衝撃的な秘密を抱えていた人々5選

秘密

ニューヨークにあるコロンビア・ビジネス・スクールの研究によると、我々の大半は平均13個の秘密を持っているそうです。

それらのうち、絶対に誰にも言えない秘密は5個。

また、秘密が嘘や詐欺に関係したものである割合は60%で、裏切り行為に関したものである割合は47%だそうです。

さらに、自分がひた隠しにしている秘密について考えるとき、人は物理的に重い物を背負っているかのような態度になる傾向があるとか。

おそらく、何一つ秘密を抱えていない人間などまず存在しないでしょう。

ただ、その秘密は他人にとっては大した内容ではないことがほとんど。

しかし稀に、周りを驚かせる秘密を抱えて生きる人もいます。

今回は、そんな人たちのエピソードをご紹介します。

(サムネイル画像:philm1310/Pixabay)

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1 自分の弟を義父に殺された姉

階段
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イングランドのレスターに住んでいたケリー・ハリソンには、マークという一つ下の弟がいました。

1986年のある日、当時3歳だったケリーは、義理の父親であるスティーブン・ノックスの異常な行動を目にします。

注意しても静かにしないマークに苛立ち、その小さな体を階段から突き落とすノックス。

頭を強く打ち、ぐったりして動かなくなったマーク。

ノックスはケリーに、今しがた見たことを誰かに喋ればマークと同じ運命が待っていると告げます。

当時、マークの死は、階段から転落したことによる「事故死」として処理されました。

真実を知る唯一の目撃者であるケリーは、ノックスからの脅迫のせいで事件の真相を口外できずにいたのです。

2007年、殺人事件の真実を約20年間も自分の中に抱えてきたケリーは、ついに全てを公表。

これによりノックスは逮捕され、マーク殺しの犯人として刑事裁判を受けることになりました。

2 ギャンブルに殺された夫

ダイス
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イギリスのコーンウォール在住のジョワン・エヴァンスは、妻と3人の子と暮らす、家族思いの父親でした。

仕事熱心で、子供と過ごす時間も大切にし、妻のルーシーにとっては正に完璧な夫だったとか。

そんなジョワンは、今年の3月、32歳の若さで自ら命を絶ちました。

ルーシーは、夫の遺書を読んで、彼が「ギャンブル依存症」を抱えていたことを知ります。

その遺書の中でジョワンは、ギャンブルが彼にとって「モンスター」であり、何年も自分を支配し続けていたことを告白。

自分の夫がそのような苦しみの中にいたことについて、ルーシーは全く知りませんでした。

彼女がそのことに気づけなかった理由は、恐らくジョワンがスマホアプリを利用してギャンブルにハマっていたからでしょう。

このやり方だと、家族が気づくのは非常に困難です。

また、ギャンブルにハマる人たちの中には、ジョワンのように、普段は普通に仕事をし、家族サービスも欠かさないのに、その内側に大きな悩みを抱えている人も少なくありません。

イギリスの慈善団体である「ギャンブル・アウェア」の調査によると、昨年、ギャンブル依存傾向のある人のうち、19%が自殺を考えたことがあるそうです。

3 人殺しの老夫婦

夫婦
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ジェラルド・ウーデンと妻のアリスは、どちらも70代で、よく教会に行き、静かな生活を送るごく普通の夫婦でした。

