路上でキレる異常なドライバーたち5選

車

あおり運転による事件が大きく報道されても、それが同種の事件発生への抑止力になっているかというと、かなり疑問です。

運転中に些細なことでキレたドライバーが、異常な行動に出る事件は後を絶ちません。

現在、あおり運転は日本で非常に深刻な問題となっていますが、海外ではどうなのか。

この点、例えばアメリカではドライバーが銃で襲う場合もあり、日本とは危険の度合いが違います。

今回は、海外で起きたケースの中でも、特に常軌を逸したものをご紹介します。

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1 割り込みしたうえに相手を射殺

車

2001年5月6日、ティモシー・マンと妻のナンシー、息子のマイケルは、ナンシーの誕生日を祝うため、車で食事に出かけました。

カリフォルニア州サクラメントのハイウェイ50を走っていると、突然赤い車が目の前に割り込んできます。

マンが急ブレーキを踏むと、赤い車も急ブレーキ。

マンはやむなくさらにブレーキを踏み込みました。

完全に頭にきた彼は、妻の制止を振り切って車から降り、相手の車の前に仁王立ち。

赤い車のドライバーであるドナルド・R・ベルも、15歳の息子を助手席に残して車を降ります。

マンはベルに近づくと、その顔面にパンチを一発。

それに対し、ベルはゼロ射程でマンに銃を発砲。

マンはほぼ即死でした。

ベルは逮捕されましたが、程なくして保釈が認められます。

2週間後、ベルは車で事件現場にやって来ると、警察に電話し、こう伝えました。

「俺の名前はドナルド・R・ベル。

2週間前のヘーゼルでの事故に関わっている。

今から俺なりの正義を実行する」

そう言うとベルは、銃で自分の頭部を撃ち抜きました。

2 身代わりになって撃たれた犬

犬

2014年、米国ジョージア州アトランタで、ホバート・オースティンとその妻、3人の子供、そしてジャーマンシェパードが乗ったSUVが、青いトーラス(フォード車)からあおり運転を受けました。

二台の車は至近距離を保ったままショッピングモールの駐車場へ。

双方の車が停止すると、トーラスに乗ったドライバーが、SUVの中の子供たち目掛けて銃を発射。

銃声が鳴った瞬間、ジャーマンシェパードのノアが子供たちを庇うように飛び出し、ウィンドウを通過してきた弾丸を受けました。

その後、撃たれたノアは、しばらくモール内を力無く歩き、ビルの陰で死亡。

目撃者の話によると、その犬がいなかったら、間違いなく子どもたちに銃弾が当たっていたとのことです。

3 キレたドライバーからの最臭攻撃

トイレ

ドライバーどうしの争いは、殴る蹴るといった暴行事件に発展するばかりとは限りません。

2018年6月、米国ペンシルベニア州ハイデルベルク・タウンシップで、ヘンリー・ジョージ・ウィーバーという男が、車を運転中に他のドライバーと口論に。

車から降りた二人の男は、おそらくもみ合いになったと思われますが、具体的に何があったのかについて詳細は発表されていません。

ただ、一つだけはっきりしていることがあります。

それは、警察官が事件現場に到着したとき、被害者の男性が、体に大便を浴びていたということ。

ウィーバーは、相手の男性の体に脱糞していたのです。

この事件は、ドライバーが一旦キレると何をやらかすか予測できないことをよく表しています。

4 ボンネットにつかまって時速110km

車

2019年1月、米国マサチューセッツ州ボストンで、リチャード・カムロウスキー(65)とマーク・フィッツジェラルド(37)が運転していると、互いの車のミラーが接触。

これをきっかけに、二人は車から降り、言い争いを始めました。

しばらくして、このままでは決着が付かないと判断したフィッツジェラルドは、カムロウスキーを無視して車に戻り、エンジンを掛けて発進しようとします。

すると、カムロウスキーはすかさず相手の車のボンネットにしがみつきました。

それに構わずフィッツジェラルドは速度をどんどん上げていき、ついに時速110kmを突破。

カムロウスキーは必死にしがみつきながら、「車を止めろ!」を叫びますが、フィッツジェラルドはそれを無視。

それどころか、彼は減速・加速を繰り返してカムロウスキーを振り落とそうとします。

このとき、65歳のカムロウスキーは、「このままだと死ぬ」と思ったとか。

驚くことに、この状態のまま、車は約5kmも走行を続けました。

フィッツジェラルドは逮捕されましたが、裁判で無罪になっています。

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5 バットを持った姉妹による制裁

女性

路上でブチ切れて危険な行動に出るのは、性別的には圧倒的に男性が多いわけですが、稀に女性も怒りを抑えられなくなります。

2018年、米国フロリダ州オークランドパークで、ミカエラ・バルボザ(26)という女性が車線変更したところ、後ろを走っていた女性ドライバーの恨みを買ってしまうはめに。

