ついにホームレスであること自体が違法に

ホームレス

ハンガリーで制定された新しい法律により、ホームレスであること自体が法に反することとなりました。

ホームレスの人が公共の場で居座り、それが常態化していると、警察によって強制的にシェルターに送られるか、場合によっては刑務所行きになります。

より具体的には、ホームレスが90日の間に3回退去命令を食らったにも関わらず退去しないでいると、警察は彼らを拘留し、なおかつその所持品を廃棄処分にできるのです。

この法律が施行されると、人権保護団体から、人権侵害であるとして猛烈な抗議がありました。

国会前には500人を超える人がデモのために集結。

これに対し政府は、この法律はむしろホームレスの生活再建を促進するものであると反論。

しかしながら、ブダペストで最大規模のシェルターを運営するガーボル・イヴァーニィ氏は、政府が慈善団体等との意見交換を十分に行わずに法制化を急いだことを非難しています。

法律が施行されて以来、普段は多くのホームレスが見られるブダペストの高架下から、彼らの姿は消えました。

現在ハンガリーでは、ホームレスの多くが、逮捕を免れるために通りから逃げ去っているのです。

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結婚式のために強制退去させられるホームレス

ホームレス

多くの国においてホームレスの増加は深刻な問題となっており、また、彼らの置かれている状況は悲惨です。

先日、イギリス王室のユージェニー王女の結婚式がウィンザー城内で行われましたが、その裏では、街の通りからホームレスたちが一斉退去させられていました。

そのために計上された予算の額は、25万ポンド(約3700万円)。

退去させられたホームレスの中には、

「その予算を、何故ホームレス支援のためにつかってくれないのか」

という意見を述べる人もいました。

彼らのほとんどは、結婚式自体には肯定的ですが、そのために巨額の税金が投入され、しかもホームレスの存在が「一掃」されることには疑問を感じているようです。

スプレーを吹きかけられるホームレス

スプレー

ホームレスは、ただでさえ厳しい生活を強いられていますが、そんな彼らに無慈悲な攻撃を加える若者たちが問題となっています。

今年の9月、フェイスブックにアップロードされた8秒間のビデオクリップ(現在は削除済み)が注目を集めました。

その動画の中では、壁にもたれ掛かる一人のホームレス男性に、若い男が嬉々として赤色のスプレーを吹きかけ、無抵抗な男性の全身を赤く染めていたのです。

動画の最後で男は、

「これがホームレスに対する俺ら流のやり方」

という一言で締めくくっていました。

そのホームレスの男性は、普段はイングランド北部ミドルズブラにあるコンビニ近くにいて、地元の人たちからは、マイケル・キャッシュという名で親しまれていました。

非常に礼儀正しく、彼に食べ物などを提供する人も多かったとか。

そのマイケルは、この病的な動画が公開された数日後、墓地で死亡しているのが発見されました。

ホームレスに神対応するピザ屋

ピザ

ホームレスなんて、自己責任でそうなったのだから、過酷な生活を送っていても、何の同情も感じない。

そいういう人も多いでしょうが、世の中にはそれとは真逆の人ももちろんいます。

今年の10月、米国ノースダコタ州で、ピザ専門店「リトル・シーザーズ」のとある店舗が、ホームレスに対する親切な計らいをしたことが話題となりました。

その店のウィンドウには、次のような内容の文章が書かれた張り紙があったのです。

食べ物を確保するために当店のゴミを漁る人たちへ。

ゴミから食料を得るなどという、人の道にもとる行為は止めましょう。

営業時間内なら、出来たてのピザ数切れ一杯の水を店内で無償提供します。

理由を聞いたりもしません。

この張り紙をしたのは、店長を務めるミシェル・ルシアという女性。

彼女はホームレスに対する支援に積極的で、店内にはそのための募金箱も設置しているそうです。

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