最も残念なスーパーヒーロー6選

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ヒーローというものは、いつも人々の胸を、年齢を問わず熱くさせます。

バットマンやスパイダーマンなどの人気が衰えないのも、自分の危険を顧みず強敵に挑む姿に感動させられるからでしょう。

しかしその一方で、ヒーローでありながら少々残念な雰囲気が漂っているキャラクターもいます。

世のため人のために尽力しているのに、正統派のヒーローたちとは何かが違う。

そんな、ヒーロー界の異端児とも言えるキャラクターをご紹介します。

(サムネイル画像:Imagine_Images/Pixabay)

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1 キャットマン

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《どんなヒーロー?》

デイヴィッド・メリウェザーは幼い頃、家族でミャンマーを旅行しているときに賊に襲われた。

両親と姉は殺され、生き残ったのはデイヴィッドただ一人。

その後、ジャングルで雌のトラに偶然発見された彼は、そのトラによって育てられ、それと同時に猫が持つ能力を全て身につけていく。

成人したデイヴィッドはアメリカに帰還するが、犯罪がはびこる街の現状に愕然とし、自ら悪を根絶させることを決意。

(ちょっと恥ずかしい)コスチュームに身を包み、猫の能力を駆使する「キャットマン」として街の平和を守るのであった。

《残念なポイント》

バットマンが初めてコミックに登場したのが1939年で、このキャットマンが登場したのが1940年。

両親が主人公の目の前で殺されるという設定も同じで、コスチュームも似ています。

しかし、バットマンが世界的に有名なヒーローになったのに対し、キャットマンはその存在すらあまり知られていません。

暗闇で物が見えたり、高い所に登れたりといった猫の能力が、ヒーローとしてあまり強そうな感じがしないのが、両者の運命を分けた一因のような気がします。

ただし、英語のことわざと同様に、「9つの命」を持っているのでなかなか死にません。

ちなみに、マーベル・コミックの『デアデビル』にもキャットマンというキャラクターが登場しますが、あれとは別物です。

2 トルネード・トム

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《どんなヒーロー?》

トム・ケニーは、農家を営むごく平凡な毎日を送っていたが、ある日、トルネードの直撃を受けてしまう。

彼の体は空高く舞い上がり、何時間もトルネードの中に捕われたままでいた後、ようやく地上に落下。

命は助かったものの、トムの記憶は失われていた。

その反面、彼の身体能力は超人的に高くなっており、筋力は平均的な男性の12倍、走る速度は時速110kmという凄まじさ。

トムはその能力を活かし、犯罪者に立ち向かうヒーローとしての人生を歩み始める…。

《残念なポイント》

特殊能力を持つヒーローは、その能力を身につけるに至ったきっかけがあります。

例えばキャットマンであれば、トラに育てられたこと。

しかし、トムのきっかけは、「トルネードにふっ飛ばされた」ことです。

それでどうやったら超人的パワーが得られるのかもナゾですが、その名前のわりにトルネードを起こしたりはできないのも、ヒーローとしては地味に残念な点でしょう。

3 ヒューマン・ボム

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《どんなヒーロー?》

化学者であるロイ・リンカーンは、驚異的な威力の爆薬「27-QRX」の研究を進める父親を手伝っていた。

しかし、爆薬の製法を盗もうと企むスパイに襲撃され、父親は殺されてしまう。

「27-QRX」が敵の手に渡らないよう、ロイは咄嗟にその爆薬を飲み込むが、その直後、彼の体は光り輝き始めた。

ロイの体はもはや人間の体ではなく、弾丸によるダメージを受けず、さらに、彼が触れるものはことごとく爆発を起こす状態に。

この瞬間、あらゆる物を爆発させる爆破ヒーロー「ヒューマン・ボム」が誕生した。

《残念なポイント》

ヒューマン・ボムは、まさに歩く爆弾。

物に触れただけで爆発させる能力は非常に強力ですが、どう考えても日常生活に支障を来します。

そのため彼は、爆破能力を無効化する特殊な繊維で作った手袋を普段は着用せねばなりません。

