歴史的な大惨事
を予言・予知していた(と本人が言っている)霊能力者は、これまでに数多く存在します。
予言的中といえるかどうかが、少々微妙な場合もありますが、概ね予言通りだと言えるケースがあるのもまた事実。
しかし、どういうわけか、それらの予言によって、起こるべき大惨事を回避できたという話は滅多に聞きません。
現在、世界中で被害者を生んでいるCOVID-19(新型コロナウイルス)に関しても、早くからこの事態を予知して、世界に警鐘を鳴らす者がいたなら、今の状況を、ある程度は回避できた可能性もあるでしょう。
この点につき、回避は出来なかったものの、このウイルスの出現を予知していた人物が、イギリスにいます。
ニコラス・アージュラという男性です。
彼は、幼い頃から、不思議なビジョンを体験することがありました。
その多くは、この世の終末を予感させるような、壊滅的、あるいは絶望的なもの。
ニコラス自身は、それらのビジョンが一種の予知であると認識していましたが、そのビジョンが現実化するのは遠い先の話であって、自分が生きている間には起こらないと考えていたそうです。
そんな彼が、2018年に、インフルエンザに似た症状の「新たな病気」が家畜から発生し、それが世界に蔓延するという、まさに現在起こっているようなビジョンを見ました。
それによって、人類が危機に追いやられることを彼は知ったのですが、その病気が一体いつ発生するのかは分からなかったのです。
彼の予知は一応当たっている気もしますが、しかし、具体的にいつ起きるのかが分からないと、その予知を活かせないという典型例と言えるかも知れません。
ニコラスによると、新型コロナウイルスに人類が打ち勝つまでに、今より更に大きな試練が待っているかもしれないとのこと。
とりあえず、この予言だけは、是非とも外れてほしいものです。
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最近、ノストラダムスが注目されているワケ
予言といえば、忘れてはならないのが、ノストラダムス。
16世紀に活躍した医師である彼は、歴史的な出来事の多くを予言したことで有名。
その予言の中には、アドルフ・ヒトラーによるナチス・ドイツの誕生や、1666年のロンドン大火などがあります。
このノストラダムスによって、今から500年近くも前に、新型コロナウイルスの猛威が予言されていたとする人々が、最近になって増加しています。
そういった人の中には、ノストラダムスの予言には、2020年に世界戦争が起きることを表す部分があると指摘する者も。
ウイルス感染は戦争とは異なりますが、ここで思い出されるのが、アメリカのトランプ大統領が、今の状況を戦争に例えていたこと。
確かに、この状況は、ある意味戦争よりも恐ろしいと言うべきかも知れません。
そう考えると、ノストラダムスの予言はやはり当たっているのか。
しかし、懐疑論で有名な、アメリカ人作家のブライアン・ダニング氏によると、ノストラダムスの予言は、結局のところ、後付けの解釈に過ぎないのだとか。
予言に使われている言葉は、非常に抽象的で曖昧な表現が多く、幾通りにも解釈が可能。
よって、予言を信じる人、または信じたい人が、予言が当たっているかのように、都合よく解釈しているだけだというのです。
今のパンデミックが、ノストラダムスによって予言されていたのか否かは定かではないですが、確実に言えるのは、予言されていたのだと信じたい人がかなりいるということ。
ツイッター上では、現在でも、ノストラダムス関連のツイートが後を絶ちません。
さらに最近では、聖書の中で、COVID-19が予言されていたとする説も浮上しているから驚きです。
〈originally posted on March 22,2020〉