世の中に、キスが嫌いという人は、まずいない。
恋人や配偶者がいれば、お出かけのキスや、お休みのキスなど、キスする機会は多いだろう。
相手がいない人であれば仕方ないが、相手がいるのに、普段、あまりキスをしないのは大きな損をしているかもしれない。
それくらい、キスは体の中に重大な変化をもたらすのだ。
〈originally posted on November 3,2014〉
1 虫歯を予防する
人間がキスをするとき、多量の唾液が分泌されて口の中を洗い流す。
これが、歯垢の発生を抑え、結果的に虫歯予防につながるらしい。
ということは、唇どうしをチュッと触れさせるだけの、いわゆる「バードキス」ではあまり効果が期待できないということでもある。
普段、軽いキスで済ませている人は、時には濃厚なキスもしてみよう。
2 頭痛が治る
濃厚なキスは、血管を拡張させ、血流を良くする働きがあるので、頭痛などの痛みを和らげてくれる効果がある。
また、キスすることで精神的ストレスも軽減されるので、血圧も下がるそうだ。
全くの余談だが、『俺だけ入れる隠しダンジョン』というライトノベル(アニメ化もされた)の主人公は、激しい頭痛に襲われると、幼馴染の女の子とキスすることで、その頭痛が軽減されるという奇妙な特徴を持つ。
おバカな設定だと思う人もいるだろうが、科学的に見れば、実は理に適っているのである。
3 顔が若く見えるようになる
キスするだけで、見た目が若返る……。
ホントかよ!と突っ込まれそうだが、これにもちゃんと根拠がある。
熱いキスを交わすとき、顔全体の筋肉が使われるので、一種の筋力トレーニングになり、シワやたるみが出来たりするのを防いでくれるのだ。
良い恋愛をしている人は若々しく見える、と言われる原因は、こういう所にあるのかもしれない。
4 カロリー消費になる
……といっても、情熱的なキスで約2kcal程度だが…。
しかし、毎日何度もキスするカップルの場合は「塵も積もれば…」方式で、それなりのカロリーを消費すると考えられる。
キスの回数を増やせば、ラブラブ度も増し、体型維持にもつながって一石二鳥(?)である。
5 赤ん坊の成長に良い
アメリカのマイアミ大学付属の研究所によると、親が赤ん坊の顔にキスをするなどしてコミュニケーションを取るのは、子供の成長に好ましい効果をもたらすそうである。
ただし、キスするときには赤ん坊の口に触れないよう気をつけねばならない。
親の口から唾液が赤ん坊の口に入ることで、虫歯の原因になるバクテリアまで移ってしまうからだ。
6 幸福感に包まれる
何を今さら……と思われるかもしれないが、これにもしっかりと科学的な根拠がある。
キスをすると、快感の原因であるセロトニンやドーパミンが分泌されるので、幸せな感覚を味わうことができるのだ。
キスをしたときの、あの何ともいえない幸福感は、単純に気持ちの問題だけではないのである。
以上、キスすることのメリットをご紹介した。
このように見てくると、はっきり言ってキスはメリットのカタマリのようなものだ。
精神的にも満たされて、身体的にもプラスの効果をもたらす。
しかも、夜の営みと違って体への負担がほとんど無く、いつでも気軽にできる。
パートナーがいるのにキスの回数が少ない人は、かなり損な人生を送っているのかもしれない。
【スポンサーリンク】