日本人は間違えないがネイティブが間違える英語の発音7選

黒板

世界的にみて英語が支配的な言語である現状を考えると、日本語が英語よりも勝っている点を見つけるのは少々難しいものがあります。

あえて一つ挙げるとすれば、「振り仮名」の存在ではないでしょうか。

いかに難しい漢字であろうと、訳の分からないキラキラネームであろうと、振り仮名が振ってありさえすれば、子供でも読めます。

一方、英語の場合はそうはいきません。

個々の単語について、発音記号やアルファベットを用いて正しい発音を提示することはできますが、日本語の振り仮名に相当するものが無いため、有名なブランドの名前ですら多くの人が間違って発音していることもあります。

こうしてみると、日本語の仮名は英語には無い大きなメリットと言えるのかもしれません。

「本気」と書いて「マジ」と読ませることが出来るのも、振り仮名が使える日本語ならではの特徴でしょう。

(サムネイル画像:BiljaST/Pixabay)

1 ソード(sword)

剣

剣を意味する「ソード」は、おそらく小学生でも知っている英単語の一つでしょう。

そんな単語の発音をネイティブでも間違えることがあると言うと、少し驚かれるかもしれませんが、実際に間違った発音をする人はいるようです。

どう間違えるのかというと、綴りに「w」があるのに引きずられて、「スウォード」と言ってしまうのです。

英語では、発音しない文字(黙字)が綴りに含まれていることがよくありますが、この「w」もその一例になります。

ちなみに、古い英語では「w」がきっちり発音され、「スウォード」となっていたのだとか。

2 ナイキ(Nike)

ナイキ
Pexels/Pixabay

スポーツ関連の商品でおなじみのメーカー。

ギリシャ神話における勝利の女神の名から取ったとされるその社名(Nike)の正しい読み方は、もちろんナイキ(もしくはナイキー)。

しかし、英語圏ではこの名前を「ナイク」と読む人が比較的多いそうです。

3 アドビ(Adobe)

PDF
OpenClipart-Vectors/Pixabay

フォトショップやPDFなどでよく知られたアメリカのソフトウェア会社であるアドビシステムズ。

Adobeの正しい発音はアドビ(アドービ)ですが、ネイティブの間では「アドーブ」と発音する人が多いと言われています。

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4 二月(February)

2月
Alexas_Fotos/Pixabay

中学時代、学校の英語の授業で、「1月」から「12月」までの英単語を書かせる小テストを受けた人は多いハズ。

そして、それらの中で最も発音しにくい問題児といえば、間違いなく2月の「February」です。

英語の先生が黒板に、

「February フェブルアリィ」

などとカタカナで発音を書いていたのを記憶している人もいるかも知れません。

しかしながら、このいかにも発音しにくそうな単語は、アメリカでは主に「フェビュアリィ」と発音されます。

「真ん中の『r』はどこに行ったんだ」

と突っ込みたくなりますが、発音しにくさの元凶である最初の「r」は無視されるのです。

ネイティブの間でも、「フェビュアリィ」と言うのは正しくないと考える人はいますが、現在ではかなり多くの人がこの発音をするので、もはや正面から「間違っている」とは言えない状況です。

この単語、かつてイギリスで行われた投票で、「最も間違って発音される単語」の上位にランクインしたことも。

ちなみに、一つの単語の中に二つの「r」が近くにあると発音しにくくなるので、図書館を意味する「library」も、「ライバリー」と発音されることがあります。

5 イケア(IKEA)

イケア

スウェーデンで誕生した、日本でも高い人気を誇る家具の量販店。

IKEAの正しい発音はイケア(イキーア)になりますが、ネイティブの間では「アイキーア」と呼ばれることが非常に多いとか。

6 ニュークリア(nuclear)

核
Yuri_B/Pixabay

「核兵器の、原子力の」といった意味を持つ形容詞。

日本人にとって、「clear」の部分は「クリア」以外に読みようが無いので、この単語の発音を間違える人はあまりいないでしょうし、初めてこの単語に出会っても、発音を覚えるのにさほど苦労はしないはず。

しかし意外なことに、この単語はネイティブがよく発音を間違えるものの一つとなっているのです。

ネイティブの間で多い読み方は、「ニューキュラ」あるいは「ニューキラ」。

専門家としての肩書を持つような人でさえこのミスを犯す場合が多いとか。

第43代アメリカ合衆国大統領であるジョージ・W・ブッシュも、ある演説で「ニューキュラ」と言っていました。

7 ハーマイオニー(Hermione)

ハリー・ポッター
FF16/Pixabay

「ハリー・ポッター」シリーズの第一巻である『賢者の石』が日本で出版されたとき、読者の誰一人として「ハーマイオニー」の名前を読み間違える人などいなかったでしょう。

カナで書かれている名前を読み間違えろという方が無理な話です。

しかし、この本がイギリスでお目見えしたとき、このキャラクター名の読み方が分からない人が少なくありませんでした。

英語では「Hermione」と表記されるので、「ハーミオニ」と読んでしまう人が多かったとか。

多くの読者が間違えて発音している状況を知った原作者のJ・K・ローリング氏は、『炎のゴブレット』の中で、ハーマイオニーがビクトール・クラムに対して自分の名前をはっきり発音するシーンをわざわざ作ったのです。

他の登場人物としては、ジニー・ウィーズリーの名前もよく間違われていました。

英語の綴りが「Ginny」なので、「ギニー」と発音する人が多かったのです。

それにしても、ローリング氏はなぜイギリス人でも正確に読めない「ハーマイオニー」という珍しい名前を付けたのか。

本人の話によると、滅多に無い名前であれば、同じ名前の子供が学校でからかわれたりすることが無いだろうと考えたからだそうです。

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