他人からその手袋のことを聞かれたら、決まって「研究中の事故で火傷した」と答えます。

さらに、敵との戦闘中にうっかり自分の体を爆破させないよう、特殊繊維で出来たコスチュームを着ていないとヒーローの活動が出来ません。

敵を容易く爆破してしまう能力は魅力的ですが、生活しにくさが尋常でないヒーローだと言えます。

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4 レインボー・ボーイ

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《どんなヒーロー?》

ラジオ局で仕事をしているジャック・ウォルトンは、「レインボー・コントロール」という超人パワーを手に入れてから、光速で空を飛ぶ能力に目覚めた。

彼はこの力を役立てるため、仲間のハイドロマンの協力を得つつ、今日も世直しに精を出す…。

《残念なポイント》

レインボー・ボーイというだけあって、彼の力には虹が大きく関わっています。

端的に言うと、太陽光を浴びないとパワーを発揮出来ません。

つまり、雨や曇りの日には「普通の少年」となります。

原作者もさすがにそれではマズイと考えたのか、後にウォルトンは、「ソーラー・バッテリー」なるアイテムを使用することで、この弱点を克服しました。

ちなみに、彼が通り過ぎた後には虹が出来ます。

この虹で敵にダメージを与えるわけではないですが、とにかく虹が出来ます。

5 ミスター・スカーレット

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《どんなヒーロー?》

地方検事であるブライアン・バトラーは、街から犯罪者が一向に減らないことに苛立ちを覚えていた。

検事として悪を排除することに限界を感じた彼は、真っ赤なコスチュームで正体を隠し、毎日深夜の街に繰り出しては、「ミスター・スカーレット」として犯罪者どもに自ら正義の鉄槌を下し始める…。

《残念なポイント》

法律家が法律を無視して、本能の赴くままに悪を懲らしめる。

実に痛快なヒーローですが、惜しいことに、ブライアンはヒーローとして優秀すぎました。

彼の活躍によって街から犯罪者はどんどんいなくなり、それにより彼は検事としての職を失うはめに。

その結果ブライアンは、日中はアルバイトで生活費を稼ぎ、夜中はミスター・スカーレットとして生きるようになったのです。

彼は普通の人間のはずですが、なぜか空中を飛行する能力を備えています。

また、武器として光線銃を所持していますが、滅多に使うことはありません。

6 キャプテン・ヒロイック

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《どんなヒーロー?》

あるとき、ジョニー・ホーガンという少年の前に、一人のヒーローが現れる。

黄色いコスチュームを身につけ、胸には大きな「H」のマーク。

彼こそ、ジョニーお気に入りのコミックに登場する「キャプテン・ヒロイック」その人であった。

コミックのヒーローを目の当たりにしたジョニーとその友人たちは、虚構と現実の区別もそっちのけで、ヒーローの活動を手伝いたいと申し出る。

それに対しキャプテン・ヒロイックは、悪と戦うのを手助けするなら、その引き換えに秘密のトレーニング法を教授し、キャプテン・ヒロイックのコスチュームも進呈すると約束。

こうして、ヒーローと少年たちはチームとなって活動を開始する…。

《残念なポイント》

コミックに出てくるヒーローと一緒になって戦えると思っていたジョニーたちですが、実は彼らの前に現れたキャプテン・ヒロイックの正体は、窃盗と詐欺を繰り返す犯罪者。

彼はキャプテン・ヒロイックになりきることで、ヒーローに憧れる少年たちを言葉巧みに騙し、犯罪実行に利用しようとしたのです。

その目論見の餌食になったのが、ジョニーたちというわけ。

実に鬼畜な「ヒーロー」ですが、意外なことにこの男、ヒーローを名乗るには十分すぎる高い身体能力と格闘術を備えています。

しかも、コミックに出てくるヒーローのイメージを壊さぬよう、銃などの武器は極力使わないようにしていました。

また、背中にはジェットパックを背負い、コミック版キャプテン・ヒロイック同様に飛ぶことが可能。

つまり、その気になれば本当にヒーローとして活躍できそうなのに、やることが窃盗や詐欺、強盗という点が、あまりにも残念なのです。

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