最近、Steamに登場した超問題児、『Stellar 2D』のレビューです。
普段からSteamをよく利用するという方であればご存知かもしれませんが、Steamではたまに、クオリティ的にかなり問題のありそうなゲームが配信されることがあるのです。
13円のシューティング
僕は、スクロール型のシューティングが好きなので、Steamのインディーズ系ゲームをよくチェックするのですが、最近登場した
Stellar 2D
というシューティングがどうにも気になってしかたなかったので、買ってみました。
その気になった理由の一つが・・・。
↓ ↓ ↓
たったの13円。
これはもちろんキャンペーン価格ですが、正規の価格でも98円という安さ。
そして、もう一つ気になったのが、レビューが酷評の嵐となっていること。
スクロール・シューティングゲームというジャンルは、素人がテキトーに作ってもそれなりに遊べるジャンルなので、そこまでこき下ろされていると、逆に気になってしまうのです。
そこまでヒドいゲームとはどんなものなのか、と。
予想を超える凄まじさ
インストール容量は500MB強。
インディーズ系のシューティングとしては、ごく標準的といったところ。
オープニングでは、マンガの1コマのようなイラストが何枚か使用されており、一応ストーリー設定などはあるようです。
ちなみにナレーションまであります。これはちょっと驚き。
で、早速ゲームを起動させてみると・・・。
まず、操作性が最悪です。
入力から実際に自機が移動し始めるまでに一瞬タイムラグがあり、しかも変な「慣性」が働いているようで、非常に操作しづらいのです。
敵からの攻撃も、見た目に何かモヤモヤした感じのミサイルらしきものが飛んできて、攻撃かどうか判別しにくかったりします。
これのせいで、画面をかなりよく見ていないと、一体何に当たってダメージを食らったのかが分からないのです。
よって、順調にゲームを進めていると思ったら、突然画面に、
YOU DIED !
と表示されることもしばしば。
何故死んだのかもよく分からないので、不思議とストレスがたまりません。
Steamのクオリティ・チェック
Steamには、ユーザーからの投票でSteamでの販売が決まる
Green Light
というシステムがありますが、場合によってはこのシステムが正常に機能しないという好例が、この『Stellar 2D』と言えるかもしれません。
開発者の立場を考えると、相当な期間を費やしてこのゲームを製作したであろうことは理解できるのですが、やはり今の時代にこれを「売り物」として出すのはちょっとどうかな、という印象を持ってしまいます。
ご興味のある方は買ってみても良いかもしれません。
とにかく安いですから・・・。
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