予想外の結末を招いた「誤送信メール」5選

スマホ

ガラケーのユーザーにせよ、スマホのユーザーにせよ、普段からメールを使わない人はまずいないでしょう。

我々の生活にメールは無くてはならないものですが、注意しないと悲惨なことになりかねない面もあります。

その典型例は、送る相手を間違えたりする「誤送信」です。

ある友人に宛てたメールを、間違えて別の友人に送ってしまったという場合なら、それほどダメージは大きくありません。

厄介なのは、全く知らない相手に送ってしまったときや、会社の上司に送ってしまったとき。

そのメールの内容によっては、自分の顔が真っ赤になるだけにとどまらず、人生が変わってしまう可能性もあります。

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1 たった1回の誤送信メールでクビになった女性

PC

会社の上司に対する不満は、その上司本人に対してぶつけるのはなるべく避けるべきでしょう。

「バカ」などという言葉を使って罵るのは論外です。

オーストラリアの会社で経理を担当していたルイーズ・ネスビットという女性には、思わず罵りたくなる「ロブ」という上司がいました。

2015年、彼女は、その上司がいかに無能であるかを伝えるため、自分の彼氏の妹あてにメールを送信。

しかし、そのメールが届いたのは、ロブ本人の携帯でした。

そのメールの中で、彼女はロブのことを「完全なバカ」と書いていたのです。

誤りに気づいたルイーズは、すぐロブに謝罪のメールを送り、さっきのメールは削除するように懇願しました。

彼女はさらにメールを送り、「バカ」というのは単なる悪ふざけで、本当にそんなことを思っているわけではないと強調。

しかし、その必死の努力も虚しく、ルイーズはクビに。

それを受けて彼女は訴訟を起こし、不当解雇であると主張しましたが、裁判所はルイーズの主張を認めませんでした。

2 誤送信メールがきっかけで27000ドルの募金

女性

間違いメールが自分のスマホに送信されてきたらどうするべきか。

その対応の仕方によっては、自分の運命に大きく影響を与えます。

2018年、ミシガン大学に通うシドニー・ユーセルトンという女性は、店で服を選んでいるとき、第三者の意見を聞きたくなって、黒いドレスを着た姿を自撮りし、メールで送りました。

おそらくシドニーは、彼氏にメールしたつもりだったのでしょうが、実際に届いた相手は、トニー・ウッドという見ず知らずの男性。

それに対し、トニーは次のように返信しました。

「このメールは間違って私に届いたのだろうね。

いま妻が家にいなくて、妻の意見が聞けないんだ。

でも、私も子どもたちも、凄くよく似合うと思ってるよ。

絶対そのドレスにするべきだよ!」

トニーの親切な返信は、ネット上ですぐに拡散。

その後、トニーの6人の子供のうち、ケイズラーという4歳の男の子が白血病であるという情報も広まります。

それを知った一部の人たちがツイッターで募金を呼びかけ、その結果、ケイズラーの治療費として27000ドル(約300万円)以上が集まりました。

ところで、普通の人ならアッサリ無視してしまうような間違いメールに対し、トニーはなぜ律儀に返信したのか。

これについて、彼は取材に答えてこう語っています。

「今の若い女性は、世間が理想とする見た目や体型になるようにプレッシャーを受けている。

自分の子供たちには、周りの目なんか気にせず、自分らしくいればいいといつも教えてるんだ」

3 孫が生まれる喜びをメールで赤の他人に伝え続けた女性

自分の孫が誕生する瞬間というのは、誰でもテンションが上がるものでしょう。

その嬉しさを知り合いにメールで伝えるのもごく自然なこと。

しかし、そのメールを赤の他人に送ってしまったらどうなるのか。

2016年、米国ジョージア州ベインブリッジにある病院で、テレサ・ラシュリーは、息子の妻の出産に立ち会っていました。

もうすぐ孫が誕生するのを待っている心境を、彼女はメールで伝えていたのです。

何度も何度も。

全然知らない人に。

テレサは親戚にメールしているつもりでしたが、メールが届いていたのはデニス・ウィリアムス(21)という男性。

デニスは、「メールの相手を間違えているのでは?」と返信したものの、興奮状態のテレサは間違いに気づきません。

デニスが冗談で「今から病院に行こうか?」と返すと、テレサは喜んで病院の場所と部屋番号を伝えました。

赤ん坊が無事に生まれた後、デニスはプレゼントを携えて本当に病院を訪問。

このとき、テレサはようやく自分がメールを誤送信していたことに気づきました。

こうして、テレサの息子マークとその妻リンゼイは、赤ん坊の誕生を全くの他人に祝ってもらうことになったのです。

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4 警察官にメールしまくって捕まった犯人

警察

2011年、イギリスで、アンドリュー・ロー(23)という男が、ドラッグ所持の疑いを掛けられ、警察に追われていました。

逃走中、彼は証拠隠滅のために、日本円で200万円相当のドラッグが入ったジャケットを、見知らぬ家の庭に投棄。

それから数日後、アンドリューはドラッグを回収するべく、捨てたジャケットのポケットにある携帯にメールを送信します。

最初のメールは、

「俺のジャケットを持ってるのは誰だ?取り戻したいんだが」

というもの。その4分後には次のようなメール。

「この携帯を持ってるなら、こちらに電話してくれ」

何の反応も無いと分かったアンドリューは、メールで怒りをぶつけます。

「どの家なのかは分かってるんだ。家を燃やしてやろうか。連絡してこないならお前の口に銃を突っ込んでぶっ殺すぞ」

しかしこれらのメールを送ったことを、彼は激しく後悔することとなります。

アンドリューが脱ぎ捨てたジャケットは、既に警察が確保していたのです。

警察は、メールの送信元の情報をたどることで、難なくアンドリューの居場所を突き止め、彼を逮捕。

後の裁判でアンドリューは、懲役6年が言い渡されました。

5 誤送信メールで運命の人と結婚

プロポーズ

イギリスのウェスト・ヨークシャーに住むキャロライン・ニコルソンは、結婚して5人の子宝に恵まれたものの、1995年に離婚。

2001年には乳がんであると診断されました。

さらに、2003年、親しくしていた叔父が逝去。

その年は、クリスマスなどのイベントも楽しむ気にはなれませんでした。

シングルマザーとして仕事と子育て一色の生活を送っていた彼女にとって、年末に付き物の喧騒は孤独感をより一層強めるだけ。

あと少しで2003年が終わるというとき、彼女は誰とも会うこともなく、家でひたすら「Happy New Year」のメッセージを知人たちに送っていました。

その際、うっかり番号を一桁押し間違えて、一面識も無い人に送信してしまいます。

携帯

それを受け取ったロバート・フィーという男性は、「誰なのか知らないけど、ハッピーニューイヤー!」と返信。

これをきっかけに、二人はメールのやり取りを始め、続いて1時間ほど電話で会話。

ロバートは、キャロラインの家から50kmほど離れた場所に住んでおり、同じくバツイチで4人の子持ちでした。

彼もまた、キャロラインと同様に寂しい年末を過ごしていたのです。

電話での会話が、長年の知り合いどうしのように自然に盛り上がった彼らは、数日後に会う約束をします。

直接会ってみて、お互いにますます相手のことが好きになった二人は、晴れて恋人同士に。

2004年のバレンタインデーに、ロバートがキャロラインにプロポーズし、同年8月に結婚しました。

もし、キャロラインが番号を押し間違えていなかったら、ロバートにメールが届くことは無く、二人の結婚も無かったことでしょう。

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