グーグルマップが引き起こした奇妙な事件5選

地図

便利なことこの上ない地図アプリの、お茶目な一面に迫ります。

アンドロイドのユーザーの多くにとって、グーグルマップは、日常的に利用するアプリの一つでしょう。

特に、筆者のような、病的な方向音痴には無くてはならない存在です。

そんな便利なグーグルマップですが、時にはこのアプリがきっかけで、普通では起こり得ないことが起きることも。

ストリートビューを見ていたら、幽霊UFOがいた、などというのはよくありますが、今回ご紹介するのは、そういったものとは少し異なります。

(アイキャッチ画像:TeroVesalainen/Pixabay)

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1 グーグルマップがきっかけで離婚

カップル

MabelAmber/Pixabay

2018年、ペルーの首都リマに住む男性が、グーグルマップのストリートビューを見ていたところ、道路脇のベンチでいちゃついているカップルが目に入りました。

その画像は、女性が、自分の膝枕で寝ている男性の頭を撫でている瞬間のもの。

もちろん、二人の顔はボカシがかかっていて分かりません。

しかし、男性が気になったのは、その女性の服装です。

奥さんが持っている服と全く同じでした。

さらに、顔は分からなくても、体型はハッキリと分かりますから、彼は、その女性が自分の妻だと確信。

これはつまり、妻が他の男とラブラブだったということ。

写真自体は、2013年に撮影されたものでしたが、妻の浮気が気になって仕方がないその男性は、ストリートビューの画像を動かぬ証拠として、奥さんに詰め寄りました。

彼女は、浮気の事実をすんなり認め、その後、二人は離婚

ストリートビューが無ければ、彼らは離婚を免れた可能性が高いですが、しかし、どの道別れていたような気もします。

2 今は亡き祖父と、ストリートビューで再会

農園

Free-Photos/Pixabay

2020年1月、米国ノースカロライナ州シャーロット在住の女性が、ストリートビューを使って、ある農園の中を見ていたとき、驚くべき発見をしました。

その農園は、彼女の祖父が所有していたもので、祖父は数年前に他界

彼女は、祖父の最期に立ち会うことが出来なかったのですが、ストリートビューには、椅子に腰掛ける祖父の姿が写っていたのです。

顔にボカシがかかっていても、その場所は祖父の農園ですから、見間違えるはずはありません。

そして意外なことに、この体験を彼女がツイートしたところ、複数のフォロワーから、自分も同じような体験をした、というリプライが。

親しい人に先立たれて、その人の生前の写真が見たいという人は、ストリートビューで探すというのもアリかも知れません。

3 グーグルアースで失踪事件解決

地球

AP_edits/Pixabay

世界で一番詳しい地球儀」とグーグルが謳っている、グーグルアースを使えば、時には失踪事件も解決出来てしまいます。

1997年11月、米国フロリダ州ウェリントンに住む、ウィリアム・モルトという男性(当時40歳)が、ナイトクラブに出かけたまま、行方が分からなくなりました。

それから22年が経過した2019年、モルト宅があったエリアを、かつてその近所にすんでいた男性が、グーグルアースでズームインしてみると、池の中に白い物体があるのを発見。

その物体をさらに拡大すると、それは車でした

通報を受けた警察が、沈んだ車を引き上げると、運転席には白骨化した死体が

モルトの遺体です。

恐らく彼は、ナイトクラブから帰宅する途中、何らかの原因で運転を誤り、池に突っ込んでしまったのでしょう。

22年間、近所の住民の誰も、池に車が沈んでいることには気づかなかったとか。

実は、グーグルアースの画像によって、池の中に沈んでいる車が見つかり、それによって失踪事件が解決した例は他にもあり、今後もこういうケースは増えるかも知れません。

4 車が走っていないのに交通渋滞になる謎

渋滞

Gellinger/Pixabay

グーグルマップには、交通状況を表示してくれる便利機能があります。

交通量が少ない道路は緑色、多い道路は赤色で表示されるので、どのルートが混んでいるのかは一目瞭然

しかし、全く渋滞していない道を、渋滞しているかのように、グーグルマップに「誤認」させることに成功した人物がいます。

サイモン・ウェッカートという男性がその人。

グーグルの天才集団が作ったアプリを騙したわけですから、ハッキングか何かをやったのか、と思われるかも知れませんが、ハッキングではありません。

もっと原始的な方法です。

彼は、99個のスマホで一斉にグーグルマップを起動し、それら全てを一台の台車に入れ、ベルリン市内にある、車一台走っていない道路のド真ん中を、台車を引きながらゆっくりと歩きました。

これにより、グーグルマップは、99人のユーザーが同じ道路で徐行運転をしていると判断し、その道路は渋滞中であると結論付けたのです。

この方法を使えば、(アプリ上で)特定の道路を意図的に渋滞させることも可能だ、とサイモンは語っています。

アプリの信頼度を低下させかねないこの欠陥に対し、グーグル側は、

ユーザーが、面白い方法でグーグルマップを使ってくれることは、長い目で見れば、このアプリの機能向上につながる

とコメントし、かなり楽観的。

将来的に、上記の方法でグーグルマップを騙すことは出来なくなるでしょうが、それ以前に、山ほどスマホを入れた台車を引いて歩く人が、この先現れるとは思えません。

5 最速ルートのナビに従って歩いていたら、川に落ちた男

川

OnlyOneYouNeed/Pixabay

2020年2月、グーグルマップの最速ルートのナビに従って歩いていた男性が、凍てつくような水温のミシシッピ川に落ちました。

彼は、グーグルマップが、ミシシッピ川を突っ切るルートを表示しているのを見て、表面が凍ったミシシッピ川の上を歩いて行け、という意味だと思い込んだのです。

そして、凍った川の上を歩いているとき、氷にヒビが入り、彼の下半身はズブリと水の中へ。

彼は、手にしているスマホで急いで消防署に電話し、助けを求めました。

駆けつけた消防隊によって、男性は無事に救助されましたが、彼は、不適切なナビをしたグーグルマップに怒り心頭。

しかし、消防署の話によると、グーグルマップがミシシッピ川の上を通るようにナビすることは考えにくく、恐らくは、近くにある橋を渡るようにナビしたのではないか、とのこと。

真相がどうなのかは分かりませんが、仮に、ミシシッピ川を突っ切るルートが表示されていたとしても、その通りに実行する人がいたことに驚かされます。

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