見た目だけは…。

この夫妻と普段から付き合いのあるご近所さんは、彼らがおぞましい過去を持っているなどとは夢にも思わなかったでしょう。

1974年、米国ワイオミング州シャイアンで看護師をしていたアリスは、同僚のロナルド・ホルツ(当時25歳)と結婚(ちなみに彼女にとって3度目の結婚)。

しかし、結婚からわずか数カ月後の1975年1月某日、すでに離婚の二文字しか頭になかったアリスは、夫との関係を断ち切る最も確実な方法を取りました。

ライフルでロナルドの後頭部を撃ち抜いたのです。

彼女はその死体を車に載せ、過去に別れた夫の農場に行くと、廃鉱の立て穴に死体を投棄。

翌年、彼女は4番目の夫となるジェラルド・ウーデンと結婚します。

ジェラルドにも離婚歴があり、彼とアリスにとっては、前妻であるヴァージニアが厄介な存在となっていました。

そこで彼は、前妻の殺害を計画。

銃

ヴァージニアと、彼女との息子リチャード(11)とリーガン(10)を連れて4人でハンティングに出かけた際、妻と息子二人をライフルで射殺しました。

3人の死体は、アリスの場合と同様に廃鉱に投棄しましたが、その数カ月後に死体を回収し、改めて湖に捨てています。

アリスとジェラルドは、もちろんこれらのダークな過去を隠しながら日々過ごしていたものの、アリスの方は酒に酔ったときなどに、ロナルド殺害の事実を子供たちに話していました。

2007年、匿名の情報提供者が現れたことで、ロナルドの死体がある廃鉱を警察が捜査。

廃鉱の中は動物の死体が山のように積み上がっており、2013年になってようやくロナルドの死体が発見されました。

これをきっかけにして二人の行った犯罪が全て明るみに。

裁判の結果、この殺人夫妻には、終身刑が下されています。

4 自分に息子がいることを50年間知らなかった父親

親子
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米国ミシガン州に住むトニー・トラパニには、50年連れ添った、ガートルードという妻がいました。

二人はずっと子供が欲しいと願っていたのですが、妻の不妊症のためにその夢は遂に叶わず。

彼女は2008年にこの世を去りました。

それから6年後、トニーは妻のキャビネットから一通の手紙を発見します。

宛名はトニーで、差出人はシャーリー・チャイルドレス。

消印を見ると、それは1959年3月に投函されたものでした。

このシャーリーという人物は、トニーがガートルードと結婚する前に付き合っていた女性。

手紙を読んでトニーは愕然とします。

シャーリーにはサミュエルという5歳の息子がおり、その父親は他ならぬトニーであると書かれてあったのです。

手紙
jarmoluk/Pixabay

さらに彼女は、ぜひ一度サミュエルに会ってほしいとトニーに訴えかけていました。

恐らくはこの手紙、ガートルードが先に読んでしまい、自分に子供が出来ないことから彼女はその手紙を夫に隠していたのでしょう。

約50年もの間。

少なくともトニーはそう考えているようです。

その後、まだ見ぬ実の息子に会うため、トニーは家族に協力を求めました。

そして、フェイスブックを利用して情報を収集し続け、ようやくサミュエルを発見。

2015年、81歳のトニーは、61歳の息子サミュエルと、初めての対面を果たしました。

5 夫が妻に隠し続けた「裏の顔」

スパイ
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英国ウィルトシャー出身のオードリー・フィリップス(85)は、1951年、彼女が10代のときにグリンという男性と出会い、結婚しました。

それから64年間、家庭的な夫のパートナーとして結婚生活を送り、今では2人の子供と5人の孫、3人のひ孫がいます。

2015年にグリンが亡くなり、彼の書斎を整理していたとき、オードリーは一つの書類を発見します。

その書類には、64年間も夫が隠していた驚くべき秘密が。

実はグリンは、イギリスの諜報機関のために活動するスパイでした。

それも、彼がまだ13歳の時から。

1944年、イギリスは、国内に潜伏するナチのスパイ達への防諜活動として、彼らに虚偽の情報を流す「オペレーション・ダブルクロス」を計画し、それを実行する優秀な人材をイギリス中で探していました。

ジープ
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見たものを正確に覚える、いわゆる写真的記憶に長けていたグリンは、「キャプテン」と呼ばれる人物に才能を見い出され、約20名のうちの1人に選ばれたのです。

それから彼の生活は一変し、スパイとしての訓練を受けると同時に、実際に種々の任務をこなすようになります。

彼に与えられた最初の大きな任務は、刑務所内の狭いパイプを這い進み、ドイツ兵捕虜に会ってメッセージを伝えること。

第二次世界大戦の終結後もスパイとしての活動は続きました。

流石はスパイというべきか、64年間の結婚生活の中で、夫が誰にも言えない仕事をこなしていたことに、妻のオードリーは全く気づかなかったとか。

グリンが遺した文書の中には、彼自身が抱えていた苦悩も綴られており、83歳で亡くなるまで70年も秘密とともに生きる人生の過酷さを伝えています。

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