病院で起きたウソのような事件5選

医師

どんな職業においても、変な人間というのは存在します。

変な店員、変な教師、変なドライバーなど、挙げればいくらでも出てきますが、大抵の場合、変な奴が一人や二人いたところで大きな問題にはなりません。

しかし、変な人間が一人でもいると非常にマズイのが、病院です。

奇妙な行動を取る医者がいると、それは患者の命に関わる事態に発展しかねません。

また、たとえ変な医者がいなくても、普通では考えられないようなことはなるべく病院では起きてほしくないでしょう。

特に、以下にご紹介するような事件だけは避けたいものです。

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1 下腹部にアルファベットを刻まれた女性

手術

2000年、ニューヨークにあるベス・イスラエル・メディカルセンターで帝王切開の手術を受けたある女性は、術後に自分の下腹部を確認したところ、妙な傷があるのに気づきました。

よく見てみると、それはアルファベットで「AZ」と書かれていたのです。

AZが何を意味するのかは謎でしたが、一つ明らかなのは、この傷を付けたのは手術を担当した医師以外にはありえないということ。

執刀医であるアラン・ザーキンにその女性が説明を求めたところ、驚くべき答えが返ってきました。

ザーキンは、自分の手術が芸術的なほど上手くいったため、メスを使って女性の下腹部にサインしてしまったのです。

アルファベット

つまり、「AZ」は、アラン・ザーキンのイニシャルであり、彼は、アーティストがファンのTシャツにするような感覚でサインをしていました。

これにより、同病院には14000ドルの罰金が科せられることに。

さらに、イニシャルを刻まれた女性は、550万ドルの損害賠償を求めて提訴。

実はこの医師、以前から奇妙な行動が目立つという指摘が他の医師から複数寄せられており、それに関連して、脳障害を患っていたという報告もあります。

それが真実なら医療の世界から身を引くべきですが、ザーキンは、この騒動から数ヶ月後には別の病院で勤務を開始しています。

2 退院を拒否して2年間居座った男

病院

病院での生活は、住み慣れた自宅と異なり色々と制約があるので、退院できる状態になればすぐにでも家に帰りたいと思うのが普通でしょう。

しかし、それとは真逆の患者も稀にいます。

2014年8月、イングランドのノーフォークにあるジェイムズ・パジェット大学病院に入院したある男性は、退院できるようになったにも関わらず、頑なに退院を拒み、病院に居続けました。

その期間は何と2年間。

その間、病院側は様々な形で説得を試みたのですが、男性は態度を一向に変えなかったのです。

そこで病院は、最後の解決策として法的手段に訴え、ようやくその男性は病院から消えることとなりました。

3 一つの病院に11万匹の蜂

蜂

2016年8月、ウェールズのカーディフにあるルックウッド病院の壁に、黄色い液体が流れているのを住民が発見。

よく見てみると、それはハチミツでした。

建物の屋根などに蜂が巣をつくることは珍しくないですが、この病院の場合はケタが違います。

駆除業者が来て建物の状態をチェックしたところ、病院の片側の屋根裏に巨大な巣を発見。

蜂の数は5万~6万匹。

約5年間にわたって病院の広い屋根に巣を作り続けた結果、そこまで大きな巣になったと見られています。

蜂

ちなみに、ハチミツが流れてきたのは、真夏で気温が高くなり、粘度が低くなっていたため。

このハチミツに誰も気づいていなければ、巣はもっと拡大していたと考えられます。

約一週間かけて巣の除去作業が終わりに近づいたとき、病院の患者の一人が、建物の反対側にも巣があるはずだと指摘。

改めて駆除業者が確認してみると、最初に見つかったのと同じ規模の巣をもう一つ発見しました。

結局、この病院から駆除された蜂の数は、実に11万匹以上。

何らかのきっかけで蜂が大暴れしていたらと考えると恐ろしい数です。

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4 忘れ去られた妊婦

妊婦

2019年1月、米国フロリダ州オカラ在住のケンドラ・リチャードソンという妊婦が、病院で信じがたい体験をしました。

1月中に出産予定だった彼女は、午後3時の予約で病院を訪れたのですが、担当の医師は一向に現れず。

数時間経ってからようやく医師がやってきて、診察室にいるリチャードソンにガウンを手渡し、それに着替えるように指示してから彼は部屋を出ます。

そして…。

戻って来ませんでした。

ガウンに着替えた妊婦を一人で診察室に置いたまま、その病院のスタッフは全員帰宅。

もちろん、建物のドアは施錠され、リチャードソンは閉じ込められました。

病院

最初、彼女は何かの悪い冗談だろうと思ったそうなのですが、自分の存在が完全に忘れ去られていることに気づくと、とりあえず廊下の灯りをつけて、スマホで撮影しながら病院内を散策。

後でこの体験を誰かに話しても絶対に信じてもらえないと確信した彼女は、証拠として無人の病院内を撮影したのです。

しかし、そんなことを続けていても埒が明かないので、リチャードソンは病院探索を切り上げて警察に電話。

その後、彼女は無事に助け出されました。

リチャードソンの母親は、「妊娠した女性が部屋にいるのをどうやったら忘れられるって言うの?」と怒りのコメントを出しています。

5 自分で自分に麻酔を打つ看護師

薬

2011年、米国ミネソタ州のアボット・ノースウェスタン病院で、ラリー・キングという男性が、腎臓結石の手術が始まるのを緊張しながら待っていました。

すると、サラ・メイ・カサレトという看護師がやって来て、麻酔薬が入った注射器を手にします。

ここで、彼女は妙なことを口走りました。

「麻酔薬はあまり投与できないの。手術はそれなりに痛いから、気合で乗り切って」

これを聞いてラリーは焦りました。

担当の医師からは、手術に伴う痛みは全く無いと言われていたのに、気合で乗り切れとはどういうことなのか。

麻酔薬をあまり投与できない理由も気になりますが、それはすぐに明らかになりました。

カサレトは何を思ったか、患者ではなく自分の腕に注射器をさして、麻酔薬を注入し始めたのです。

注射

麻酔薬の3分の2を自分に注射し、残りをラリーに注射。

その後、手術が始まり、医師がラリーの背中にメスを入れ、そこから腎臓へチューブを通そうとしたところ、麻酔が不十分なために彼の体に激痛が走り、手術室に悲鳴が響き渡ったとか。

一方、自分に麻酔を注射したカサレトは、意識が朦朧としており、目の焦点が合っていない状態。

手術中にハイになるこの変な看護師について病院が調査したところ、カサレトは一種の薬物中毒者で、以前から病院の麻酔薬を盗んでは自分に打っていたことが判明しました。

後にこの看護師は窃盗の容疑で逮捕されています。

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