「世の中の罠を探す」というテーマでブログを書いている本人が、自分で罠にはまっていたら世話ないですな。
このサイトを立ち上げてから、3年が過ぎました。
3年もやっていれば色々あります。
辛いことがあるかと思えば、嫌なこともあり。
その一方で、苦しいことや悲しいこともある。
本当に、様々なことが起きるものです。
〈originally posted on November 6,2017〉
1 記事が速く書けなくなった
まだアクセス数の少なかった頃は、記事を書くということをあまり大げさに考えず、けっこう気楽に書いていました。
記事のテーマにしても、「そういえば5年以上笑っていない」といった個人的なものが多く、他の人からすれば、そんなもんどーでもえーわと言いたくなるような内容ばかりだったのです。
しかし、いつまでもそれでは流石にマズイと思い、誰もが楽しめる記事を目指したところ、一つの記事を書き上げるのにかなりの時間が必要になっていきました。
その主な理由は、とにかく情報を調べなければ書けないからです。
日々の雑感を書くだけで良いのなら特に難しくはないですが、例えば、ある事件について書こうと思ったら、それについて徹底的に調べねばなりません。
その上で、必要な情報だけを選択して文章の構成を考えるので、どうしても時間がかかります。
一つ一つの記事を書く作業が、どことなく「重く」感じることも。
自分で言うのも変ですが、「カスペルスキーを使ってみた」などという脳天気な記事を書いていた頃が、今となっては信じられません。
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2 アダルトな内容は厳禁
3年間で書いてきた記事の中で、公開してからしばらくして、自主的に削除したものがいくつかあります。
その中の一つが、アダルトな内容のもの。
と言っても、露骨な性的表現は、画像も含めて一切使っておらず、小学生でも読めるくらいに細心の注意を払っていました。
にも関わらず、その記事のページを表示させると、グーグルアドセンスの広告が全く表示されない……。
これはマズイ。
グーグルからお叱りを受ける前に、すぐに記事を削除。
自分としてはけっこう面白い記事だと思ったんですが、グーグル的には、アダルトな内容を連想させるような単語が使われているだけでアウトなのでしょう。
3 ゲームレビューは論外
当ブログで今でも時々読まれている記事で、「ボーダーランズ2の最強キャラ」というのがあります。
自分の好きなゲームに登場する、好きなキャラについて語っているだけの何の変哲もない記事ですが、ゲーム自体が名作なだけあって息の長い記事になっています。
ゲームのレビューに関しては、今でもたまに書きたいと思うことがあるのですが、サイトの雰囲気と全く合わなくなってしまったので、投稿は出来ません。
かと言って、そのためにわざわざ別のブログを開設するのもちょっと……。
というわけで、ゲームのレビューを書くことはもう無いでしょう。
一応、今でもサイトのカテゴリーには残っているのですが、もはや単なる残骸です。
4 「右クリック禁止」という超大型地雷を踏む
以前、あるブログを見ていたら、そのサイトの管理人が、自分の記事を他サイトに丸パクリされた、と怒りをぶちまけていたことがあります。
「ひょっとしたらウチのサイトも…?」
と思い、ネットで対策法を調べてみると、記事をコピペされないための手段としては、「右クリック禁止」のプラグインを導入するくらいしか見つかりませんでした。
何も対策しないよりはマシなのかも、と思って、今から数ヶ月前に自分のサイトに導入したところ……。
訪問者数が激減。
もちろん、それだけが原因ではないでしょうが、その影響が大きい気がしてなりません。
今までコツコツ記事を書いて、じわじわと訪問者数を伸ばしてきたのに、「右クリック禁止」によってその努力が水の泡。
確かに、右クリックメニューが使えないのは不便です。
自分のマヌケっぷりに呆れます。
ちなみに、こんな無駄な機能はもう削除済みです。
もし、ブログを運営されている方で、記事のコピペ防止として右クリック禁止の導入を検討されている人がいたら、僕からのアドバイスはただ一つ。
絶対にやってはダメです。
自分が馬鹿を見ます。
その馬鹿がここにおります。
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5 で、結局記事をパクられる
「狂気に満ちた死刑囚の最期の言葉9選」
「裁判沙汰になったビデオゲーム6選」
「映画撮影中に起きた惨劇5選」
「世にも奇妙な病気12選」
「世界の知られざる過酷な職業6選」
これらは、僕が以前書いた記事ですが、過去に、すべてYouTubeの動画に丸パクリされました。
しかも、ここに挙げたのは、最近よく読まれている記事について調べたものだけなので、それ以外の過去記事を探せばもっとあるかもしれません。
パクっているのは一人ではなく、複数。
それらの盗作動画を再生すると、自分の書いた文章が一言一句違わず画面を下から上に流れていきます。
驚きです。
気になるのは、ある動画のコメント欄で、
と、書いている人がいること。
また?
また、ってどういうこと?
他にもあるの?
もう死にたいんだけど?
恐らく、こういった動画を作成している人は、他人のブログ記事をコピペして、後はWindows標準装備のムービーメーカーを使って1時間とかからず作業を終えているでしょう。
おまけに、たったそれだけでお金が貰える。
こっちは苦労して記事を書いているというのに。
要するに、ウチのサイトは、小遣い稼ぎをしようとする人たちの動画製作に利用され、それでいて自分のブログの訪問者はどんどん減っていくという実に滑稽なサイトです。
世の中の罠を探すはずのブログが、吐き気のするような罠にはまる。
これから先、地道に記事を更新し続けても、どうせどこかのYouTuberもどきがそれをパクって動画を作り、アップロードする。
考えただけでプチゲロが出そう……。