オフィスでの仕事中に、急にコピー機が壊れるというのは、かなりイライラさせられます。
紙が詰まったという程度なら、誰でもすぐに直せますが、時には、素人では全くお手上げ状態になることも。
自分がコピーをしているときに、たまたまそんな不具合が発生すると、自分は悪くなくても、周りから冷たい視線を向けられる可能性があります。
コピー機が故障する原因は、部品の経年劣化など、様々なものが考えられますが、実は意外な理由が、故障原因の上位にランクインしているのです。
それは、コピー機の上に人が座り、自分のお尻のコピーを取ること。
要するに、単なる悪ふざけです。
仕事のストレスが溜まりに溜まって、お尻のコピーでも取らないと正気が保てない人もいることでしょう。
そういう人たちの「尻コピ」は、一見頑丈そうに見えるコピー機にはダメージが大きく、故障につながります。
ある統計によると、コピー機の故障によって業者が修理を依頼される場合、世界的に見て、4件に1件の割合で、その故障原因は尻コピなのだそうです。
マックシェイクやマックフルーリーの機械が「故障」する意外な理由
Juergen_Betz_Haltern/Pixabay
意外な理由で故障する機械を、もう一つご紹介しましょう。
これは、あくまでイギリス限定の話ですが、昨年、リヴァプールのマクドナルドでバイトをしていた男性が、ツイッターで衝撃的な告白をしました。
マクドナルドの人気メニューである、マックシェイクやマックフルーリーなどが、機械の故障により、一時的に注文できないことが少なくないのですが、彼の話によると、実は、機械は故障などしていないのだとか。
つまり、提供しようと思えばいくらでも提供できるのに、あえて機械が故障中ということにして、注文を受けないようにしているのです。
その理由は、機械を完全にクリーニングするのに、3時間もかかるから。
そうであれば、客に対して「故障中」などと言わずに、正直に「クリーニング中」だと言えばよいのではないか、とも思えます。
しかし、「クリーニング中」だと言ってしまうと、それだけの理由で注文が出来ないことに納得のいかない客が多く、そのため、「故障中」だと言った方が話が早いのだとか。
ちなみに、マクドナルドの話では、マックシェイクやマックフルーリー用の機械は、24時間ごとにクリーニングが行われ、また、14日ごとに分解して殺菌処理を施すそうです。
「故障中」が生んだ暴力事件
上記のような、「故障中」作戦は、場合によっては暴力沙汰に発展します。
2019年8月、マクドナルドで、一人の女性客がマックフルーリーを注文したところ、機械の故障のために注文できない、と店員から告げられ、ブチ切れました。
彼女は、店内にある、武器になりそうな物を手当り次第に掴んでは、店員に向けて投げ始めたのです。
マックフルーリーが注文できないだけで、そこまで怒りを爆発させられるバイタリティは、一体どこから湧いてくるのか。
この騒動の様子は、来店していた客の一人がスマホで撮影し、ネットに公開したのですが、アメリカ国内のマクドナルドで起きたと思われるものの、具体的な地域までは特定されていません。
(アイキャッチ画像:PublicDomainPictures/Pixabay)
〈originally posted on February 15,2020〉