恋愛関係に潜むワナ
といえば、それはもう浮気で決まりでしょう。
いかにラブラブのカップルであろうと、どちらかの浮気が発覚すれば、二人の関係は一気に冷え込みます。
最悪の場合は破局。
その後に待っているのは裁判、ということもあります。
何にしても、浮気というのは我々の生活に大きなインパクトを持つのは間違いありません。
そこで重要になってくるのが、相手が浮気しそうな状態であることを、いち早く見抜く方策なのです。
〈originally posted on November 27, 2022〉
1 妻の方が稼ぐ夫婦
夫婦ともに別々の仕事をしている場合、夫がフルタイムで働き、妻はパートタイマーであるというカップルが比較的多いように思います。
もちろん、どちらもフルタイムの仕事を持ち、さらに、妻が会社を経営しており、夫はごく普通の平社員という場合もあるでしょう。
この場合、当たり前ですが、収入は妻の方が断然多くなります。
そしてこのことが、夫の浮気確率を上げるのです。
ニューヨークにあるコーネル大学のクリスティン・マンシュ教授によると、妻の方が稼ぐ場合、夫は浮気しやすくなります。
その理由は、妻の方が稼ぐという事実が、夫の「男としてのアイデンティティ」への脅威となるから。
言わば、男のアイデンティティを取り戻そうとして、浮気に走るのです。
では、その逆、すなわち夫の方が稼ぐ場合はどうなのか。
同教授によれば、夫の方が稼ぐという事実は、妻にとって「女としてのアイデンティティ」に何ら影響しないそうです。
女性は、パートナーとの収入の差異ごときでは、アイデンティティが揺らぐことは無いということでしょう。
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2 夫が家事をしない
夫が家事に非協力的であることが、夫婦の関係にヒビが入る原因になるのは常識でしょう。
それだけではありません。
フランスで約1万人の女性を対象にして行われたリサーチによると、73%の妻が、夫が家事をしないことが原因で浮気をしたことがあるそうです。
もちろん、これはフランスでのリサーチなので、その結果がそのまま日本人にも当てはまるとは限りません。
ただ、夫が家事に無関心である場合、妻の不満が募るのはほぼ確実。
妻にとって、夫が家事をしないことは、夫が思うより遥かに重大なことと言えそうです。
3 夫がヘビを飼っている
日本において、人気のペットというと、やはり犬と猫でしょう。
とは言うものの、どんな動物が好きかなんて人それぞれ。
インコが一番だという人もいるでしょうし、ウサギが最高だという人もいるでしょう。
中には、ヘビこそが至高のペットだという人も……。
いずれにせよ、自分の夫が急にヘビを飼い始めたら、妻はいろんな意味で注意が必要です。
イギリスのとあるマッチングサイトが行ったリサーチによると、夫がペットを飼っている場合、ヘビを飼っている男性の浮気率が最も高いという結果が出ました。
ヘビを飼う夫の5人に1人は浮気をするのだとか。
同じ爬虫類で言うとトカゲも危険で、18%が浮気します。
ペットの中で最も「安全」なのは、鳥。
浮気率はわずか4%です。
4 男臭い顔で声が低い夫
低くて渋い声の男性は、それだけでも女性を惹き付ける魅力があります。
そのことだけで、「低い声の男性は浮気しやすい」などと言えば、短絡的すぎだと思われるでしょう。
しかし、中国の西南大学で行われた研究によると、これには一面の真実があります。
声の低い男性は体内のテストステロン値が高く、このことが、より多くの女性との関係への欲求につながるのだとか。
さらに、人類の進化の過程から見れば、女性はテストステロン値の高い男性に惹かれる傾向が強いのです。
これは、テストステロン値の高い男性と結ばれる方が、より健康な赤ん坊が生まれることを示唆しているから。
また、別の研究によれば、男らしい顔(顎のラインが角張っている、ヒゲが生えている、など)も、浮気の確率を上げる要因なのだそうです。
ちなみに女性の場合は、声が高くても低くても、浮気の確率には特に影響は無いとされています。
5 夜のイチャコラが充実している
夜中にベッドで行うイチャコラは、夫婦円満にとって重要な要素の一つ。
そうであれば、夜のイチャコラが充実していれば、お互いに浮気などしないはず。
そう考えるのが自然ですが、真実はそうではないかも知れません。
アメリカのフロリダ州立大学が行った研究によると、夜のイチャコラが非常に充実しているカップルほど、浮気の確率が上がります。
その理由は、イチャコラの良さに溺れてしまい、もっと多くの相手とのイチャコラを求めるから。
ある意味、「快楽の探求者」モードになってしまうということでしょうか。
さらに興味深いことがあります。
魅力的な妻がいる夫ほど浮気しやすいのに対し、魅力的な夫がいる妻は浮気しにくいのだとか。
そういえば、超絶美人の女優さん(秋田出身)と結婚したアノお笑い芸人も……。
6 社内で不祥事を起こす者
