日本において、ファストフードの代名詞とも言えるのが、マクドナルド。
それくらい、マックは定着している。
どーでもいいことだが、筆者の出身である関西では、マックとは呼ばず、「マクド」という。
その理由はよく分からないが、「マック」という響きに、どこか気障なものを感じるからではないだろうか。
何にせよ、今回は、そのマックの知られざる真実をご紹介しよう。
〈originally posted on November 8,2014〉
1 最初はホットドッグ屋
マクドナルドといえば、何をどう考えたってハンバーガー。
しかし、意外なことに、マクドナルドの最初のメニューはホットドッグだったのである。
2 約8人に1人がマック店員の経験者
ある統計によると、アメリカ国民の約8人に1人はマクドナルドで働いた経験があるそうだ。
これにはもちろん、パートタイムで働いていた人も含まれているわけだが、それにしても驚異的な数ではなかろうか。
ちなみに、「McJob(マックジョブ)」という言葉は辞書にも載っており、「低賃金で将来性の乏しい仕事」を意味する。
3 マックの影響力
世界規模で見ると、マクドナルドは約14.5時間おきに新店舗を開店している。
まあ、もちろん店舗が閉鎖されていくペースもそれなりなのかもしれないが……。
僕の印象では、どちらかというと、マクドナルドは店舗が無くなっていくイメージの方が強い。
たまに、マックが食べたくなって行ってみたら店が無くなっていた……などということが一再ならずある。
ちなみに、マクドナルドの1日辺りの売り上げ額は約7500万ドルである。
これは、1時間あたりに換算すると、約313万ドル。
さらに、マクドナルドは1日あたり約6800万人にメニューを提供している。
これは地球の人口の約1%。
世界規模で捉えると、1秒で75個のハンバーガーが売れているのだ。
アメリカ国内だけに絞っても、1年で50億ポンドものマクドナルド・ビーフが消費されており、これは牛の数に換算すると、550万頭である。
ちなみに、この数はイギリス国内に存在する全ての牛の数とほぼ同じ。
そして、マクドナルドにとっては「おまけ」的な存在だが、ハッピーセットに付いてくる「おもちゃ」もバカに出来ない。
おもちゃの供給量とうい点では、マクドナルドは玩具メーカーを抜いて世界トップクラスなのである。
マクドナルドの影響力がいかに大きいかお分かりいただけただろうか。
4 マックのロゴに隠された秘密
1960年代に、おなじみの「M」の形をしたロゴを変更しようという話が会社で持ち上がった。
しかし、ロゴデザインのコンサルタントを務めていたルイス・チェスキンはこの提案に強く反対し、ロゴを変更しないように説得した。
彼が何故そこまで「M」のロゴにこだわったのかというと…。
あのロゴの形は女性の豊かな胸を連想させるから、というのが理由だったそうだ(ただし、異説あり)。
早い話、巨乳好きだったということか。
ちなみに、ロゴの形が「M」になった由来は、アメリカの1号店で、ゴールデンアーチのオブジェが二つ並んで設置してあったのを基にしたからと言われている。
つまり、あの「M」は、元々はMcDonald’sの頭文字ではないのだ。
5 マクドナルドがウェンディーズで窃盗
何だか意味の分かりにくいタイトルだが、これは、2005年に実際に起きた事件。
ニューハンプシャー州、マンチェスターで22歳のロナルド・マクドナルド(本名)が、仲間の一人と夜中にウェンディーズへ侵入し、店の金庫から金を盗もうとしているところをマネージャーに発見されたというもの。
だからどうした、と言われても困るが、マクドナルドがウェンディーズで窃盗を働いた、ということで、当時、話題になったのである。
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