身近にある物の意外な起源6選

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我々の身近にある物の意外な起源の数々をご紹介します。

日々の生活に役立つ物は、誰かがそれを発明したからこそ存在するわけですが、中には必ずしも発明者が意図したとおりの目的で使われていないものもあります。

しかし、目的は変わってしまっても、今日まで使われているというのは、それだけでも偉大な発明と言っていいでしょう。

今回ご紹介するのは、今の常識からではちょっと想像できない、意外な起源を持つ発明です。

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1 ネクタイ

ネクタイ

ネクタイの起源には大きく2つの説があります。

1つは、ローマ時代に、首に巻いて寒さを凌いだり、ハンカチ代わりに使っていたのが始まりだとするもの。

もう1つは、17世紀初頭の「30年戦争」において、クロアチア人の兵士が、戦場で敵と見誤らないために巻いていたというもの。

いずれにせよ、ネクタイが現代のような形になったのは、1920年代フランスにおいてだとされています。

当時のフランスでは、主に上流階級の男性が身に付けていたのですが、女性の中にもネクタイをする人はいたそうです。

2 枕

まくら

枕の起源は古く、今のイラクにおいて、約9000年前に発明されたとされています。

驚くことに、当時の枕は「」を切り出して作られ、その使用目的は、寝ている間に、が鼻や耳の穴から入らないように、頭を高くしておくためでした。

古代エジプト人も枕を使っていましたが、彼らの目的は、体の中で最も重要な部位である頭を保護するためだったようです。

また、アフリカでは、枕を使うことで、先祖の魂が自分に宿ると信じられていたとも言われています。

一方、ヨーロッパでは、枕は「弱さの象徴」であると捉えられ、男性で使用する人はほとんどいなかったそうです。

それに加えて、ヘンリー8世は、妊婦以外が枕を使うことを全面的に禁止するほどの徹底ぶりでした。

そんな枕が今のように柔らかいものになったのは、織物工業が発達した「産業革命」の時です。

3 ぷちぷち

ぷちぷち

英語では、「バブルラップ(Bubble Wrap)」とも呼ばれますが、やはり「ぷちぷち」の方がしっくりきますね。

荷物を梱包する際の緩衝材としておなじみですが、これも意外な起源を持っています。

1957年に、アルフレッド・フィールディングマーク・シャバンスという二人の発明家が、シャワーカーテンを2枚重ね合わせて、中に空気を含んだ「壁紙」を作って販売しようと考えたのです。

ところが、この壁紙は失敗に終わりました。

諦めがつかない二人は、それをビニールハウスなどで利用できる「断熱材」として売ろうとしたのですが、これも失敗。

そこに、フレデリック・バワーズという商売人が、この売れない壁紙に目を付け、コンピュータ製造大手の「IBM」に、パソコンの梱包に利用することを提案したのです。

IBMはその考えに賛同し、10000台のパソコンを出荷するときの緩衝材として使ったのですが、これが「ぷちぷち」の始まりなのです。

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4 ハイヒール

ハイヒール

男性でハイヒールを履いた経験のある人はまずいないでしょうが、男性からすれば、ハイヒールというのはいかにも歩きにくそうな代物です。

それもそのはずで、ハイヒールはもともと歩くためのものではなかったのです。

世界で最初のハイヒールは、16世紀ペルシャ人の兵士のために作られました。その目的は、騎兵隊が馬上で弓矢を放つとき、足をしっかりと固定するためだったのです。

その後、ハイヒールは1600年代に入ってヨーロッパへと渡ります。

その頃は、主に上流階級の男女が履き、男性は幅の広いものを、女性は細いものを使用していたそうです。

ハイヒールが上流階級だけのものだったのは、ハイヒールを履くと歩きづらくて仕事にならないので、仕事などする必要の無い人間にしか需要が無かったからです。

男性がハイヒールを履かなくなった理由は、女性もハイヒールを履くようになったため、男性独自のステータスを示す意味合いが薄れたからだとされています。

5 Tシャツ

Tシャツ

Tシャツは、アメリカがスペインと交戦中に、海軍兵士のために開発されたのが始まりだと言われています。

もともとは、制服の下に着用する「下着」として作られたのですが、狭苦しい潜水艦の中でひっきりなしに動かなくてはならない彼らにとっては、下着よりも、普段の作業着として使用する方が好都合だったようです。

また、泥だらけになっても簡単に洗えるTシャツは、育ち盛りの子供を持つ母親にとっても重宝がられたとか。

やがて、Tシャツは下着としての衣類から、外出時にも着られるファッション性を獲得。

1950年代には、ある大手メーカーが、ディズニーと契約を結び、ミッキーマウスなどのキャラクターがプリントされたTシャツを販売しました。

6 コーンフレーク

コーンフレーク

ケロッグ・コーンフレークはジョン・ハーヴェイ・ケロッグウィル・キース・ケロッグによって発明されました。

ケロッグ兄弟は、宗教的な理由から非常に厳格な家庭で育ち、肉やアルコール、タバコ、紅茶、コーヒーなどの摂取は一切禁じられ、卵と牛乳は限定的に許可されていたそうです。

そして、ジョンの方は、「あるモノ」に対して異常なまでの嫌悪感を抱いていました。

それは、性欲です。

彼は、人間がそういった欲求をコントロールできない原因は、を食べるからだと考えました。

そして、肉を食べずとも、十分に栄養のある食事が摂れるように、シリアルを中心とした「コーンフレーク」を開発したのです。

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