兄弟姉妹がいることの奇妙なメリット・デメリット4選

兄弟

一人っ子は何かにつけて自由で快適に生きられる。

そういう面もあるでしょうが、しかし一人っ子には一人っ子ならではのデメリットがあります。

例えば、アメリカのオクラホマ大学の研究によると、一人っ子は肥満体型になる傾向が強いのだとか。

これは、兄弟姉妹がいる家庭よりも食生活が非健康的なものになりやすいため。

また、一人っ子は子供の頃にテレビの前で食事をしたり、糖分の多い飲み物を摂ったりする機会が多く、それらも肥満の要因です。

では、兄弟姉妹がいる場合にはどのようなメリット&デメリットがあるのか。

今回はその辺りについてご紹介します。

(アイキャッチ画像:Stine86Engel./Pixabay)

【スポンサーリンク】

1 弟がいる女性は婚期が遅くなる

カップル

OlcayErtem/Pixabay

今から約10年前に発表された論文になりますが、西オーストラリア大学のフリサ・ミルン及びデブラ・ジャッジ両教授の研究によると、弟がいる女性は、弟がいない女性よりも、男性と初めて肉体関係を持つ時期が平均2年ほど遅くなるそうです。

姉と弟という組み合わせの場合、姉は、両親から弟の世話を任されることが多く、その分、精神的な成熟が遅れるのがその理由。

このことから、弟がいる女性は、弟ゼロの女性より婚期も遅くなる傾向があります。

上記の研究は、18歳から75歳までの273人を対象にして行われたものですが、あくまで全体的な傾向としての話なので、弟がいれば必ず婚期を逃すなどということではありません。

2 双子の兄・弟がいる女性は結婚できる可能性が低くなる

女性

ShiftGraphiX/Pixabay

男の兄弟がいる女性の受難はまだ続きます。

アメリカのノースウェスタン大学の研究チームによれば、双子の兄(又は弟)がいる女性は、結婚や出産、大学進学の確率が低いのです。

さらに、そういった女性は、自分の兄・弟に比べ、あるいは、双子の姉・妹がいる女性に比べ、平均的にみて収入が低い傾向が見られるのだとか。

結婚できないだけでなく、経済的にも苦労する可能性が高くなるというのは、呪われているのかと言いたくなります。

この奇妙な違いが生まれる原因として考えられているのは、テストステロン

男女の双子が母親の胎内にいるとき、姉・妹の方は、男性ホルモンであるテストステロンに晒される度合いが高くなり、これがその子の将来に影響を及ぼすのだそうです。

3 第一子が最も知能が高い(?)

本

Alexas_Fotos/Pixabay

スコットランドのエディンバラ大学での研究によると、第一子は、第二子以降の子供よりも知能が高いそうです。

その理由は二つ。

一つは、第一子は両親から特に熱心に教育される確率が高いから

物事の考え方や、問題解決の方法などについて、親からのアシストをより多く受けられるのです。

もう一つは、兄・姉が、弟・妹に勉強を教えることで得られる学習効果。

子供が他者に何かを説明するのには、脳内で高度なプロセスが要求されます。

そういうことを繰り返すうち、兄・姉は自らの能力が向上していくというわけです。

以上の点から、第一子が最も賢いということになり、具体的には弟・妹よりも知能指数が平均1.5ポイント上回っているのだとか。

ただし、第一子が一番賢いという結論には反論もあります。

知能指数が高いといっても、わずか1.5ポイントですから、はっきり分かるほどの能力差は無いと考えるのが合理的だというのです。

個人的にはこの意見に賛成。

僕自身、中学・高校時代を振り返ってみると、周りの友人には、自分の兄貴より良い学校に進学したという人が多かったような気が……。

4 姉・妹がいる方が幸せな人生を送れる

兄弟

Alexas_Fotos/Pixabay

男の兄弟しかいない環境で育った人には残念なお知らせですが、姉・妹がいる人の方が幸せな人生を送っている可能性があります。

僕には妹はいませんが、別に「お兄ちゃん!」と呼ばれてみたい妄想全開でこのようなことを書いているのではありません。

イギリスのデ・モントフォート大学及びアルスター大学での研究によれば、姉・妹とともに育つことは、主に精神面に良い影響を与えます。

研究を行ったトニー・キャシディ教授の話では、姉・妹は他の兄弟姉妹に対して、感情を表に出しやすくさせ、コミュニケーション能力を高める効果をもたらすのだとか。

さらに、物事をなるべくポジティブに捉えられるようにもなります。

この効果は、両親の不和などで家庭内が危機的状況にある場合に、特にプラスに作用するそうです。

一方、男は基本的に自分のことをあまり多く語らない生き物なので、兄・弟がいても上記のような効果は得られません。

また、アメリカにあるブリガム・ヤング大学のローラ・パディラ=ウォーカー教授の話では、姉・妹がいる人は他者に親切である傾向が強いとのこと。

こうして見てみると、男の兄弟がいても何のメリットも無さそうですが、それなりの利点はあります。

ただし、男の兄弟がいることによるメリットは、兄弟仲が良好な場合にのみ得られるのだそうです。

【スポンサーリンク】