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学校の試験は、学生にとっては胃が痛くなるようなストレスを強いられます。

特に、大学の入学試験定期試験は、結果次第でその後の人生を左右しかねません。

それだけに、試験本番は何のトラブルもなく終了するのが理想的。

しかし、そういう時に限って何かが起きてしまうのが人生の皮肉なところです。

(アイキャッチ画像:mozlase__/Pixabay)

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1 25000人の受験者全員が不合格

教室

Wokandapix/Pixabay

2013年、リベリア大学で入学試験が行われたとき、日本ではまず考えられない事態が起きました。

約25000人の受験者全員が落ちたのです。

この大学は9月から新学期が始まるのですが、その年は新入生ゼロの状態でスタートしました。

大学側の発表によると、試験の結果は全般的に英語の点数がかなり酷いものだったとか。

また、試験に対する受験生の熱意が感じられなかったとのこと。

当時のリベリアは、第二次内戦による混乱から完全に復帰できておらず、教育面がまだ弱かったという事情があります。

ただ、同国の文部大臣は、そういった事情を考慮しても、ただの一人の合格者もいないのは信じがたいとコメントしました。

2 講師の名前を書き間違えたためにテストが0点

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Pexels/Maklay62/Pixabay

2016年9月19日、アメリカのテネシー大学に通う学生だったキートン・ウォールボンは、地学の定期試験を受けている最中、一つだけ変わった設問があるのに気づきました。

堆積岩に関する問題が並ぶ中、「実験を担当している講師の名前は?(覚えていなければ何か気の利いた解答を)」という問題文が目に入ったのです。

多分、これはサービス問題だったのでしょう。

しかし、彼はその女性講師の名前を覚えていませんでした。

となると、「何か気の利いた解答」でいくしかありません。

そこで彼は、ごくありふれた女性名として、「サラ・ジャクソン」と記入。

後日、答案が返却されて彼は驚きます。

正解している設問が多数あるにも関わらず、何故か結果は0点

よく見てみると、「サラ・ジャクソン」の横に、採点者による「不適切!」の文字が。

実は、キートンは一つ不幸なミスを犯していました。

サラ・ジャクソンと同姓同名のセクシー・モデルが実在していたのです。

このことから、試験を担当した教授は、キートンの行為を一種のセクハラと認定し、テストを0点に。

ところが、キートンにはセクハラの意図は無く、そもそもサラ・ジャクソンというモデルがいることも知りませんでした。

彼は、教授にメールを送り、セクハラの意図が無かったことを訴えたのですが、結果は覆らず。

サラ・ジャクソンではなく、「サラ・コナー」と書いていたなら、彼の運命は変わっていたかもしれません。

3 読むだけで鬱になる問題文

大学

PublicDomainPictures/Pixabay

2013年、イギリスの超名門ケンブリッジ大学で法学部の定期試験が行われた際、刑法の試験を受けた約200人の学生は、問題文を読んだ瞬間に唖然とさせられました。

その問題文は、ある架空のクラブが学内にあるという設定で、そのクラブに入部した新人に対して恐るべき「儀式」が行われるという内容。

「儀式」では、性的暴行拷問などが行われるのですが、その様子が細かくリアルに説明されているのです。

その中で、誰のどの行為が、何の犯罪の構成要件に該当するのか、などについて受験者は論述せねばなりません。

ただ、その問題文がかなり残虐な内容を露骨に表現していたので、試験後に一部の学生は「常軌を逸している」と憤慨。

これについて大学側は、この試験問題は、あくまで刑法を多角的に理解する能力を図るためのものだったと説明しました。

確かに、実際に法律家になれば、残忍な事件の資料に目を通すことも普通にあるわけですが、しかし学校の試験問題であることを考えると、少々行き過ぎかもしれません。

4 ソフトウェアのエラーによるデタラメ合否判定

エラー

bartekhdd/Pixabay

2019年の2月から3月にかけて、インド南部のテランガーナ州でおよそ100万人が受けた試験があります。

この試験は、その合否によって受験生の進路に大きく影響する重要なもの。

結局、この年は32万人以上が不合格だったのですが、合否通知を発送し終わってから、洒落にならない問題が発覚。

テストの採点に使用されたソフトウェアに不具合があり、本当は合格しているのに不合格にされた受験者が1000人以上もいたのです。

中には、99点の科目が0点になっているケースもあったとか。

これだけでも異常事態ですが、問題はここで終わりませんでした。

ある16歳の女子学生は、不合格を知ってから数時間後、ショックのあまり自殺

少なくとも23人が、恐らくはこの試験の結果が原因で自殺したと見られています。

彼らの中には、実際には合格していた者がいる可能性も。

亡くなった学生たちの遺族には、喪失感と不信感が残りました。

一説には、採点を請け負った会社は、今回のような膨大な数の成績処理をする技術がそもそも無かったのではないかと言われています。

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