どんな業界にも隠語というものが存在します。
例えば、捜査機関が使う「ガサ入れ」や、タクシー業界の「お化け」など。
そしてVineにも隠語は存在するのです。
今回は、そんなVine用語の話。
ただし、これからご紹介するのは全て筆者が独自に使っている隠語です。
つまり、世の中の誰も知らず、それゆえ誰も使っていません(おそらく)。
そこで当然のごとく生まれる疑問が、
「誰も使ってない隠語を紹介して何になるのか?」
ということでしょう。
その疑問、御尤もでございます。
しかし、そんなことを気にも止めないのが当ブログ。
誰が何と言おうと、自分にとってはこれがれっきとしたVine用語なのです。
1 おま寸

「おま寸」とは、「おすすめしてやるが、お前の寸法に合うものは無い!」の略です。
けっこう良さげなファッション系アイテムがおすすめに現れ、「よし!これは即注文だ!」と思ったものの、自分に合うサイズが用意されておらず、注文したところで自分では活用できない、ということがあります。
上掲の画像のようなシャツであれば、オーバーサイズTシャツとして着られなくはないですが、逆に小さいサイズしかない場合はまず着られません。
どうしても注文したい場合、他人への譲渡が前提での注文になるわけですが、原則的に譲渡は規約違反。
よって、おま寸のアイテムはなかなか注文が難しいのです。
2 おまカテ

「おまカテ」とは、「おすすめしてやるが、お前の注文できるカテゴリーではない!」の略です。
男性なのに、女性用の商品をおすすめされる。
子どもがいないのに、育児グッズをおすすめされる。
こういった場合、基本的には注文できません。
Vineのレビューは、あくまで注文者自身が商品を実際に使用した上で書く必要があるので、自分で使えない物は注文できないのです。
筆者の場合、このような経験は数え切れないほどあります。
現在も、毎日のように女性用の服やアクセサリー、化粧品などがおすすめに出てくるのですが、何故おすすめされているのかは果てしなく謎です。
3 亡霊

とっくの昔に注文不可となっているにも関わらず、いつまで経ってもページに表示され続ける悲しいアイテム。
早い話、「北海道産 甘海老だし 油そば」のことです。
普通に考えればシステム上の不具合なのでしょうが、あまりに長い間、亡霊状態だと、ひょっとして意図的にやっているのかとすら思ってしまいます。
メンバー側としては特に実害は無いのですが、世界企業であるAmazonの技術力がちょっと心配になったりもします。
4 赤文字

絶対に欲しいアイテムが現れたとき、心拍数が上がるのを感じつつ、急いで注文の手続に入ります。
しかしその際、「限定数量」という文字が赤色になっていたら、よほど運が良くない限り、注文は成功しません。
黒文字ならまだ成功する見込みはあります。
しかし、赤文字では絶望的。
黒か赤かで運命が分かれるのがVineの厳しさ(?)です。
5 狙い撃ち

「おすすめ商品」の中には、何時間経っても表示され続けるものが稀にあります。
先述の「亡霊」の可能性もあるのですが、大抵の場合、普通に注文できます。
そうやって注文した商品のレビューを投稿してから、後日、当該商品のページを見てみると、自分のレビューしか掲載されていないことがあるのです。
「これは……もしかして自分にだけオファーされた商品なのか?」
そう考えてしまいます。
真実は定かではないですが、特定のメンバーにだけ狙い撃ちでおすすめがなされる可能性はありそうです。
6 デジャヴ

デジャヴは危険です。
僕の場合、こういうアイテムは、それがいくら良品であったとしても極力注文は避けます。
同じ物は2つも要らないというのも理由の一つですが、同じ(としか思えない)アイテムの注文は、レビュー投稿ができなくなったりといったトラブルを招きかねませんから。
もちろん、商品自体は同じにしか見えなくても、メーカーが違っていれば、一応は「別のアイテム」になるでしょう。
しかし、それが中国のメーカー製だと厄介です。
中国のメーカー名は、日本人にはまるでパスワードとしか思えない複雑なものが多く、同じメーカーかどうか判別しづらいのです。
7 フライング

