最も奇妙な出火原因4選

火

消防庁が公表しているデータによると、出火原因で最も多いのは、やはりタバコです。

続いて、放火、こんろ、焚き火など。

これらの原因は特に意外性は無いですが、しかし、放火にせよ失火にせよ、妙なことがきっかけで出火に至ったケースがあります。

中には、なぜ火災が発生せねばならなかったのか理解に苦しむようなものも……。

(アイキャッチ画像:Hans/Pixabay)

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1 テレビが観られないというだけで監房を燃やした囚人

テレビ

JESHOOTS-com/Pixabay

2015年12月、ウェールズにあるカーディフ刑務所の一角で火災が発生しました。

火元はリーアム・プライス(当時22歳)という囚人の監房。

彼は最初、新聞紙に火を付けたのですが、看守に見つけられて放火未遂に終わります。

諦めの悪いプライスは、今度はタオルに火を付けて放火。

窓からの風に煽られた炎が、監房の扉の下から吹き出し始めました。

程なくして職員が消火器で鎮火し、死傷者は出ませんでしたが、驚くべきは彼が放火した理由

窃盗の罪で服役中だったプライスは、何日もテレビが観られないことに退屈し、火を放ったのです。

しかもこの囚人、出所間近だったというからさらに驚き。

よほど観たい番組があったのでしょうか……。

2 トコジラミを駆除しようとしてアパートを全焼させた人

トコジラミ

Cicero7/Pixabay

2017年12月、米国オハイオ州シンシナティで、5世帯が暮らすアパートが全焼する火事がありました。

火事の原因を作ったのは、住人の一人である女性

その女性は、ベッドにトコジラミがいるのに気づき、それらを駆除しようとして、アルコールをシーツ全体にぶっかけたのです。

しかし、運の悪いことに季節は真冬。

暖炉の火がベッドに引火し、またたく間に建物全体が炎に包まれました。

不幸中の幸いというべきか、たまたま家を空けていた住人が多く、死傷者は無し。

ただ、住人の中には所持品を全て失った人もいました。

被害総額は、日本円にして約2500万円

これだけの賠償金を払うはめになるくらいなら、トコジラミだらけのベッドで寝る方がマシかも知れません。

地元の消防署は、トコジラミへの対処法として、「プロの業者に頼んでください」というもっともなアドバイスをしています。

3 自分で「人体発火現象」を起こすドライバー

車

Schwoaze/Pixabay

車の運転中、他のドライバーなどに激怒して無謀な行動を取る、いわゆるロードレイジが日本で近年問題になっているのはご承知のとおり。

この点は海外でも同じですが、トルコには少々変わった事例があります。

2016年、トルコ南部のカラマンという町で、一台の車が、交通違反により警察に停止を命じられました。

42歳のそのドライバーは、車を降りるやいなや、警察官に食ってかかります。

そして口論の最中、いきなりその男は自分の車から容器を持ち出してガソリンを浴びると、ライターで着火

一瞬で火だるまになりました。

近くにいた人たちが、消火器や毛布を手に駆けつけ、すぐに火は消されましたが、そのドライバーは髪の毛がほとんど焼失し、重度の火傷を負うはめに。

3人の子の父親でもあるその男が、なぜ突然自分の体を燃やしたのかについてはよく分かっていません。

4 平和の象徴が引き起こした大火災

ハト

Couleur/Pixabay

2014年、サウスロンドンのストックウェルという町で、3階建の住居の屋根から出火し、21人の消防隊が2時間がかりで消し止めました。

幸い、住人は速やかに避難を済ませ、怪我人はゼロ

出火原因については、住人の火の不始末、というわけではありません。

ハトです。

ハト派の放火魔とかではなく、空を飛ぶハト。

道に落ちているタバコの吸い殻をハトが咥え、屋根の巣にポトリと落としたところ、吸い殻に火が残っていたために巣が燃え出し、建物が炎上したのです。

ハトが「放火」の犯人だったというのは意外ですが、もっと意外なのは、ロンドンではこの手のハトが決して珍しくないということ。

この火災が起きた前年にも、同様の火災が発生しているのです。

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