セクシー

人間には、食欲睡眠欲性欲という三大欲求がありますが、これらの中で唯一、完全に断ち切ったとしても、健康上に直接の害が無いのは、性欲です。

何も食べない、一睡もしない、といった生活は、普通の人間には無理ですが、出来るかぎり性欲を抑え込むことは、意思の力で十分可能でしょう。

とは言え、抑え込んだところで、特に何も得られないのであれば、あまり意味がありません。

しかしながら、これを抑制することには大きな意味があるのです。

ちょっと時間が空いたら、スマホでムフフな画像を見てしまうという御仁は、そのライフスタイルを変えてみると、新たな自分の才能に目覚めるかもしれません。

(アイキャッチ画像:geralt / Pixabay)

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1 脳が「幼稚」な状態へと退行

大脳TheDigitalArtist / Pixabay

カナダのラヴァル大学で行われた研究によると、ムフフな画像を頻繁に見ることは、大脳の前頭葉前部皮質に影響をもたらす可能性があります。

具体的には、倫理観意志力欲求のコントロールなどの力が減退してしまうのです。

その結果、感情を抑制するのが下手になり、判断力も低下

影響を受ける部位は、大脳の中で、ヒトが成人に達するまでは十分に発達しない領域だとされています。

同大学の研究者によると、性的な満足感を与えるモノを見ることは、ある意味、我々の脳を幼稚な状態へと逆戻りさせるのだとか。

その傾向を加速させている要因の一つは、スマホです。

スマホがあれば、いつでもどこでも、自己の欲求を満たすコンテンツを探せますし、また、そういったコンテンツはネット上に溢れています。

その手の画像・映像を見ることは、大人だけに許されるべきものですが、日常的にそういう行為を続けていると、脳が子供のように退行するというのは、実に皮肉な話です。

さらに、脳が退行するだけでなく、うつ病など、精神面でも悪影響を与えるという報告もあります。

2 (ある意味)中毒性がある

ケータイGustavoWandalen / Pixabay

スキマ時間があると、ついついムフフ画像を見てしまう。

時間の無駄だと分かっていても、なかなかこの習慣から抜け出せないという人は少なくないでしょう。

これにはちゃんとした理由があります。

アメリカ在住の司法心理学者であるジョセフ・J・プロード氏によれば、セクシーな画像を見ると、脳内でドーパミンが放出され、これが快感へと繋がります。

しかし、これを何度も繰り返していると、脳は、より過激なものでないと快感を得られなくなり、このため、さらに多くのセクシー画像を見たいという欲求が強くなる、という悪循環に陥るのです。

別の言い方をすれば、「これだけの量を見たからもう満足」という感覚がいつまで経っても得られないということ。

これにより、ダラダラとその手の画像を見て時間が過ぎてゆくのです。

3 作業記憶の能力が下がる

宿題PhotoMIX-Company / Pixabay

2012年にドイツの研究者らが発表したところによると、セクシーな画像を見ることで、記憶力にも悪影響が生じる可能性があります。

ある実験で、セクシー画像を見たときと、それ以外の画像を見たときとで、被験者の作業記憶の能力がどのように変化するのかを調べました。

すると、前者の場合の方が、作業記憶の能力が下がっていたのです。

作業記憶とは、問題解決意思決定などを行う際に重要な記憶で、一時的に情報を脳内に保持し、それを活用する能力。

この能力が下がるということは、学生にしろ社会人にしろ、大きなデメリットでしょう。

ちなみに、3年前にアメリカで行われた統計によれば、5人に1人の男性が、仕事中に、職場のパソコンなどを使ってムフフ画像を見ていたとか。

職務怠慢と言われても仕方のない行為ですが、それ以上に、こういう人は、作業記憶の低下によって、「仕事の出来ない人」に成り下がっている危険性もあります。

4 セクシー要素が子供に与える意外な影響とは

子供NadineDoerle / Pixabay

ここまでご紹介した研究結果が、すべて真実だとすれば、男性にとっては深刻な問題と言えます。

見たい画像があれば、どんなものでも簡単にアクセスできてしまう時代だからこそ、なるべく見ないようにせねばならないのかも知れません。

ところで、ムフフなものが大人の脳に少なからず悪影響があるとするなら、子供の脳にはどういう影響があるのか。

これに関しても、興味深い研究結果があります。

米国イリノイ州にあるミッドウェスタン大学の研究によると、男性にとって、初めてムフフな画像を見た年齢が若ければ若いほど、女性よりも優位に立ちたいという願望が強くなる傾向が見られるそうです。

小学生の頃から、そういった画像を見まくっていると、将来、結婚したときに亭主関白になるかも知れません。

では逆に、年齢が高くなってから初めて見た場合はどうなのか。

意外なことに、こういう人は、「遊び人」を目指す傾向が強いそうです。

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