今回は、信じられない物がベッドの下から出てきたという、世界の珍事例をご紹介します。
思春期の男子であれば、部屋のベッドの下に、いかがわしい物が隠してあったりするのは珍しくも何ともないでしょう。
恐らく、これは全世界共通ではないかと。
それはさておき、世界にはベッドの下から信じられない物が出てきた例があるのです。
〈originally posted on April 12,2018〉
1 ベッドの下から札束
2013年10月、中国広東省東莞市にあるアパートの家主が、退去した住人の部屋を整理していたところ、ベッドの下から札束がギッシリ詰められた4つのケースを発見しました。
その大金は総額で633万元(約1億700万円)もあったというから驚き。
1億円もの大金をベッドの下に隠したまま転居してしまう人物とは何者なのかが非常に気になります。
ちなみにそのお金は、持ち主と思われる前の住人の所在が突き止められるまでは、金庫に保管されることになったそうです。
2 ベッドの下から遺体
たまたま泊まったホテルのベッドの下から人の遺体が……などといった怖い話は、都市伝説だろうと思いたくなりますが、実はアメリカのフロリダ州やミズーリ州では決して珍しくないことなのだとか。
2003年7月、ミズーリ州カンザスシティの「カプリ・モーテル」に泊まったある客は、寝ているとき、部屋内の凄まじい悪臭に耐え切れず、従業員に苦情を言いました。
それを受けて、清掃スタッフが部屋を掃除していると、出てきたのです。
かなり腐敗した状態のソレが。
警察によれば、死後からかなり経っていたそうなのですが、ベッドの「サイドパネル」の板に隠れていたため、なかなか気づかれなかったのだろうと見られています。
3 ベッドの下から人間
亡くなった人がベッドの下から出てくるのもカンベンしてほしいですが、「生きた人間」が出てくるのは、ある意味それ以上に怖いと言えます。
2015年3月、フロリダ州パームストリングスに住む61歳の女性が、自宅で飼っているネコの姿が見えなくなったので探している最中、ベッドの下に手を伸ばすと、指先に生暖かい物体の感触が。
しかし、その感触は、ネコのようにフサフサでもモフモフでもなく、明らかに人間の肌そのものだったのです。
次の瞬間、若い男がベッドの下から飛び出し、そのまま家から全力で逃走。
後に警察に逮捕されたその男は、クリスチャン・ヴァトベック(25)だと判明しました。
彼は、その女性宅に窃盗目的で侵入したものの、家人がいるのに気づいてベッドの下に隠れていたのです。
4 ベッドの下から覚せい剤中毒者
2014年7月、シアトル在住のブライアン・オニールという男性が妻と自宅へ戻ると、何者かに部屋が荒らされた形跡に気づきました。
衣類は床に撒き散らされ、ベッドの上には、無造作に置かれた複数の家電製品。
奇妙なことに、部屋の中の物は、現金も含めて何一つ盗まれておらず、おまけにベッドの上には、27歳の女性のIDカードが入った財布まで置いてあったのです。
不審に思ったオニール夫妻はすぐに警察へ通報したのですが、駆けつけた警官が調べても特に証拠らしい証拠は発見できず。
ところが、警察が帰った後、ベッドの下から何やら動物のうめき声のようなものを聞いたオニール夫妻は、不気味に感じて再び警察に通報。
そして、やってきた警官がベッドの下を調べると……。
小柄でガリガリに痩せた女が包丁を手にしているのを発見。
後の調べで、彼女は覚醒剤によって幻覚症状に襲われ、たまたまオニール氏のアパートに乱入し、暴れていたことが判明しました。
それにしても、家に帰ったらベッドの下で包丁を持った女が幻覚症状と戦っていた、という状況は、想像しただけでゾッとします。