皆さまご存知のように、今年の漢字は「戦」です。
平和な世界の実現にはまだまだ長い道のりが待っていると思わせる一年でした。
日本国内でも、旧統一教会の問題が顕在化し、その被害者の多さ、被害の深刻さに驚かされました。
来年は、もう少し明るいニュースが増えることを願うばかりです。
一方、今年も世界ではちょっと変わったニュースが報じられました。
今回は、その中から10選をご紹介します。
〈originally posted on December 24, 2022〉
1 生まれた赤ん坊のお腹にもう一人の子供(?)
生まれたばかりの赤ん坊というのは、親にとっては神秘的で、輝いて見えることでしょう。
まあ、想像ですが……。
今年、イスラエルの病院で出産したとある女性も、恐らくはそんな体験をしていたはず。
しかし、彼女の赤ん坊には、明らかに普通より目立つ部分がありました。
それは、お腹です。
妙にお腹が出ていました。
そのことに疑問を感じた医師がレントゲン検査をしてみると、驚くべき事実が判明。
生まれたばかりの赤ん坊のお腹に、成長途中の胎児が存在していたのです。
専門家によれば、これは、非常に珍しい症状なのだとか。
本来は双子として誕生するはずだったのが、一方の子が、他方の子のお腹に入る形で生まれたのです。
お腹の中の子は、そのままでは生存できないので、手術によって取り除かれました。
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2 トランポリンで隣家を覗く女
続いてご紹介するのは、あるイギリス人女性がネットに書き込んだお悩み。
悩みの原因は隣人です。
その女性が子供と庭にいると、隣人の女性がフェンス越しによく話しかけてきました。
しかし、あまりに頻繁に話しかけられるので、プライバシーが保てません。
そこで彼女は、高さ1.8メートルのフェンスを設置。
ところが、隣人は踏み台を設置してなおも覗いてきました。
女性も負けじと、今度は竹をフェンスの側に植え込み、隣家との遮蔽は2.4メートルの高さに。
これで流石に隣人に覗かれることはあるまい、と思ったのですが……。
隣人は庭にトランポリンを設置しました。
そして、女性が庭にいるときを狙って、トランポリンで連続ジャンプ。
トランポリンを使ってまで隣家を覗きたいというのは驚きです。
3 ショッピングセンターに4年間住み続けた男
米国ロードアイランド州に住むマイケル・トランセンドという男性は、今から4年前、訳あって住居を出て行かざるをえなくなりました。
転居先のアテが無い彼は、その昔、地元のショッピングセンターに行った際、建物の中に、全く使われていない部屋があったことを思い出したのです。
その場所へ再び行ってみると、依然として無人の部屋でした。
しかもそこは、ショッピングセンターの階下にあり、通常では誰にも発見されない空間。
彼は決めました。
そこに住むことに。
家具などを一通りその部屋に運び、テレビやプレイステーションも完備。
おまけに、すぐ近くにショッピングセンターがありますから、必要な物はいつでも気軽に買いに行けます。
何という快適な生活……。
しかし、家賃を一切払わず、何の不自由も無く4年が過ぎたある日。
警備員に発見されたことで、この生活は終わりを告げました。
その後、彼は裁判にかけられ、保護観察処分が下されています。
本人のコメントによると、
「もう一度あの部屋に戻りたい!」
のだそうですが、残念ながら彼は、そのショッピングセンターを永久に出禁になりました。
4 プリングルス1枚を33万円で出品
オークションサイトでは、ときどき奇妙な物が出品されることがあります。
今年の5月、イングランドのバッキンガムシャーに住む男性が、ちょっと理解不能な物をeBayに出品しました。
出品されたのは、サワークリーム&オニオン味のプリングルス1枚。
設定価格は驚愕の2000ポンド(約33万円)。
プリングルス1枚に33万円です。
一体何事かと思われたことでしょう。
掲載された写真では、チップの一部が折りたたまれた形になっていました。
つまり、極めてレアな形をしているから、希少価値があるということ。
確かに、プリングルスは綺麗に成形されているのが特徴なので、折りたたまれたプリングルスなど滅多に見られません。
とは言え、ポテチはポテチ。
こんなものに2000ポンドも払う人がいるとは思えませんが……。
5 彼女の父親の葬式でプロポーズ
毎年、世界のどこかで、常識外れなプロポーズを行う人は必ず出現します。
もちろん、今年もいました。
南アフリカ共和国にて、ある女性が、自分の父親の葬儀で涙を流していたときのこと。
その女性のそばに、1人の男性が近づき、いきなり両膝をつきました。
周りの参列者たちが戸惑いの表情を見せる中、彼は指輪を取り出すと、女性にプロポーズ。
その場にいた人々は、すぐさまスマホを手に取り、
目の前の異常な光景を撮影すると、TikTokに投稿しました。
動画を観た人たちのほとんどは、男性の非常識な行動を非難。
非難されるのは当然でしょう。
それにしても、何故よりにもよって、女性が父親の死を悲しんでいる真っ最中にプロポーズしたのか。
この点については全く謎としか言いようがありません。
6 殺人犯の箱(?)