その女性ドライバーの車と、彼女の妹が乗った車とが、ミカエラの後にくっついて走り、3台の車は最寄りのパーキングエリアへ。

車を停めるやいなや、割り込まれて怒り心頭の女性が木製バットを握りしめて登場。

続いて、その妹も木製バットを持って近づいてきます。

姉の方は、大音声で罵声を吐きながらミカエラに詰め寄り、いきなりバットで殴りかかりました。

それを見た妹の方も、同じようにバットで殴打。

数秒後、近くにいた男性が止めに入り、とりあえず攻撃はそこで終わりました。

しかしながら、二人がかりで殴られたミカエラは、後頭部が裂け、鼻を骨折。

鼻のダメージはかなり酷く、呼吸が困難なほどだったとか。

それにしても、車線変更をしただけでバットで滅多打ちというのは、かなり悪質と言わざるをえません。

何故ドライバーはキレやすいのか

男

車を運転しているとき、人は何故キレやすくなるのか。

ある学説によれば、人間の「縄張り意識」がその一因になっているのだとか。

人間の進化の過程を考えると、縄張りを守ることは自分の家族を守ることにつながります。

縄張りを守るためには、侵入者と体を張って戦わねばならないこともあるでしょう。

これが、人間と暴力とが切り離せない関係である理由の一つですが、他の理由もあります。

米国テネシー州のヴァンダービルト大学が、2008年に学術誌に発表した研究結果によると、人間にとって暴力は、食欲や性欲と同様に快感を与えてくれます。

このように、我々は本能的に暴力を求める面があるのです。

パンチ

また、シカゴ大学の研究によれば、人間は、他人のポジティブな行動よりも、ネガティブな行動に大きく影響を受けるとされています。

親切にされた場合よりも、その逆に、舐められた場合の方がより強く影響されるのです。

車を運転しているとき、他のドライバーから道を譲ってもらうと軽く感謝する程度ですが、それとは反対に、強引な割り込みをされると怒りで頭に血が上ります。

車の運転中、他のドライバーに追い越されたり、割り込まれたり、クラクションを鳴らされたりすることは、自分の縄張りに対する脅威であると感じ、さらに、相手に舐められているという感覚と相まって、怒りが爆発するのです。

自分に限っては、そう簡単にキレることはないと思っている人も要注意。

あるリサーチによると、自分は運転中に怒りをコントロール出来ていると思っているドライバーの大半は、すぐに怒りを顕にするドライバーとほとんど変わりが無かったそうです。

運転中に怒りを抑える5つの方法

上述のとおり、運転中にキレやすくなるのは、程度の差こそあれ、どんなドライバーにも当てはまると考えたほうがいいでしょう。

そこで、運転中にキレるのを避けるための方法を最後にご紹介します。

1 十分な睡眠を摂る

ベッド

アメリカ国立睡眠財団の発表によると、十分な睡眠が摂れていない人ほど、運転中にイライラしてキレやすくなる傾向が見られるそうです。

安全運転という観点からも睡眠不足は危険ですが、路上でのトラブルを避ける上でも睡眠は重要だと言えます。

2 音楽の助けを借りる

音楽

自分がキレやすい人間であるという自覚のある人は、運転中になるべくリラックスできる曲をかけるというのが効果的でしょう。

逆に、全身の血が騒ぐような激しい曲は、なるべく避けるべきです。

3 個人攻撃だと思わないこと

ドライバー

他のドライバーが自分の車に対して追い越しや割り込みをしても、それは個人に対する攻撃ではありません。

そのドライバーは、こちらがどういう人間か全く知らないのですから。

自分という個人に対して攻撃されたと捉えてしまうと、舐められたという意識が強まります。

4 時間的に余裕を持つ

時計

急いでいる時に限って渋滞に巻き込まれたり、運転に慣れていないドライバーに遭遇したりするものです。

時間を気にしていると、イライラを募らせる原因になるだけでなく、ついつい速度を上げてしまう危険もあるので、常に時間に余裕を持たせてその日の予定を立てるべきです。

5 レストランの中にいると思いこむ

店

自分がレストランにいるとき、周りに多少マナーの悪い客がいても、すぐにブチ切れる人はあまりいないでしょう。

他の大勢の客や、店員の存在があるので、豪快にキレるとその時点で自分が激しくマナー違反を犯してしまいます。

マナーを守るべき状況であることは、レストランでも路上でも変わりません。

イラッとくるドライバーに出くわしたら、たまたま同じレストランにいた迷惑な客であると捉えて、自分は冷静に、安全運転を心がけるのがベストです。

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