果てしなく、どこまでも突き抜けるほどに全くどーでもいいことですが、僕はメガネ女子が好きです。
ところが昨日、ツイッターでトレンド入りしていたのが、「メガネ禁止」。
何という忌まわしい言葉……。
どうやら、一部の企業で女性従業員にメガネ着用を禁じているとのこと。
恐ろしい時代になったものです。
そんな時代だからこそ、メガネについての理解をもっと深めなくてはなりません。
〈originally posted on November 7,2019〉
1 メガネをかけている人は、賢く見えるだけでなく、実際に賢い(らしい)
メガネをかけている人は、どことなく知的な雰囲気が漂っていて、それだけでちょっと賢い印象を周りに与える効果があります。
ただ、それはあくまでメガネからくる印象であって、本当にその人が賢いとは限らない。
それが普通の考え方ですが、メガネと知性との間にはもう少し強い関連がありそうです。
ドイツにあるユニバーシティ・メディカル・センターでの研究によると、メガネをかけている人は、知的に見えるだけではなく、実際に高い知性を持っている可能性が高いのだとか。
これは、35歳から74歳までの4600人以上のドイツ人を対象に行われたリサーチによって明らかになったもの。
彼らのうち、大学既卒者の53%は近視によりメガネが必要だったのに対し、高校中退者の中でメガネが必要なのは24%にとどまっていました。
この事実から、メガネをかけている人の方が学生時代に真面目に勉強していた可能性が高いというわけです。
とは言うものの、近視になる原因はスマホやゲームのやり過ぎなども考えられるので、「メガネ=賢い」という方程式が成り立つほどに強い結びつきは無いと思いますが……。
2 賢くなくても、メガネをかけていると色々お得
ロンドンのとある検眼士養成学校が行った調査によると、メガネをかけている人は、それだけで周りにプロフェッショナルな印象を与えるそうです。
また、別のリサーチでは、就職活動において面接で有利であるという報告も。
さらに、2011年に『ニューヨーク・マガジン』に掲載された記事によると、アメリカでは弁護士が被告人に対し、メガネを着用するようにアドバイスすることがあるそうです。
その理由は、メガネをしている方が、威嚇的なイメージが軽減され、誠実な発言をしているという印象を陪審員たちに与えやすいから。
実際、ハーヴェイ・スロヴィスという弁護士は、被告人にとって不利な証拠が山ほどある裁判において、この方法により無罪を勝ち取ったことがあります。
3 外見にこだわる女性にはメガネは人気が無い
2017年にイギリスで行われた調査で、国内のおよそ700万人の女性が、視力が悪いにもかかわらず、メガネをかけないでいることが明らかになりました。
そのうちの約4分の1の女性が、メガネを嫌う理由として、ダサい、老けて見える、自己中心的な感じが出る、自信無さげな雰囲気が出る、などを挙げています。
また、イングランド在住の心理学者グレン・ウィルソン博士が4000人を対象に行ったリサーチによれば、メガネをかけていると、実際より平均3.3歳老けて見られるそうです。
さらに、自分に自信が無くて、ややオタクっぽい人間であると見られる傾向が強いのだとか。
ウィルソン博士の話では、自信が無いように見られるのは、メガネをかけている子供が学校でイジメに遭いやすいことと関連があるのではないかとのこと。
そういえば、猫型ロボットに甘やかされているあの少年も……。
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4 メガネ好きをこじらせたビョーキ男
メガネ女子が好きだという男性は決して少なくないように思うのですが、好きという思いを妙な方向に発展させてしまった男がいます。
2018年9月、ウェールズで、レオン・スターバという33歳の男が逮捕されました。
この男、街で女性に声をかけ、道を尋ねるやいなや、バッグからサングラスを取り出して無理やりその女性に装着する、という意味不明な行為を繰り返していたのです。
バッグの中からは、女性用のサングラスが大量に発見されました。
女性に危害を加えるようなことは無かったのですが、被害者にしてみれば気持ち悪いことこの上ないでしょう。
スターバには、裁判で懲役8ヶ月が言い渡されています。