ホセ・フローレスというメキシコ出身の学生は、廃墟になったビルなどを探索し、その映像をTikTokに投稿しています。
600万人以上のフォロワーがいる彼が、今年、実に不気味な発見をしました。
下水道の近くで、謎の箱を見つけたのです。
ハンマーを使って箱をこじ開けると、中から出てきたのは、ロープ、小型のシャベル、子供用のシャツ、幼い子の写真など。
さらに、警察署の電話番号が記載されたポスター。
どう考えてもヤバいものばかりです。
恐ろしくなった彼は、警察に通報。
警察の話では、少し前に、その現場近くで失踪事件があったばかりだとか。
発見したときの様子をフローレスがTikTokに投稿すると、大きな反響が。
それを見た多くの人が、
「殺人犯の物だろ……」
とコメントしていました。
7 世紀末を感じさせる羊
今年の11月、中国の内モンゴル自治区にある包頭市で、ある衝撃映像が撮影されました。
その映像には、羊の大群が、円になってひたすら走り続けている様子が映っています。
動物たちが円になって走る、というのは、一時的な行動であれば、それほど驚くには値しないかもしれません。
しかし、その羊の群れは、実に10日間も正確な円を描きつつ走り続けていたのです。
別に、他の動物が羊たちを追いかけているわけでもありません。
自発的に、ただ走り続けていました。
一体何がそうさせたのか。
羊を所有している男性も、この奇行の理由についてはサッパリ分からないのだとか。
この映像に対しては、「世紀末だよ……」というコメントが多く寄せられています。
8 眼から大量のコンタクトレンズ
今年の10月、米国カリフォルニア州に住む70代の女性が、眼に違和感を覚えるようになりました。
物がぼやけて見えるようになり、何故か眼に強い痛みが。
彼女は眼科に行き、診断してもらったのですが、担当した医師は驚愕しました。
彼女の眼には、大量のコンタクトレンズが装着されていたのです。
医師は、綿棒を使ってそのコンタクトレンズを一枚一枚、慎重に取り除くことに。
そして除去が完了したとき、片方の眼から出てきたコンタクトレンズの枚数は、なんと23枚。
その女性は、2年もの間、コンタクトレンズを外すことを忘れる一方で、新たにコンタクトレンズを装着し続けていました。
その結果、23枚ものコンタクトレンズが眼にへばりついていたというわけ。
ぼやけて見えるのも当然です。
痛みの元凶となっていたコンタクトレンズとおさらばした彼女は、その後、視力が回復し、痛みも無くなったそうです。
9 チェーンスモークしながらマラソン完走
タバコは健康に悪い、などと言っている人に、回し蹴りを食らわすような男性が現れました。
中国の浙江省建徳市で、「チェンおじさん」の愛称で親しまれている50歳の男性が、今年の11月にマラソンを完走。
年齢を考えればこれだけでも十分に凄い。
しかし、それだけではありません。
なんとこの男性、ずっとタバコを吸い続けながら完走したのです。
一本吸ってはまた一本。
ひたすらスパスパやりながら走りました。
タイムは3時間28分45秒。
順位は、約1500人中574位。
タバコ無しで走ればもっと記録は伸びたと思うのですが……。
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10 棺を叩く謎の音
ペルーのランバイエケという街で、今年の4月、ローザという名の女性が交通事故に遭いました。
事故現場は悲惨な状況で、彼女は病院に搬送されましたが、
その後死亡が確認されたのです。
後日、彼女の葬儀が行われました。
しかし、ローザの遺体が収められた棺が、ゆっくりと運ばれているとき、棺の中から妙な音が。
よく聴いてみると、内部から何かが棺を叩いている様子。
恐る恐る棺を開けてみると、
弱々しいながらもまだ生きているローザがそこにいたのです。
彼女ははっきりと目を見開き、息もしていました。
驚いた親族は、すぐに警察に電話。
ローザは救急車で病院に運ばれ、生命維持装置に繋がれました。
しかし残念なことに、彼女の容態は悪化していき、数時間後に帰らぬ人に。
これについて、ローザの家族は、死亡を確認した病院に対し、不信感を募らせました。
事故直後、ローザは恐らく昏睡状態になっていたのではないか。
それに対し、医師が誤った判断を下したのではないか。
家族はそう考えているのです。