居住地域などが考えられます。
というのも、複数の人が、同じ地域で、だいたい同じ時期に招待を受けたというケースがあるからです。
それが単なる偶然ではないとすれば、地域ごとに抽選している可能性もあります。
まあ、分かりませんけれども……。
いずれにせよ、一回だけのレビュー投稿でもメンバーに選ばれうるということは、非メンバーの人は、レビューを投稿する度に招待を受けるチャンスが(潜在的には)あるということ。
ネット上の書き込みを見ていると、Vineメンバーに選ばれたくて積極的にレビューを投稿し始めたら、その数週間後に招待が来た、という人もいました。
今、この記事を読んでくださっている人の中で、是非ともメンバーになりたいという方は、とにかくレビューし続けるしかありません。
身も蓋もない言い方ですが、それが最も確実な方法です。
ちなみに、Vineに招待されると、レビュー投稿直後の画面にその旨のメッセージが表示されます。
画面下部にさりげなく書かれてあるので、うっかり見逃さないように注意してください。
余談 Vineメンバーを目指す価値はあるか

Vineメンバーになるためには少なからず「運」が必要ですが、メンバーになってからも「運」が無ければその地位を活かすことはできません。
メンバーだけがアクセスできるページには、注文可能なアイテムが表示され、それらは3つのカテゴリーに分かれています。
その中で最も重要なのが、「お客様へのおすすめ」というカテゴリー。
ここには、Vineでの注文履歴を基にしてその会員に向けたおすすめ商品が表示されますが、注文履歴とは無関係な商品もよく表示されます。
つまり、ここでも「運」の要素が絡んできます。
運が良ければ高額商品を次々とおすすめされ、運が悪ければ自分にとって不要な商品ばかりがおすすめされるのです。
さらに、欲しい商品が運良くおすすめされても、注文のボタンを押すのがコンマ数秒遅かっただけで、他のメンバーに先を越されてしまい、注文できなくなることもしょっちゅう。
こうして見ると、Vineメンバーになれたとしても、その地位を最大限活かせている人は一握りではないかと思います。
それでもVineメンバーを目指す価値はあるのかと問われれば、僕の場合、答えは「否」です。
ただし、全体的なVineの状況が今のまま続くなら、という話。
運が無いだけと言われればそれまでですが、今のVineでは、僕におすすめされる商品は要らない物ばかり。
ペットはいないのにペット用品。
子供はいないのに子供用品。
彼女はいないのに美容グッズ。
車種の違うカー用品。
機種の違うインク・トナー。
などなど……。
こんなんばっかです。
たま~~~に(辛うじて)欲しい物が現れても一瞬で消えるので、まず注文できません。
ストレスだけが残ります。
この状況が変わらない限り、Vineメンバーというのは頑張って目指すほどのステータスではありません。
現状では、Vineで良い体験ができるのは、よほど運の強い人か、よほどヒマな人に限られます。
このどちらにも当てはまらない人の場合、頑張ってVineメンバーを目指すなんて止めたほうがいいです。
その方が、間違いなく時間を有効活用できます。