生き残れないサバイバル術10選

サバイバル

一般的に「常識」として信じられているサバイバル術の中には、あまり役に立たないものがけっこうあるのです。

そんな、「生き残れないサバイバル術」をご紹介。

1 すぐに食料を探す

ビーフ

遭難してしまった場合などに、とにかく真っ先に食料を探そうとするのは正しくありません。

周りの状況にもよりますが、食料を見つけるために、さらに危険な環境に身を置くことになりそうな時は、その場でじっと救助を待つ方が賢明なことも多いのです。

実際、遭難事故に遭った人が「餓死」する例は決して多くはありません。

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2 木の枝を使って火を起こす

火

そこら辺に落ちている木の枝を使って、摩擦で火を起こす、というのは実際にやろうとすると非常に難易度が高いのです。

普段から火を起こす練習でもしていない限りは、火が付く前に体力が尽きる可能性もあります。

一番良いのは、万が一の対策が必要な場所に出かける時には、予め災害時用のマッチを持っていくことです。

3 毒ヘビに噛まれたら毒を吸い出す

ヘビ

アリゾナ大学の行った研究によれば、毒を吸い出そうとする時に、噛まれた部分の周りの組織を破壊してしまい、かえって症状を悪化させる可能性が大きいのだそうです。

最良の対処法は、噛まれた所をすぐに洗って包帯を巻き、なるべく早く病院に行くことなのだとか。

4 クマからダッシュで逃げ切る

クマ

怪力だけれども動作はそれほど速くないイメージの強いクマですが、走る速度は意外と速く、山の中で人間が走って逃げ切れる可能性は極めて低いのです。

だったら死んだフリしかねーな

と思われた方もいるでしょうが、実は「クマに出会ったら死んだフリ」という有名な作戦が通用するかはクマの種類に依ります。

ハイイログマであれば、この手段でピンチを切り抜けられる可能性が高いですが、相手がアメリカグマであればむしろ逆効果

アメリカグマの場合は、自分が着ている上着などを広げてなるべくこちらが大きな動物であるかのように見せ、大声で叫んで相手を威嚇するのがベストなのだとか。

5 サメに襲われたら鼻を殴る

サメ

これもサバイバル術としてよく言われることですが、実際には、水中でサメがこちらを食べる気満々の状況で、正確にサメの鼻を狙って殴るのは相当に難易度が高く、逆に繰り出した腕をそのままカプリとやられる危険の方が大きいのです。

ここは次善の策として、サメの「えら」か「」の辺りを狙って相手をひるませるのが現実的です。

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6 砂漠で遭難したらすぐに水を探す

砂漠

これを日中に実行してしまうと、4時間も経たない内に死んでしまう可能性があります。

少なくとも日が落ちるまで待つ方が賢明です。

救助が見込めるならば、水を諦めて、その場でじっと待つというのも手。

自分のオシッコ飲めば良いんじゃね

と思われた方もいるでしょうが、1回くらいならそれほど悪影響はありませんが、何度もこれをやると、体温を不必要に上昇させることになって危険

どうしてもオシッコを有効活用したい場合は、布などに染み込ませて頭に巻いて、体温を下げるのに使うのがベスト。

サボテンから水分補給できるハズでは…

というサバイバル術を思い出した方もいるでしょうが、実は人間が安全に水分補給できるサボテンの種類は限られています。

それ以外のサボテンから水分を摂ろうとすると、体に余計な負担がかかり、体温を上げかねないので注意が必要です。

また、砂漠とは逆に雪山で遭難した場合、水分補給のために雪をそのまま口に放り込むのは止めましょう。

下がりすぎた体温を上げるために、貴重なエネルギーを消耗してしまいます。

7 救助ヘリに全ての望みを託す

ヘリ

先述のように、自分の置かれた状況によっては、下手に行動を起こすより救助を待つ方が生存率が上がる場合もあります。

しかし、残念なことにヘリコプターによる救助は万能ではありません

特に、山頂付近で遭難してしまった場合などは、ヘリの接近が困難なことも少なくないのです。

8 寝るために屋根を作る

小屋

遭難して夜になると、安全に寝られる環境を手に入れる必要がありますが、その際、先に屋根を作ろうとするのはオススメできません。

遭難した場所で一夜を過ごさねばならない時に優先すべきは、「寝床」の方なのです。

これは、地面に直接体を付けて寝てしまうと、体熱がどんどん地面に奪われてしまうため。屋根を作るのは寝床を作った後でも遅くはありません。

9 とりあえず何か植物を食べる

植物

何も食べないよりはマシ…という感じもしますが、実際は毒性のある植物も多いので要注意。

また、仮に毒性が無くても、そういった植物にはほとんど何の栄養素も含まれていない場合が多いのです。

得体の知れない植物を食べるのは避けた方が無難です。

10 お酒で体を暖める

アルコール

う~寒い…凍え死にそう…。あ、そういえば酒があった!

こんな時、お酒を飲むことで体を暖めるのが正しいと思う人は多いかも知れませんが、実はけっこう危険な行為なのです。

アルコールを摂取すると、確かに体の表面付近の温度が上がるので、体感的には暖まったように感じます。

しかし、逆に体の中心部の温度は下がってしまうのです。

そして、サバイバルで重要なのはむしろ体の中心部の温度なので、体温を上げる目的でお酒を飲むのは避けた方が良いということになります。

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