「なんか美味しそうなお菓子がキターー!」
と思って速攻で注文したら犬用のお菓子だったという笑えない事態がこれに当たります。
他には、
「ワイヤレスイヤホンがキターー!」
と思って神速で注文したらケースだけだったとか、
「ダンベルのセットがキターー!」
と思って爆速で注文したらダンベルピアスだったとか、そういう笑うしかない事態もこれです。
犬のお菓子の場合、犬を飼っているなら問題ないですが、飼っていなければ最悪です。
ワイヤレスイヤホンの場合、とりあえずケースだけを眺めてレビューを書くことになります。
ダンベルピアスに至っては、指でつまんで筋トレするしかありません。
何にしても、フライングで注文した商品が届くのを待つのは、何となく憂鬱です。
8 蚊帳の外

良い品物をAmazonで発見して購買意欲が湧いたとき、普通ならテンションが上がるものです。
しかし、それが「蚊帳の外」だった場合、逆にテンションが下がります。
その商品が高額であればあるほど、虚しい気分にさせられます。
「同じVineメンバーでありながら、自分はお金を払って購入するのに、何故この人たちはお金を払うことなくゲットできるのか……」
考えれば考えるほど、モヤモヤが止まらなくなります。
もちろん、Vineというのは商品を無料でもらえる「権利」ではありませんから、このような現象は別に不自然ではありません。
どんなメンバーにも起こりうることです。
と、理屈では分かっていても、やはりモヤモヤする。
それが、この「蚊帳の外」という現象です。
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9 ボウズ

「ボウズ」というのは言うまでもなく釣り用語ですが、Vineでも使えます。
休みの日に朝から頑張ってVineに張り付き、「おすすめ」「すべての人」「追加」のそれぞれを万遍なく見て回ったのに、結局何一つ注文できないまま終わる。
こういう場合、全くの徒労なので、時には自己嫌悪になることも。
家族と同居している人であれば、こんなことで貴重な休日を無駄にするのはかなり抵抗があるでしょう。
一方、筆者のような一人暮らしであれば誰かに気を遣う必要も無いわけですが、それでもボウズだった日は何ともいえない虚しさがあります。
よって、休日といえど、Vineに使う時間はほどほどにしておくのが得策です。
10 小物ハンター

ノルマを稼ぐためには継続的に注文せねばならないわけですが、それなりに場所を取る物ばかり注文していると、どんどん部屋が狭くなっていくのは必至。
そこで、本当に自分が欲しい商品でない限り、場所を取るような商品の注文は避け、文房具や雑貨などの小物に集中して注文を繰り返すのが賢明です。
このやり方を実践する人にとって、小物は最優先で注文すべきアイテム。
時々、わずか数百円の商品が一瞬で消えて戦慄を覚えることがありますが、その理由は小物ハンターたちなのかも知れません。
かくいう筆者も、基本的には小物ハンターとして活動しています。
というか、「おすすめ」に出るのが小物ばかりだからかも知れませんが……。
11 反抗期

自分に対する「おすすめ」の内容が、あまりにもショボかったり、おまカテばかりだったり、といった状態が長く続くと、「おすすめ」から注文するのが嫌になります。
見るのも嫌になります(見ますけど)。
そこで、しばらくの間「追加商品」だけから注文することに専念するというのも、Vineと上手く付き合うための一つの手段でしょう。
これには2つのメリットがあります。
一つは、意外な良品に出会えるチャンスがあること。
「おすすめ」ではまずお目にかかれないようなジャンルの商品をゲットできることがあるので、「追加」といえど侮れません。
もう一つは、「おすすめ」の傾向を修正できる可能性があること。
同じような商品ばかりが「おすすめ」に出てくる場合、「追加商品」の方で全く系統の異なる商品を注文し続けることで、「おすすめ」の傾向を変化させようというわけです。
必ず上手くいくとは言い切れませんが、試す価値はあります。
余談 なぜ「用語集」なのか
今回、このような用語集を記事にまとめたのは、Vineを少しでも楽しみたいという思いからです。
別の記事でも書きましたが、最近のVineは、昔に比べると魅力が半減しています。
そこで、自分の中でVineの存在を盛り上げるべく、用語集なるものをまとめたというわけなのです。
ちなみに、これらの用語は、僕が普段から実際に使っています。
といっても、使う相手がいないので、あくまで自分の頭の中で使っているだけですが……。
















