インスタント焼きそばからゴキブリ?
そんなもの、まだまだ序の口です。
とは言っても、焼きそばを食べようとしたらゴキブリが入っているのはけっこう衝撃ですね。
ゴキブリ以外にも食べ物に変な物が混入していたというケースは調べてみるとかなりあります。
今回はそんな中でも特に危険度が高そうな物をまとめてみました。
〈originally posted on May 22,2016〉
1 釣り針
アリョーナ・ルッソという女性は、ニューヨークの某イタリア料理店で魚料理を注文し、一口食べたところ妙なモノがブスリと舌に刺さりました。
魚の骨かと思いきや、何とそれは釣り針。
わずかに釣り糸もつながっていたそうです。
店側はすぐに謝罪しましたが、彼女はこの体験がトラウマになり、魚料理を一切口に出来なくなったとか。
ルッソは後に治療費を含めた5万ドルの損害賠償請求訴訟を起こしました。
2 唾
2014年7月、ケン・ヤードンと妻のジュリーがニューヨークにあるレストラン・チェーン店「チリーズ」を訪れて食事をした際、料理によく火が通っていなかったことやサービスの悪さについてウェイターに文句を言いました。
そして帰り際にドリンクをテイクアウトし、それを車の中で飲もうとしたところ……。
何やら怪しいモノが浮いているのを発見。
よく見るとそれは「唾」でした。
逆ギレしたウェイターが腹いせに唾を吐いたと確信した彼らは、すぐ店に引き返して怒りをぶちまけたのですが、問題のウェイターは事実無根だと反論。
納得のいかない彼らは警察を呼び、ウェイターのDNAとドリンク内の唾のDNAを照合するように請求しました。
その結果、唾はウェイターのものであると確定。
これを受けてこのウェイターはクビになる前に自ら辞めたそうです。
飲食店で文句を言う場合は、必ず代金を払ってから、なおかつその店には二度と来ないと決めてからにした方が良さそうですね。
3 オーブングローブ
2009年、ちょうどクリスマスが目前という時期に、北アイルランド在住の女性がごく普通の食パンを購入したときのこと。
家に帰って食べようとすると、スライスされたパンの間に、細切れになったオーブングローブの繊維がどっさり挟まっていたのです。
彼女はすぐにこの事実を行政機関に報告。
店側には後に750ポンド(約12万円)の罰金が課せられました。
4 ナイフ
2008年、ニューヨークに住む男性がファストフード店の「サブウェイ」でサンドイッチを注文したところ、長さ約17cmのナイフが挟まっていました。
幸い、彼は熱でドロドロに溶けた柄の部分をかじってすぐ異変に気づいたため、口の中が血塗れになる事態は避けられました。
訴訟大国アメリカでこんなことが起きれば法外な賠償金を請求する裁判に発展しそうですが、この男性は和解金2万ドルを受け取っただけで丸く収めたそうです。
5 カエルの死骸
米国フロリダ州オーモンドビーチに住むフレッド・デネグリさんは、あるとき庭で肉を焼きながらダイエットペプシの缶をプシュッと開け、ゴクッと一口飲みました。
しかし、喉を流れていくのはドロリとした不気味な液体……。
咄嗟に彼は吐き出して、流し台でペプシの中身を出そうとします。
すると、どう見てもヤバそうなピンク色をしたスライム状の物が。
さらに缶の中には固形物がゴロゴロと音を立てていたのですが、いくら振っても外に出てくる気配は無し。
仕方なくアメリカ食品医薬局(FDA)に連絡し、研究所で調べてもらったところ、何とカエルの死骸が入っていたのでした。
それにしても、缶の中にどうやてこんなものが入ってしまったのかが謎です。
番外編 銃
2009年8月、サウスカロライナ州チャールストンのサバンナ・ハイウェイにあるマクドナルドのドライブスルーで、二人の男性がチキンサンドを購入。
車を発進させて、助手席の男性が早速食べ始めようとすると、袋が一つ多いことに気づきます。
ちょっとラッキーと思ったかどうかは分かりませんが、男性がその袋を開けてみると……。
そこには何と、弾の入ったピストルと二袋のマリファナが。
一体何と間違えたらこんなモノを入れてしまうのか。
勘の良い方ならお気づきかも知れませんが、このヤバすぎる袋、実は二人の男性の後ろで順番を待っていた車のドライバーに渡すはずだったのです。
言うまでもなく、その車には怖いオジサンが満載。
不幸にしてドラッグの取引で使われるアイテムをゲットしてしまった彼らは、それを受け取り損ねた連中によって近くのガソリンスタンドまで追いかけられるハメになりました。