会社内で不祥事が起きたら、適切な対処をしなければ、ダメージはどんどん拡大します。
そしてそのダメージは、会社だけに留まりません。
夫婦の関係にも影響が及ぶ可能性があるのです。
アメリカのテキサス大学が、1万人分を超えるデータを検証した研究によれば、社内で不祥事を起こすことと、浮気をすることの間に相関関係が見られました。
某マッチングサイトを利用して浮気をしていた人は、会社で不祥事を起こしたことのある割合が、通常より2倍も高かったのです。
仕事上でルールを破ってしまう人間は、恋愛のパートナーに対するルールも破ってしまう。
そう捉えると、この研究結果はかなり納得できます。
7 パートナーにべったり
自分の恋人や配偶者といつもベッタリしていたい人は、それだけ相手に対する愛情が深いわけで、浮気とは無縁。
そういうイメージを抱くのが普通という気がしますが、必ずしもそうとは言い切れないようです。
アメリカのフロリダ州立大学が、約200組の新婚夫婦について4年間にわたって調査したところによると、パートナーにべったりな人ほど浮気の確率が高いという意外な結果が出ました。
それは一体なぜか。
理由の一つは、幼少期における親との関係です。
子供時代に親との信頼関係が築けなかった人は、自分が見捨てられるのではないかという不安を抱きがち。
大人になり、結婚してもその傾向が変わらない場合、パートナーを完全には信頼できなくなります。
それゆえ、常に相手にべったりしていないと不安になり、それがさらに、他のパートナーを求めることにもつながるのだとか。
反対に、親との信頼関係が強かった人は、結婚相手のことも信頼できるというわけです。
8 大卒の男
大卒の男と、高卒または中卒の男。
浮気しやすいのはどちらか。
そんなこと、この記事を書くまで考えたことも無かったのですが、両者には差があるのです。
少なくとも、スウェーデンのストックホルム大学が行った研究によればそうなります。
大学を卒業した男性は、そうでない場合よりも、浮気の確率が高いのです。
一方、大卒の女性は、むしろ浮気の確率が下がります。
大学で教育を受けたか否かによって、男女間で影響に差があるのはどういうわけなのか。
残念ながら、研究者にとっても、この謎は完全には解明されていないそうです。
9 親が浮気の経験あり
浮気しやすさは、親子の間で遺伝するのか。
これはなかなか難しい問題ですけれども、アメリカのテキサス工科大学とネバダ大学が約300人の学生に行ったリサーチによると、ある程度は遺伝するのかも知れません。
リサーチ対象の学生の中で、浮気をしたことのある人の44%は、両親のどちらかも浮気の経験があったのです。
一方、浮気をしたことの無い人の場合、親の浮気率は22%。
2倍もの開きがあります。
気になるのは、これは本当に遺伝によるものなのかという点。
これ以前にフィンランドで双子を対象に行われた研究により、女性には「浮気遺伝子」を持った人がいる可能性が示唆されています。
しかし、一般論として浮気遺伝子があるのかは、まだ今後の研究を待たねば解明されないようです。
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10 勝利した男
競争相手を打ち負かし、勝利を手にするのは、何とも言えない充足感があります。
自分の夫が何かの競技で勝利者となったとき、妻としてはその頑張りを讃えたくなるものでしょう。
しかし、喜んでばかりもいられません。
イギリスのケンブリッジ大学で行われた研究によると、勝利した男性は、浮気の確率が上がるのです。
男性は、自分が勝利したという事実を認識することで、体内のテストステロン値が上昇します。
このことが、女性に対する態度をより積極的にさせ、それが(場合によっては)浮気につながるのだとか。
ここでのポイントは、本人が「勝利した」という自覚を持つこと。
勝利のためにどれだけ努力をしたのかは関係ありません。
大して努力していなくても、「俺は勝ったんだ!」という思いが、テストステロン値を平均4.9%上昇させます。
さらにそれによって、魅力的な女性にアプローチしようとする傾向が約11.3%高くなるのです。
この数値を見る限り、勝利したから即浮気、などどいうことはまず無いでしょう。
ただ、全体的な傾向として、勝利者は浮気に一歩近づく、と考えても良さそうです。
まとめ 男の浮気率が最も高まるとき
ここまで述べてきたことをまとめると、男の浮気率が最も高くなるのは、夫が以下の条件を全て満たしたときです。
見た目が男臭く、声が低い。
妻の方が稼ぐのに、自分は家事を一切しない。
大卒で、ヘビを飼っている。
妻にベッタリで夜のイチャコラにも満足している。
親が浮気経験あり。
会社でやらかしたことがある。
最近、何かで優勝した。
考えてみれば、これら全ての条件を満たす男はかなりレアな存在だという気がします。
しかし逆に言えば、そんなレアな男であるだけに、浮気に関しては要注意だということになるのです。