短時間「死亡」していた人々の奇妙な体験4選

心肺が停止し、意識が無くなり、死亡しているとしか思えない状態になった後に生命力を取り戻す

そんな、人智を超えた力が作用したかのような体験をした人たちがいます。

彼らの中には、意識を失っているときに不思議な光景を目にする人が少なくありません。

脳がそのような映像を見せているだけ、と考えることもできますが、そうとは言い切れないケースもあるのです。

(アイキャッチ画像:sciencefreak/Pixabay)

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1 意識を失って、いつの間にか森にいたスキーヤー

スキー

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イギリス人のリアナ・ショー(29)という女性は、2012年2月、オーストリアのサンクト・アントンにあるリゾート地でスキーをしていたところ、他のスキーヤーと衝突事故を起こしました。

さらに、衝突の際の衝撃で付近に雪崩が発生

彼女の体は完全に雪の中に埋もれてしまい、身動きが取れない状態に

最初は声を振り絞って助けを呼んでいたものの、全く誰も気づかないので、リアナは声を上げるのを止め、遂には呼吸をすることも止めました。

すなわち、生存の道を諦めたのです

それからしばらくして、彼女は自分が森の中にいることに気づきます。

森

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目の前には青々とした木々の葉と、鮮やかな色合いの空があり、不気味なほどの静寂に包まれていました。

足元には雪のような物があるも、それは自分が知っている雪とは違っていたとか。

その後、リアナは友人たちによって奇跡的に救出されます。

約15分間も雪の中に「埋葬」されていた彼女は、発見時には顔が真っ白になり、唇は青く、脈はありませんでした。

死亡していたに等しい状態です。

しかし、治療を受けた後は脅威的に体力が回復。

医師の話では、彼女が助かる確率はわずか6%に過ぎなかったとか。

この体験にも関わらず、リアナはそれからもスキーを続けています。

2 死後の世界を描くアーティスト

アート

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サウスイースト・ロンドン在住で、舞台俳優のシヴ・グレワル(61)は、2013年2月9日、妻と外食をしてから帰宅した直後、強い胸の痛みを感じ、そのまま床に倒れました。

本人の話によると、このとき次第に意識が薄れていき、目の前が真っ暗になり、やがて自分が死んだということを確かに理解できたとか。

その上で、別の人間に「転生」するか、元の自分に「蘇生」するかの選択権が与えられているという認識がありました。

厳密に言えば、他にも様々な選択肢があったようですが、妻との絆を失いたくなかった彼は元の世界への復活を願ったのです。

この奇妙な体験をしていた約7分間、彼の体は死亡したも同然の状態。

その後、シヴは病院に搬送されましたが、「脳低酸素症」のため、1ヶ月間意識が戻らない日々が続きました。

それから5年経った2018年、回復度合いから判断して、再び舞台に上がることは叶わないと悟ったシヴは、アートの世界に自分の生きがいを見出します。

そのアートとは、彼が見た「死後の世界」。

彼は、死んでいたときに自分が体験した世界をキャンバスに描くことにしたのです。

3 天国の存在を証明したかもしれない女性

空

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米国カリフォルニア州に住むマディー・ジョンソンには、死後の世界から奇跡的な生還を遂げた叔母がいます。

その叔母、ティナ・ハインズは、今から数年前、心臓発作で倒れました。

そのとき彼女は、27分間呼吸も心臓も停止していたのです。

そばにいた夫が彼女に蘇生法を施し、その後、病院で治療を受けてようやくハインズは意識を取り戻しました。

病院で目覚めた彼女は、言葉がうまく話せないためにジェスチャーで筆記具を要求

そして、ペンとメモ帳を受け取ったハインズは何か走り書きをしたのですが、一見するとそれは子供の落書きのようで、意味不明なものでした。

しかし、よく目を凝らして見てみると、そこにはこう書かれてあったのです。

実在した……

ノート

“it’s real”

これを聞いた周りの人たちが、何が「実在した」のかをハインズに問うと、彼女は涙を流しながら空の方を指差したそうです。

マディーは、叔母の奇跡の体験を形として残すため、先の走り書きを自分の腕にタトゥーとして彫りました。

4 医学で説明不能な復活

湖

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グアテマラ生まれのジョン・スミスという少年は、生後5ヶ月のとき、米国ミズーリ州セントチャールズに住むスミス夫妻に養子として引き取られました。

2015年1月、14歳のジョンが、凍った湖の上で友人二人と遊んでいるとき、彼らの足元の薄氷に亀裂が入り、三人とも零度に近い湖の中へ沈んでしまったのです。

ジョン以外の二人は何とか自力で脱出できましたが、ジョンだけはずっと水中に沈んだまま。

それから約20分後にレスキュー隊が到着。

水中から助け出されたジョンはすぐに病院へ運ばれ、様々な措置がなされたものの、息を吹き返すことはありませんでした。

万策尽きた医師たちに残された仕事は、彼の死亡を確認し、その時刻を記録することのみ。

しかし、その場にいた医師の一人が、死亡確認の前に、養母であるジョイスに電話し、病院に来るよう告げました。

病院

Parentingupstream/Pixabay

息子に最後の別れを言う機会を与えるためです。

電話を受けて病院に駆けつけ、病室に入ったジョイスは、全身が灰色になった、生気の無いジョンを見て愕然とします。

彼がすでに死んでいることは誰の目にも明らかでした。

しかしジョイスは、病室中に聞こえるくらいの声で神に祈り、息子を救って欲しいと訴えたのです。

その姿を見守っていた医師たちは、自分の目を疑いました

彼女の行動に対してではありません。

心電図を見て驚いたのです。

心電図

Bokskapet/Pixabay

ジョンは、呼吸が戻り、脈が戻り、生気が戻っていました。

とは言え、湖での事故から病室での復活まで、医学的に見てジョンは1時間以上も「死亡」していたことになります。

この事実から多くの専門家は、彼が死を免れたにせよ、神経系統に大きなダメージを負っているはずで、以前のような日常生活を取り戻すことは叶わないだろうと考えていました。

ところが、約2週間後、ジョンは普通に外を出歩けるまでに回復し、特に不自由なく生活できるようになったのです。

これはもう奇跡と言う他ないでしょう。

ジョンの驚くべき生還劇は、2019年3月にアメリカで、『ブレイクスルー』というタイトルで映画化されています。

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